ラグビーのブレイクダウンの大切さについて考えた音声メモの文字起こし

割引あり

いつか見やすい形でまとめます

書き起こし


[00:00.000 --> 00:03.000] ラグビーのトライのシーン
[00:03.000 --> 00:06.000] アメフトでいうタッチダウンみたいな
[00:06.000 --> 00:10.000] ボールを相手の陣地の一番後ろまで運んで
[00:10.000 --> 00:13.000] 運ぶプレーなんだけど
[00:13.000 --> 00:16.000] それって結構
[00:16.000 --> 00:19.000] ラグビーワールドカップを見た人は分かるように
[00:19.000 --> 00:22.000] 相手のタッグが
[00:22.000 --> 00:25.000] すごく強くなってくる
[00:25.000 --> 00:28.000] っていう印象があると思うけど
[00:28.000 --> 00:34.000] 高校とかすごい力の差がついた試合だと
[00:34.000 --> 00:39.000] そういうトライってむしろ少なくて
[00:39.000 --> 00:44.000] もう一番ピッチの大外れだったり
[00:44.000 --> 00:47.000] そういう試合をすると
[00:47.000 --> 00:50.000] 相手のタッグをかわして
[00:50.000 --> 00:57.000] 一番ピッチの大外で人が余っていて
[00:57.000 --> 01:00.000] でもパス一本出したらその人がトライできちゃうみたいな
[01:00.000 --> 01:04.000] それぐらい人が余っている状況が生まれるんだよね
[01:04.000 --> 01:10.000] これってそこに人がいればトライ取れちゃうから
[01:10.000 --> 01:13.000] ぶっちゃけた話
[01:13.000 --> 01:16.000] 小学生がそこにいても
[01:16.000 --> 01:19.000] そこでボールを持って
[01:19.000 --> 01:23.000] 目の前にあるトライゾーンにボールを運ぶだけってなったら
[01:23.000 --> 01:27.000] タックルを受けずにできちゃうし
[01:27.000 --> 01:32.000] この状況を作られた時点でかなり
[01:32.000 --> 01:38.000] 攻撃としてはトライを取れちゃう状況
[01:38.000 --> 01:43.000] 守備としてはその状況を作っちゃいけないっていう風になるんだけど
[01:43.000 --> 01:46.000] この外側をめちゃめちゃ余られるっていう
[01:46.000 --> 01:51.000] この状況が何で起きるのかっていうところ
[01:51.000 --> 01:55.000] 何で起きるかっていうとこれは
[01:55.000 --> 01:59.000] このゲインの一つにブレイクダウン
[01:59.000 --> 02:05.000] このゲインの大きなところにブレイクダウンがあると考えています
[02:06.000 --> 02:09.000] ラグビーにおいて
[02:09.000 --> 02:12.000] すごいクリティカルな状況
[02:12.000 --> 02:16.000] すぐにトライできるような状況を
[02:16.000 --> 02:19.000] これを
[02:20.000 --> 02:25.000] 攻撃守備が上手い下手っていうところじゃなくて
[02:25.000 --> 02:29.000] ウイングの選手とか足が速い選手とか
[02:29.000 --> 02:33.000] ブレイクダウンが上手くいってるか上手くいってないか
[02:33.000 --> 02:37.000] っていうところが関わってくるっていうのが
[02:37.000 --> 02:40.000] 一つポイントだと思います
[02:42.000 --> 02:46.000] じゃあどうやったらブレイクダウンの上手い下手が
[02:46.000 --> 02:49.000] そういう
[02:49.000 --> 02:53.000] 上手い下手ができるかどうかっていうところが
[02:53.000 --> 02:56.000] 一つポイントだと思います
[02:56.000 --> 02:59.000] どうやってブレイクダウンが
[02:59.000 --> 03:07.000] 外側に人が余られているかどうかに関係するかっていうと
[03:09.000 --> 03:12.000] それを説明するためには
[03:12.000 --> 03:21.000] まずラグビーの目的というか
[03:22.000 --> 03:26.000] ラグビーがどういうふうに動いているかっていうのを
[03:26.000 --> 03:30.000] 考える必要があると思うんだけど
[03:30.000 --> 03:35.000] ラグビーは点を取る方法としては
[03:35.000 --> 03:40.000] 基本的にはボールを前に運んで
[03:40.000 --> 03:45.000] ボールを相手陣地の一番奥のところで
[03:46.000 --> 03:51.000] 自分の味方の選手がボールを持っていれば
[03:51.000 --> 03:54.000] トライになるわけなんだよね
[03:54.000 --> 03:59.000] ちょっとそこの最後の2,30mを突破するのが厳しかった場合に
[03:59.000 --> 04:02.000] キックがあったりするけど
[04:02.000 --> 04:05.000] それは例外というか
[04:05.000 --> 04:08.000] 今は一旦考えないことにして
[04:08.000 --> 04:12.000] とりあえずボールを奥まで運べばOKっていうことなんだよね
[04:12.000 --> 04:15.000] そのためにいろんな方法があって
[04:15.000 --> 04:21.000] もちろん前にボールを投げられないスポーツラグで
[04:21.000 --> 04:26.000] 手っ取り早く前に進むためにキックを使ったりとか
[04:26.000 --> 04:29.000] キックを使って陣地を増やしたり
[04:29.000 --> 04:34.000] キックを使って相手が
[04:34.000 --> 04:38.000] そのキックしたボールを競い合って
[04:38.000 --> 04:42.000] 最終的に前に進んだ状態で前ボールにしちゃおうみたいな
[04:42.000 --> 04:45.000] そういうこともあるんだけど
[04:48.000 --> 04:52.000] ここでは相手の陣地
[04:52.000 --> 04:55.000] 残り20mぐらいまで来ていて
[04:55.000 --> 04:58.000] どうやって
[04:59.000 --> 05:02.000] ボールを
[05:03.000 --> 05:07.000] 最後の30mどうやって
[05:07.000 --> 05:11.000] 突破しようということを考えるけど
[05:11.000 --> 05:14.000] そうすると
[05:14.000 --> 05:18.000] こっちがボールを持っていて
[05:18.000 --> 05:21.000] ボールを前に運びたいと
[05:21.000 --> 05:24.000] 前に運びたいんだけど
[05:24.000 --> 05:28.000] キックをするできるような距離じゃないということなんだよね
