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気分には自分と他人の区別がつかない。

 心の仕組みについては、以前、説明しました。

 自分に、言い換えれば自意識に近いところから
 言葉のある部分
 気分のある部分
 自分では感じることができない部分
 があります。

 言葉のある部分と気分のある部分は合わせて顕在意識、自分では感じることができない部分は潜在意識と言われたりします。

 言葉にある部分で考えたことは、気分のある部分にも信号として伝わります。

 ここで大切なことは、気分のある部分のレベルでは、主語はなくなるということです。

 気分には、自分と他人の区別はつきません。

 なので、他人に対して妬みを感じ、「〇〇は不幸になれ」と願ったとしても、気分のある部分のレベルに伝わるのは、「不幸になれ」だけになります。

 そして、自分では感じられない部分まで、沈み、刻印される情報は、「不幸になれ」だけになります。

 すると潜在意識から流れる様々な信号や力は、「不幸になる」状態を目指して働いていきます。

 なので、自分の幸せを願うのであれば、自分に重きを置くのではなく、すべての幸せを願った方が、間違いが少なく潜在意識に伝わっていくということを、知っておきましょう。

 より間違いなくするのであれば、何事にも良いことだけを考えて、悪いことは考えないことをお勧めします。

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