[05:28.000 --> 05:31.000] 残り30mっていうのは
[05:31.000 --> 05:35.000] だからボールを運んでいって
[05:38.000 --> 05:44.000] キャリーで前に運んでいくというのを前提に考えてみましょう
[05:44.000 --> 05:48.000] キャリーでボールを運んでいくときに
[05:48.000 --> 05:52.000] 前に進む方法として
[05:52.000 --> 05:55.000] 何パターンかあって
[05:55.000 --> 05:59.000] それは前回ちょっとあったんだけど
[05:59.000 --> 06:03.000] 一つは質的優位性を
[06:03.000 --> 06:06.000] 生かしていくこと
[06:07.000 --> 06:12.000] 質的優位性と数的優位性で
[06:12.000 --> 06:15.000] 主に直接は
[06:15.000 --> 06:18.000] いけると思うんだよね
[06:18.000 --> 06:21.000] 質的優位性は単純に相手
[06:21.000 --> 06:24.000] 相手を待ち構えていても
[06:24.000 --> 06:27.000] その相手よりも強い力で
[06:27.000 --> 06:31.000] 相手がこっちに向かってくる力で相手を押す
[06:31.000 --> 06:34.000] そうすると
[06:34.000 --> 06:37.000] ぶつかった地点が
[06:37.000 --> 06:41.000] ゲインラインだったらそこよりも自分は前で止まることができるから
[06:41.000 --> 06:45.000] それを繰り返していればどんどんゲインラインが前に行って
[06:45.000 --> 06:49.000] 最終的にはトライができるという
[06:49.000 --> 06:52.000] そういうことになる
[06:52.000 --> 06:55.000] もう一個は
[06:55.000 --> 06:58.000] これいいのかな
[06:58.000 --> 07:01.000] 数的優位で
[07:01.000 --> 07:04.000] 3対2だったら丁寧に
[07:04.000 --> 07:10.000] 3対2だったら1人1人余っているから
[07:10.000 --> 07:14.000] サッカーみたいに一つの的を守ればいいわけじゃないから
[07:14.000 --> 07:17.000] ラグビーは
[07:17.000 --> 07:21.000] この横70mを全てカバーしていかないといけないので
[07:21.000 --> 07:24.000] 3対2で余られているから
[07:24.000 --> 07:27.000] 余られている人数
[07:27.000 --> 07:30.000] 数的不利な状況は
[07:30.000 --> 07:34.000] そのまま得点に直結しうるわけだよね
[07:36.000 --> 07:39.000] だから攻撃の方が
[07:39.000 --> 07:42.000] それを保ったまま
[07:42.000 --> 07:45.000] 空いた選手が行かせるように攻撃するし
[07:45.000 --> 07:48.000] 守備の選手は
[07:48.000 --> 07:53.000] 外の選手を使われないように
[07:54.000 --> 07:57.000] うまいこと守備をしていくわけなんだけど
[07:57.000 --> 08:01.000] そういう数的優位性があれば
[08:01.000 --> 08:04.000] そこも守ることができると
[08:04.000 --> 08:08.000] そこも前に突破することができる
[08:08.000 --> 08:11.000] だけど
[08:11.000 --> 08:14.000] 質的優位性っていうのは
[08:14.000 --> 08:17.000] ここだとちょっと
[08:17.000 --> 08:20.000] 質的優位性をどうやって出しましょうって話は
[08:21.000 --> 08:24.000] これは結構その選手の特徴だったりとか
[08:24.000 --> 08:27.000] 利点を
[08:27.000 --> 08:30.000] その選手の利点とか
[08:30.000 --> 08:33.000] 強みっていうのがもともとあった上で
[08:33.000 --> 08:36.000] その選手をどこで使いましょうって
[08:36.000 --> 08:39.000] そういう戦略は立てられると思うんだけど
[08:39.000 --> 08:42.000] そもそもそういう選手がいない場合っていうのもあるから
[08:44.000 --> 08:47.000] だから
[08:47.000 --> 08:50.000] 質的優位の話をすると
[08:50.000 --> 08:53.000] 戦略の話はできるけど
[08:53.000 --> 08:56.000] じゃあもともと相手よりも
[08:56.000 --> 09:01.000] こっちの選手が弱かった場合にどうなるのっていう話になったりとか
[09:01.000 --> 09:05.000] 相手と自分のチームがそんなに力変わらないなっていう時に
[09:05.000 --> 09:08.000] どうなるのっていう話になるので
[09:08.000 --> 09:12.000] 一旦ここでは自分のチームと相手のチームがほぼほぼ一緒で
[09:12.000 --> 09:15.000] 質的優位性は
[09:15.000 --> 09:19.000] こちらにも相手にもないっていうのを
[09:19.000 --> 09:22.000] 前提として考えます
[09:24.000 --> 09:27.000] そうなった時にさっきの話でいうと
[09:27.000 --> 09:30.000] 質的優位性を使って
[09:32.000 --> 09:37.000] 相手に対して攻めていかなければいけない
[09:37.000 --> 09:40.000] 逆に言うと
[09:40.000 --> 09:43.000] 質的優位性が自分にも相手にもないってことは
[09:43.000 --> 09:46.000] 質的優位性を作ることができれば
[09:46.000 --> 09:51.000] かなり得点のチャンスは増えるっていうことなんでね
[09:54.000 --> 09:59.000] じゃあその質的優位性をどうやって作るかっていうことなんだけど
[09:59.000 --> 10:02.000] 一個は
[10:02.000 --> 10:06.000] 一個は片側に人を寄せて
[10:06.000 --> 10:10.000] アンバランスな状態にして質的優位性を生かすっていうのは一個ありで
[10:10.000 --> 10:14.000] これはちょっと奇襲作戦じゃないんだけど
[10:14.000 --> 10:17.000] それに近いかなっていうところで
[10:17.000 --> 10:22.000] 大体左右に攻撃の選手が並んでいるときに
[10:22.000 --> 10:26.000] 守備の選手もそこに並んでいるときに
[10:26.000 --> 10:29.000] 相手の攻撃を受けたり
[10:29.000 --> 10:32.000] 守備の選手が並んでいるときに
[10:32.000 --> 10:36.000] 守備の選手もそこに合わせて並べることになると思うんだけど
[10:36.000 --> 10:41.000] そこを瞬間的にアンバランスな状態を作る
[10:41.000 --> 10:45.000] っていうのは一個あるのかなと思います
[10:45.000 --> 10:49.000] これは局所的には使えるかもしれないけど
[10:52.000 --> 10:55.000] どうなんだろう
[10:55.000 --> 11:00.000] どんどんやっていくことで対策はされていくと思う
[11:00.000 --> 11:03.000] 対策されたところで
[11:03.000 --> 11:06.000] 例えば右側にめっちゃ人をかけるみたいなことをすると
[11:06.000 --> 11:12.000] 今度相手はその右側に守備の選手を当てて守ってくるってことになるよね
[11:12.000 --> 11:18.000] そうすると今度逆に左側が開くから左側を進めるみたいなことになっていくと
[11:18.000 --> 11:23.000] 結局元に戻ってくるみたいなところで
[11:23.000 --> 11:26.000] ここは結構
[11:28.000 --> 11:31.000] 真っ直ぐに対応できる
[11:31.000 --> 11:34.000] ここも出的優位性が
[11:34.000 --> 11:37.000] こっちにも相手にもないとすると
[11:37.000 --> 11:40.000] こちらが仕掛けた時点で
[11:40.000 --> 11:43.000] こちらが仕掛けているからある程度も
[11:43.000 --> 11:46.000] こっちの方が時間は一瞬
[11:46.000 --> 11:49.000] 少しはリードできると思うんだよね
[11:49.000 --> 11:51.000] 相手より早くアクションを起こせる
[11:51.000 --> 11:54.000] そこの優位性は活かせるけど
[11:54.000 --> 11:57.000] それがどれくらい大きいのかっていう話で
[12:02.000 --> 12:05.000] それを継続的に行って
[12:05.000 --> 12:09.000] ちょっとずつ優位を生み出していこうっていうのはありだと思うんだよね
[12:09.000 --> 12:13.000] ただそれを一発でそこでトライを取り切るっていうことになると
[12:15.000 --> 12:20.000] 前提としてこっちと向こうの出的優位性が
[12:21.000 --> 12:25.000] ほぼほぼ一緒って時にはそこはあまり活かせない
[12:26.000 --> 12:28.000] っていうことになるかな
[12:29.000 --> 12:31.000] 今ちょっと話で積み重ねて
[12:31.000 --> 12:34.000] 優位性をちょっとずつ出していくっていう話があったんだけど
[12:35.000 --> 12:38.000] まさにやりたいこととしては
[12:38.000 --> 12:43.000] その優位性を少しずつ組み立てて
[12:43.000 --> 12:49.000] 積み上げてトライを取っていくってことをしたいんだよね
[12:51.000 --> 12:54.000] そのためにブレイクダウンっていうのがあって
[12:55.000 --> 12:57.000] ブレイクダウンっていうのは
[12:57.000 --> 12:59.000] 本当プレーとプレーの合間
[12:59.000 --> 13:01.000] プレーっていうのを
[13:02.000 --> 13:04.000] スクラムハーフがボールを出して
[13:04.000 --> 13:07.000] そこからアタックしていくことっていう
[13:07.000 --> 13:12.000] ボールを繋いでパスをして走ってっていうのをプレーとするなら
[13:12.000 --> 13:13.000] だけど
[13:15.000 --> 13:17.000] そのボールアウトのプレーと
[13:17.000 --> 13:19.000] ブレイクダウンと分けた時の
[13:19.000 --> 13:21.000] そのボールアウトのプレーを
[13:22.000 --> 13:24.000] 繋ぐっていうのが
[13:25.000 --> 13:27.000] ブレイクダウンになるんだよね
[13:28.000 --> 13:33.000] だからいわばブレイクダウンは関節のような役割をしていて
[13:34.000 --> 13:37.000] この関節が弱いと
[13:38.000 --> 13:43.000] もう次のボールアウトまで繋がらないし
[13:44.000 --> 13:47.000] 繋がったとしてもすごい貧弱で
[13:47.000 --> 13:49.000] 可動域の狭い
[13:49.000 --> 13:51.000] 選択肢の狭いものになってしまう
[13:51.000 --> 13:54.000] 逆にこの関節が強かったり
[13:54.000 --> 13:58.000] しなやかにいろんな可能性を残してくれれば
[13:58.000 --> 14:01.000] その後のプレーの選択肢も増えるし
[14:01.000 --> 14:03.000] その後のプレーをかなり
[14:04.000 --> 14:08.000] ボールを失いづらい形で行うことができて
[14:08.000 --> 14:12.000] それは最終的にすごい大きな力を生むことに
[14:12.000 --> 14:14.000] なるんだよね
[14:17.000 --> 14:23.000] 具体的にブレイクダウンがどういう要素であるかというのを考えると
[14:23.000 --> 14:26.000] まずタックル
[14:26.000 --> 14:28.000] ブレイクダウンというのは基本的には
[14:28.000 --> 14:31.000] タックルされた人が一人いて
[14:31.000 --> 14:35.000] それを奪い合う攻撃と守備の選手が
[14:35.000 --> 14:37.000] 一人以上いる状態
[14:37.000 --> 14:41.000] だから奪い合っているという状態がブレイクダウン
[14:41.000 --> 14:43.000] なんだけど
[14:44.000 --> 14:48.000] ここで攻撃の選手の狙いとしては
[14:49.000 --> 14:51.000] もちろんボールを守ること
[14:51.000 --> 14:54.000] ボールを守って次の攻撃を行うこと
[14:54.000 --> 14:56.000] というのが目的にあって
[14:57.000 --> 15:02.000] 理想としてはそれをクリーンな状態と言うんだけど
[15:02.000 --> 15:09.000] 守備の選手にボールを取られたりする心配が全くなく
[15:09.000 --> 15:11.000] 行えること
[15:12.000 --> 15:14.000] さらに理想を言えば
[15:15.000 --> 15:17.000] 次の攻撃をするときに
[15:17.000 --> 15:22.000] 守備の選手からの脅威がない状態で
[15:22.000 --> 15:25.000] ボールを出せればさらにいい
[15:27.000 --> 15:29.000] だから守備の選手って普通は
[15:29.000 --> 15:34.000] ボールを出したときに迎え合ってくると思うんだよね
[15:34.000 --> 15:37.000] ただそんな状態なのに
[15:40.000 --> 15:42.000] こっちが前に向かっているとしたら
[15:42.000 --> 15:46.000] 守備の選手はこっちに向かってくるはずなのに
[15:46.000 --> 15:48.000] なぜか攻撃してきたこっちに対して
[15:48.000 --> 15:52.000] 守備の選手が後ろを向いて
[15:52.000 --> 15:56.000] 尻尾を巻いて逃げているみたいな状況になれば
[15:56.000 --> 15:59.000] ベストということなんだよね
[16:00.000 --> 16:03.000] 本当にそんなことが起きるのかということなんだけど
[16:03.000 --> 16:05.000] じゃあ守備の選手は
[16:05.000 --> 16:07.000] そこを考えるたびに
[16:07.000 --> 16:12.000] 守備の選手はどういう目標を持って
[16:12.000 --> 16:15.000] プレーすればいいかというのを考えていきましょう
[16:15.000 --> 16:17.000] 守備の選手は
[16:19.000 --> 16:23.000] ブレークダウンに参加する目的としては
[16:24.000 --> 16:27.000] これは理想から言った方が早くて
[16:27.000 --> 16:30.000] 理想はボールを奪うこと
[16:30.000 --> 16:34.000] もしくはボールを攻撃の選手が出せない状態にして
[16:34.000 --> 16:37.000] 反則をもらうこと
[16:37.000 --> 16:40.000] これが目標にあって
[16:40.000 --> 16:44.000] 要は相手の攻撃権を奪うということだよね
[16:44.000 --> 16:48.000] それがもしできない場合は
[16:48.000 --> 16:52.000] 相手の攻撃を遅らせる
[16:52.000 --> 16:56.000] ボールが出るのを少しでも遅らせる
[16:56.000 --> 16:59.000] 最悪
[16:59.000 --> 17:02.000] それができなくていいから
[17:02.000 --> 17:06.000] ボールを奪ったり遅らせるのができなくていいから
[17:06.000 --> 17:09.000] 次の攻撃が始まったときに
[17:09.000 --> 17:13.000] 守備の選手がきっちりセットできているといいね
[17:13.000 --> 17:16.000] その守備の準備をちゃんとしましょうね
[17:16.000 --> 17:18.000] ということになるんだよね
[17:18.000 --> 17:21.000] この場合はさっき言ったブレークダウンの定義から外れて
[17:24.000 --> 17:26.000] ボールを
[17:26.000 --> 17:29.000] ブレークダウンの定義から外れて
[17:29.000 --> 17:31.000] ボールを奪い合っているのがブレークダウンだから
[17:31.000 --> 17:34.000] しべれ選手はブレークダウンには参加しない
[17:34.000 --> 17:37.000] しべれ選手は奪いに行かないけど
[17:37.000 --> 17:40.000] その代わり
[17:40.000 --> 17:42.000] 次の守備に備えると
[17:42.000 --> 17:44.000] ボールを奪いに行くということは
[17:44.000 --> 17:46.000] 一人分だけ
[17:46.000 --> 17:49.000] ラインに行って横に並んでね
[17:49.000 --> 17:52.000] 攻撃の選手を待ち構えるところに
[17:52.000 --> 17:55.000] 人を避けなくなるわけだから
[17:55.000 --> 17:57.000] だから
[17:57.000 --> 17:59.000] ブレークダウンに人を置かない代わりに
[17:59.000 --> 18:01.000] ラインの人を増やして
[18:01.000 --> 18:03.000] 相手からの攻撃に備えるということも
[18:03.000 --> 18:06.000] しべれ選手はできるようになってくる
[18:06.000 --> 18:09.000] ということなんだよね
[18:09.000 --> 18:11.000] 今2つね
[18:11.000 --> 18:14.000] 攻撃と守備の目標があって
[18:14.000 --> 18:16.000] 攻撃は
[18:16.000 --> 18:18.000] 攻撃を
[18:18.000 --> 18:19.000] 繋いでいくこと
[18:19.000 --> 18:21.000] 理想としては
[18:21.000 --> 18:24.000] 攻撃に有意な状況で
[18:24.000 --> 18:27.000] 次の攻撃を始めるために
[18:27.000 --> 18:29.000] ブレークダウンをするし
[18:29.000 --> 18:30.000] 守備としては
[18:30.000 --> 18:32.000] その攻撃権を奪うために
[18:32.000 --> 18:33.000] 守備をするという
[18:33.000 --> 18:36.000] そういう関係にあるんでね
[18:38.000 --> 18:41.000] これをどうやって
[18:46.000 --> 18:48.000] この思惑というのが
[18:48.000 --> 18:49.000] それぞれブレークダウンの
[18:49.000 --> 18:52.000] 1個1個の要素において
[18:52.000 --> 18:56.000] どういう風に
[18:56.000 --> 18:59.000] 捉えているかというところなんだけど
[18:59.000 --> 19:01.000] まずブレークダウンの始まりとしては
[19:01.000 --> 19:04.000] タックルだよね
[19:04.000 --> 19:06.000] 攻撃の選手がボールを持っていて
[19:06.000 --> 19:07.000] それに対して
[19:07.000 --> 19:10.000] 守備の選手がタックルしに行って
[19:10.000 --> 19:12.000] その選手を倒して
[19:12.000 --> 19:14.000] 流れとしてはその選手を倒して
[19:14.000 --> 19:18.000] そこからボールの奪い合いが始まって
[19:18.000 --> 19:20.000] 攻撃の選手がそのボールを確保できたら
[19:20.000 --> 19:22.000] 次の攻撃が始まるし
[19:22.000 --> 19:23.000] 守備の選手が
[19:23.000 --> 19:25.000] 攻撃を奪うことができたら
[19:25.000 --> 19:30.000] 守備の攻撃が始まるという感じなんだけど
[19:30.000 --> 19:32.000] とりあえずタックル
[19:32.000 --> 19:34.000] タックルも
[19:34.000 --> 19:37.000] タックルがまず起きますと
[19:37.000 --> 19:39.000] この時に守備にとって
[19:39.000 --> 19:41.000] いいタックルというのは何かというと
[19:41.000 --> 19:44.000] ナイスタックルというのは何かというと
[19:44.000 --> 19:47.000] 相手を
[19:47.000 --> 19:50.000] 相手が向かってきた方向に
[19:50.000 --> 19:52.000] 押し倒すタックル
[19:52.000 --> 19:56.000] だから跳ね返すタックルと言った方がいいかな
[19:56.000 --> 19:59.000] 相手を跳ね返すことができれば
[19:59.000 --> 20:02.000] それはめちゃめちゃいいタックル
[20:02.000 --> 20:05.000] 攻撃の選手は
[20:05.000 --> 20:08.000] 抜くことができればベストなんだけど
[20:08.000 --> 20:11.000] タックルをされた時というのを考えると
[20:11.000 --> 20:13.000] 相手の守備というのは
[20:13.000 --> 20:16.000] タックルしてきた選手に食い込むような
[20:16.000 --> 20:18.000] タックルが
[20:18.000 --> 20:21.000] そういうようなコンタクト
[20:21.000 --> 20:25.000] ぶつかりができればいいと言われていて
[20:29.000 --> 20:30.000] だから
[20:30.000 --> 20:32.000] 要は跳ね返されないで
[20:32.000 --> 20:35.000] 相手のタックルの隙間に入り込んで
[20:35.000 --> 20:37.000] ねじ込んでいくような
[20:37.000 --> 20:39.000] 攻撃ができればいいなと
[20:39.000 --> 20:42.000] これは何でかということなんだけど
[20:42.000 --> 20:45.000] タックルをまず
[20:45.000 --> 20:48.000] タックルをされた後の
[20:48.000 --> 20:51.000] 奪い合いのところに関係していくんだよね
[20:51.000 --> 20:53.000] いいタックルができれば
[20:53.000 --> 20:56.000] その奪い合いでも有意になるし
[20:56.000 --> 20:58.000] 悪いタックルだと
[20:58.000 --> 21:01.000] その奪い合いのところで不利になるというか
[21:01.000 --> 21:03.000] そういうタックルができれば
[21:03.000 --> 21:06.000] 相手の守備ができるようになるんだよね
[21:06.000 --> 21:09.000] その奪い合いのところで不利になるというか
[21:09.000 --> 21:12.000] 多分ボールを奪うことがかなり難しくなるんだけど
[21:13.000 --> 21:15.000] いいタックルをしたときに
[21:15.000 --> 21:17.000] 何が起きるかというと
[21:18.000 --> 21:19.000] ボールが
[21:19.000 --> 21:22.000] タックルされた選手がいます
[21:24.000 --> 21:26.000] それまで攻撃と守備は
[21:26.000 --> 21:30.000] ラインのように一列になって
[21:30.000 --> 21:33.000] お互い攻撃守備していることが多くて
[21:34.000 --> 21:37.000] その状況でタックルが起きると
[21:37.000 --> 21:41.000] そのタックルが起きたところに対して
[21:41.000 --> 21:44.000] ラインの一部だったりとか
[21:44.000 --> 21:47.000] その前までのスクラムだったり
[21:47.000 --> 21:49.000] その前のブレイクダウンで
[21:49.000 --> 21:51.000] 残っていた選手とかが
[21:51.000 --> 21:55.000] 横からサポートに来てくれるんだよね
[21:59.000 --> 22:01.000] そのときに
[22:02.000 --> 22:05.000] ボールの奪い合いに参加するんだけど
[22:05.000 --> 22:08.000] その参加条件というのがあって
[22:08.000 --> 22:14.000] それが自分の陣地の後ろから
[22:14.000 --> 22:17.000] 入らなきゃいけないというのがあるんだよね
[22:17.000 --> 22:18.000] だから
[22:19.000 --> 22:21.000] タックルが起きた時点で
[22:21.000 --> 22:24.000] そのタックルを奪い合うポイントというのは
[22:24.000 --> 22:26.000] 自分の真横にあったら
[22:26.000 --> 22:29.000] 最短距離で行ったら
[22:29.000 --> 22:32.000] そこに真横から突っ込むというのが
[22:32.000 --> 22:35.000] 一番手っ取り早く見えちゃうんだけど
[22:35.000 --> 22:37.000] それはやっちゃいけなくて
[22:37.000 --> 22:40.000] 後ろから回り込んで入らなきゃいけないんだよね
[22:40.000 --> 22:43.000] そういうラグビーのルールがあって
[22:43.000 --> 22:49.000] さっき何で跳ね返せるタックルをするといいと言ったかというと
[22:49.000 --> 22:53.000] 守備にとっては跳ね返すタックルをすれば
[22:53.000 --> 22:56.000] その跳ね返した時点で
[22:57.000 --> 23:01.000] 自分の守備のラインよりも前に行くことができるから
[23:01.000 --> 23:04.000] 守備の選手は一回後ろに回り込むことなく
[23:04.000 --> 23:08.000] ほぼ横から斜めに入るように
[23:08.000 --> 23:13.000] タックルのポイントに奪い合いに参加することができるし
[23:13.000 --> 23:19.000] 攻撃側は逆に自分たちのラインよりも後ろに行くから
[23:19.000 --> 23:22.000] 本来でも
[23:22.000 --> 23:25.000] 本来自分と同じ高さのところで
[23:25.000 --> 23:29.000] ブレイクダウンが始まった場合でも
[23:29.000 --> 23:32.000] ちょっと後ろに下がって入らなきゃいけないのに
[23:32.000 --> 23:35.000] さらにその後ろで起きるとなると
[23:35.000 --> 23:38.000] さらに後ろに戻ってその奪い合いに入らなきゃいけない
[23:38.000 --> 23:43.000] というところでかなり奪い合いに参加するまでの
[23:43.000 --> 23:48.000] 時間のラグっていうのが生まれるんでね
[23:48.000 --> 23:55.000] だからここでかなり差がついてというところになります
[23:55.000 --> 23:59.000] 攻撃側でいうとそれは
[23:59.000 --> 24:06.000] 逆のタックルがうまくいかなかった場合を考えると
[24:06.000 --> 24:10.000] 今度は攻撃側が有利になって
[24:10.000 --> 24:15.000] 守備側はその奪い合いに参加するのが遅れるから
[24:15.000 --> 24:18.000] 奪い合いが不利になるというところ
[24:18.000 --> 24:23.000] その前に
[24:23.000 --> 24:26.000] この話をする前に
[24:26.000 --> 24:32.000] どうやって守備側が攻撃を奪うことができるかというと
[24:32.000 --> 24:34.000] 一個はジャッカルというもので
[24:34.000 --> 24:37.000] ジャッカルというのは
[24:37.000 --> 24:43.000] それは守備側がタックルしてそのままボールを奪うということ
[24:43.000 --> 24:49.000] タックルされた選手はタックルされたらボールを離さなきゃ
[24:49.000 --> 24:52.000] ワンアクションした後に離さなきゃいけないから
[24:52.000 --> 24:55.000] ワンアクションの間にできるだけ守備の選手よりも
[24:55.000 --> 25:00.000] 遠い場所に体を伸ばしてボールを置いておくと
[25:03.000 --> 25:06.000] ボールを伸ばして置いておいて
[25:06.000 --> 25:12.000] そのうちにボールを離すということをするんでね
[25:12.000 --> 25:14.000] それをした後に
[25:14.000 --> 25:19.000] そこで守備の選手はその状態になったらボールを取っていいわけなんだけど
[25:20.000 --> 25:24.000] 取っていいんだけど
[25:24.000 --> 25:31.000] それは相手の中にそのボールを奪い合いに来る選手が一人もいなければ
[25:31.000 --> 25:34.000] ボールを奪っていいということになっているんだよね
[25:34.000 --> 25:41.000] だから相手の選手を倒して相手がワンアクションして
[25:41.000 --> 25:44.000] ワンアクションのくだりはいらないから
[25:44.000 --> 25:49.000] 相手を倒してすぐだったらボールを奪うことができる
[25:49.000 --> 25:51.000] これがジャックル
[25:51.000 --> 26:00.000] もう一個はタックルしてすぐ相手の攻撃の選手もいて
[26:00.000 --> 26:03.000] だから守備の選手がボールを奪いに行こうとしたけど
[26:03.000 --> 26:08.000] 相手の攻撃の選手も入ってきて奪い合いが起きた状態
[26:08.000 --> 26:11.000] これがラックになるんだけど
[26:11.000 --> 26:14.000] ラックになった時
[26:14.000 --> 26:17.000] 守備の選手は
[26:17.000 --> 26:20.000] ラックになるとラックの状態で
[26:20.000 --> 26:24.000] 例えば相手の選手がそこにボールがあるからと言って
[26:24.000 --> 26:28.000] 手で取りに行くとこれはもう反則になるんだよね
[26:28.000 --> 26:32.000] それはやっちゃいけない反則で
[26:32.000 --> 26:37.000] その状況ではボールを取りに行ってジャックルしたって言っても
[26:37.000 --> 26:42.000] それはもう反則なわけですよ
[26:44.000 --> 26:48.000] なのでその場合どうするかというと
[26:48.000 --> 26:54.000] そこはちょっと押し合いというか
[26:54.000 --> 26:59.000] 相手の奪い合いに来た選手を
[26:59.000 --> 27:02.000] 押して
[27:05.000 --> 27:09.000] 置いてあるボールを自分たちよりも
[27:09.000 --> 27:14.000] 自分たちの押し合った時に
[27:14.000 --> 27:23.000] 自分たちよりもボールを自分たちの側に引き込むということなんだよね
[27:23.000 --> 27:27.000] ボールを直接手前に動かすことができないから
[27:27.000 --> 27:33.000] 自分たちがその押し合いに勝って前に行くということをします
[27:33.000 --> 27:37.000] それでその押し合いに勝って前に行けば
[27:37.000 --> 27:39.000] そのボールを確保することができると
[27:39.000 --> 27:42.000] それで守備、攻撃を奪うことができます
[27:42.000 --> 27:45.000] ということの2つがあって
[27:48.000 --> 27:54.000] というところで今言ったタックルがうまくいくと
[27:54.000 --> 28:00.000] 守備は有利になってみたいな話があるんだけど
[28:00.000 --> 28:06.000] 最初に言っていた簡単にタックルが生まれてしまう状況があるんだけど
[28:06.000 --> 28:11.000] これはどういうふうに起きるかということを今考えていきます
[28:14.000 --> 28:21.000] これは正直ブレイクダウンだけの問題じゃなかったりもするんだけど
[28:22.000 --> 28:24.000] 内側から
[28:26.000 --> 28:31.000] そもそもラインが1人だけしか生まれていて
[28:31.000 --> 28:35.000] そこでの追い方がうまくできていないという場合もあるんだけど
[28:35.000 --> 28:38.000] ブレイクダウンでの失敗というところ
[28:38.000 --> 28:44.000] ブレイクダウンでの優位性というところに関係して考えると
[28:44.000 --> 28:46.000] ブレイクダウンで
[28:52.000 --> 28:54.000] そうだから
[28:56.000 --> 28:58.000] これはタックルを
[29:00.000 --> 29:03.000] これは良いタックルでも悪いタックルでもなくて
[29:03.000 --> 29:06.000] イーブンなタックルだとして
[29:06.000 --> 29:13.000] お互いポイントにちょっと回り込んで入り込まなければいけない
[29:13.000 --> 29:18.000] タックルポイントにちょっと入り込んで回り込まなければいけない
[29:18.000 --> 29:22.000] その奪い合いも成立している状態
[29:22.000 --> 29:27.000] だから周辺の選手がそのボールを奪い取るには
[29:27.000 --> 29:30.000] この前にいる小木の選手を
[29:30.000 --> 29:32.000] 押し切らなければいけない
[29:32.000 --> 29:36.000] もしくは相手の選手に反則をしてもらうように
[29:36.000 --> 29:39.000] プレッシャーを当たらなければいけない
[29:40.000 --> 29:44.000] 今回は反則のことは抜きにして考えるから
[29:44.000 --> 29:50.000] 相手を押し切らなければいけないというところを考えます
[29:50.000 --> 29:53.000] ただ前提として
[29:53.000 --> 29:57.000] この状況こういうタックルのフェーズが何回も続けば
[29:57.000 --> 30:01.000] お互い質的な優位性というのはないので
[30:01.000 --> 30:04.000] この状況が何回も何回も続けば
[30:04.000 --> 30:15.000] どちらもゲインが0mのまま横に移動するだけで
[30:15.000 --> 30:18.000] 縦には移動しないというふうに考えます
[30:20.000 --> 30:26.000] ここでどうやってブレイクダウンに参加していくかということになるんだけど
[30:28.000 --> 30:32.000] 小石川としては
[30:34.000 --> 30:37.000] イーブンな状況だから
[30:40.000 --> 30:47.000] 相手と同じだけの選手をブレイクダウンに
[30:47.000 --> 30:53.000] 小石川の絶対的な条件としては
[30:53.000 --> 30:58.000] 相手と同じだけのボールを守ること
[30:58.000 --> 31:03.000] ボールを次にちゃんと出すことというのがあって
[31:05.000 --> 31:11.000] ボールをちゃんと出せないとどうなるか
[31:11.000 --> 31:15.000] ちゃんと出すってどういうことみたいな話もしたいんだけど
[31:15.000 --> 31:26.000] 一旦ボールをちゃんと出さないとどういうことになるかという話をしたいんだけど
[31:26.000 --> 31:34.000] ボールをちゃんと出したときに
[31:56.000 --> 32:10.000] ちゃんとボールを出せると
[32:10.000 --> 32:15.000] ちゃんとボールを出すというのが目標にあるんだけど
[32:15.000 --> 32:19.000] ちゃんとボールを出せば
[32:20.000 --> 32:24.000] ちゃんとボールを出すと
[32:24.000 --> 32:26.000] まあいいんだよね
[32:26.000 --> 32:32.000] 守備としてはそれをできれば防ぎたいけど
[32:32.000 --> 32:38.000] そうじゃなかったら次の攻撃に備えたいというところ
[32:38.000 --> 32:42.000][32:48.000 --> 32:52.000] ただ守備としては
[32:52.000 --> 33:01.000] このブレイクダウンにプレッシャーがなさすぎると
[33:01.000 --> 33:08.000] タックルポイントの上だったり横のところ
[33:08.000 --> 33:12.000] それは大丈夫かな
[33:12.000 --> 33:20.000] 近場を攻められるというのはタックルポイントに人いなくても起きることだから
[33:20.000 --> 33:23.000] そこは大丈夫か
[33:23.000 --> 33:33.000] ただ守備としてはそこにプレッシャーをかけないと
[33:33.000 --> 33:42.000] いつまで経ってもボールを奪う可能性がなくなるから
[33:42.000 --> 33:51.000] ラインのディフェンスがうまいこと守備をしてくれるというのに耐えることになるんだよね
[33:51.000 --> 34:01.000] ラインのディフェンスがかなり強いとか安心できるということだったら守備を守れるんだけど
[34:01.000 --> 34:05.000] それはリスクがあると
[34:05.000 --> 34:11.000] いくら安心できるといっても
[34:11.000 --> 34:21.000] ラインも何列も特に地震に深く攻められた場合って何列も守備のラインを引けるわけじゃないから
[34:21.000 --> 34:28.000] セキュリティとしては一発抜けられたらもうおしまいという状況で
[34:28.000 --> 34:31.000] 結構怖いわけよ
[34:31.000 --> 34:38.000] その前の事前にその前の段階で関節を立てておきたいというか
[34:38.000 --> 34:43.000] その前のブレイクダウンで勝ってしまって
[34:43.000 --> 34:51.000] 守備を、こういう辺を奪還したいというのが狙いとしてあるんでね
[34:51.000 --> 34:58.000] そこで
[34:58.000 --> 35:03.000] そうだね、だからそこでラックに入っていくんだけどそこが
[35:03.000 --> 35:08.000] まずラックの人の入れ方が
[35:08.000 --> 35:13.000] ダメだったらっていうのもあるし
[35:13.000 --> 35:17.000] それはかなり
[35:17.000 --> 35:22.000] 最初の例で出した攻撃
[35:23.000 --> 35:31.000] 力の強いチームがじゃあなんでそういう状況で外めっちゃ待って勝つことが多いかっていうと
[35:31.000 --> 35:37.000] 守備の方はどうだろうな
[35:37.000 --> 35:48.000] だから攻撃の選手はもう一人で守備の選手二人のボールの奪い合いに勝てちゃうみたいな状況があったりすると
[35:49.000 --> 35:52.000] 攻撃の側がどんどん有利になって
[35:52.000 --> 35:57.000] 攻撃一人に対して守備の選手二人使ってるわけだから
[35:57.000 --> 36:02.000] どんどん内側削れていって
[36:06.000 --> 36:12.000] 内側削れたら守備の原則として内側からどんどん詰めていかなければいけないから
[36:13.000 --> 36:17.000] 内側どんどん詰めていった結果外側がめちゃめちゃ余ってしまって
[36:17.000 --> 36:22.000] 外側使われて捕らえされるっていうのがあるわけなんだよね
[36:27.000 --> 36:31.000] それはかなり差がある状態だとこういうことが起きますと
[36:31.000 --> 36:36.000] 最初に言ったことの説明に一応なっているんだけど
[36:36.000 --> 36:43.000] 力の関係が近いときにどういう風にそれを起こすかっていうのは今度大事になってくると思うんだよね
[36:45.000 --> 36:53.000] 力の関係がある程度ある状況だったら簡単にそういうブレイクダウンでの差っていうのを起こせるんだけど
[36:53.000 --> 37:00.000] そうじゃないときに攻撃側がどうやってそのブレイクダウンで差を作ることができるかっていうと
[37:00.000 --> 37:07.000] それは前回話したポットの考え方になってきて
[37:09.000 --> 37:13.000] それはどういう優位性を使うかっていうと
[37:13.000 --> 37:20.000] 位置的優位性っていうのを考え方としては使うことになります
[37:21.000 --> 37:28.000] 位置的優位性っていうのは簡単に言うとそこにいるっていうことの優位さを使う
[37:29.000 --> 37:32.000] 位置的エネルギーとかって言葉あるけど
[37:32.000 --> 37:39.000] 位置的エネルギーって例えば100メートル高いところにいれば
[37:39.000 --> 37:44.000] もうそこにいるっていうことがすでにエネルギーがあるんだよね
[37:45.000 --> 37:50.000] そこにいるってことにすでに価値があってパワーがあるから
[37:52.000 --> 37:54.000] そこに価値があると
[37:55.000 --> 38:02.000] 位置的優位性っていうのもそのポジションにいるっていうことが価値があるんでね
[38:11.000 --> 38:15.000] ポットの考え方で言うとピッチの
[38:18.000 --> 38:21.000] 左右に選手を散りばめておいて
[38:21.000 --> 38:24.000] ユニットっていう選手の塊
[38:24.000 --> 38:28.000] 小さいチーム サブユニットみたいな
[38:28.000 --> 38:34.000] 小さいチームを3,4人ぐらいのグループを散りばめておいて
[38:36.000 --> 38:42.000] そこにそれぞれのグループに振ると
[38:44.000 --> 38:47.000] そこに振って攻めてもらうと
[38:47.000 --> 38:51.000] それを左右どんどん振っていってってことをするわけね
[38:52.000 --> 38:54.000] 守備としては
[38:59.000 --> 39:01.000] まずこれいろんな
[39:04.000 --> 39:06.000] ことが考えられるんだけど
[39:06.000 --> 39:09.000] まずポットを考えるときに
[39:11.000 --> 39:15.000] その一グループにだいたいフォアの選手と
[39:15.000 --> 39:18.000] バックスの選手両方いうことになるんだけど
[39:19.000 --> 39:28.000] その中でバックスの選手がボールを受け取ってキャリーしてタックルされて
[39:28.000 --> 39:34.000] フォアの選手がボールの側に参加するとするじゃん
[39:34.000 --> 39:37.000] そうすると守備側の選手って
[39:37.000 --> 39:40.000] 結構その外側、オーソドとかになってくると
[39:41.000 --> 39:43.000] 攻撃の選手を
[39:46.000 --> 39:50.000] バックスの選手を置かないと
[39:53.000 --> 39:56.000] オーソドを走り抜けられちゃったりとか
[39:57.000 --> 40:00.000] 守備範囲が大きくなるんですよ、その外側に行くと
[40:00.000 --> 40:04.000] そこをカバーするたびに足が速い選手が付くことが多くて
[40:04.000 --> 40:08.000] そうなると必然的にバックスの選手が多くなる
[40:09.000 --> 40:13.000] というところで結構そこにフォアドの選手を当てると
[40:13.000 --> 40:16.000] そこにミスマッチが起きやすくなるんでね
[40:19.000 --> 40:20.000] だから
[40:21.000 --> 40:23.000] フォアド選手が多いときに
[40:24.000 --> 40:26.000] フォアド選手が多いときに
[40:26.000 --> 40:28.000] ミスマッチが起きやすくなるんでね
[40:30.000 --> 40:32.000] そこのミスマッチを
[40:34.000 --> 40:35.000] 生かせば
[40:37.000 --> 40:39.000] ブレイクダウンで有利になる
[40:39.000 --> 40:43.000] ブレイクダウンでボールの倍が起きたときに
[40:43.000 --> 40:46.000] 力で勝ちやすくなる、フォアド対バックスだから
[40:46.000 --> 40:47.000] というところで
[40:48.000 --> 40:51.000] チーム全体で見たときの質的な有利性っていうのは
[40:52.000 --> 40:54.000] 一緒っていうふうに仮定するんだけど
[40:54.000 --> 40:59.000] 格闘技なんでポジションによって得意不得意があるから
[41:03.000 --> 41:05.000] そこのデコボコをうまく合わせたときに
[41:08.000 --> 41:10.000] 相手の苦手な
[41:12.000 --> 41:14.000] 相手の得意ではないところに
[41:14.000 --> 41:18.000] 得意ではない大外の選手のパワーっていうところに
[41:18.000 --> 41:22.000] こっちの得意なフォアドの選手のパワーっていうのを
[41:22.000 --> 41:24.000] 当てることができるんだよ
[41:24.000 --> 41:28.000] そこの有利性を作ることで
[41:29.000 --> 41:32.000] そこの質的有利性っていうのを作ることができて
[41:34.000 --> 41:35.000] 最終的に
[41:36.000 --> 41:37.000] 前進を
[41:38.000 --> 41:42.000] あそこでブレイクダウンの有利性っていうのを作ることができる
[41:52.000 --> 41:53.000] 守備としては
[41:54.000 --> 41:55.000] それをすることによって
[41:56.000 --> 42:01.000] 攻撃としてはそれをすることで簡単にボールを確保できるようになって
[42:01.000 --> 42:04.000] ボールを確保することができれば
[42:05.000 --> 42:08.000] 次の攻撃早くできるわけだよね
[42:08.000 --> 42:10.000] 次の攻撃早くできるってことは
[42:10.000 --> 42:15.000] 守備の選手が揃う前に攻撃ができる
[42:15.000 --> 42:18.000] 例えば最初の段階でまだ守備の選手
[42:18.000 --> 42:22.000] 最初にアタックしました
[42:22.000 --> 42:24.000] タックルされました
[42:25.000 --> 42:27.000] タックルされて
[42:27.000 --> 42:30.000] ただブレイクダウンはこっちが強いから
[42:30.000 --> 42:34.000] 攻撃側がしっかりガッチリやります
[42:34.000 --> 42:38.000] その間に守備の選手は内側からどんどん詰めていきます
[42:39.000 --> 42:45.000] その内側が詰めている途中ぐらいにボールが出て
[42:45.000 --> 42:49.000] 守備ができた人はバーッと前に出て
[42:49.000 --> 42:55.000] そうじゃない人はやや前進ぐらいでバーッと前に出て
[42:56.000 --> 42:59.000] そこでまたタックルが起きました
[42:59.000 --> 43:01.000] 今度はちょっと
[43:01.000 --> 43:05.000] 攻撃の選手はやや食い込むことができて
[43:05.000 --> 43:08.000] 守備の選手はちょっと後ろに回り込まなければいけない
[43:09.000 --> 43:12.000] そこでまたブレイクダウンが起きるんだけど
[43:12.000 --> 43:18.000] またこっちの選手の方がやや食い込めていることもあるし
[43:18.000 --> 43:21.000] ポジション的な優位性とかもあって
[43:21.000 --> 43:28.000] そこでまたブレイクダウンでも勝ちました
[43:28.000 --> 43:31.000] またさらに早く出します
[43:31.000 --> 43:33.000] そうなると今度は
[43:33.000 --> 43:39.000] さっきのシーンで守備セットしきれなかった選手って言うのもいたと思うんだけど
[43:39.000 --> 43:42.000] その選手がまた遅れますと
[43:42.000 --> 43:48.000] それ以外にもさっきは遅れてなかったけど今回は遅れる人がいますみたいなところで
[43:48.000 --> 43:50.000] また遅れが出て
[43:50.000 --> 43:53.000] 次の攻撃でまた食い込んでみたいな
[43:53.000 --> 43:59.000] どんどん正のポジティブな循環が生まれていくと思うんだよね
[44:00.000 --> 44:03.000] そこでそれをどんどん積み重ねていけば
[44:03.000 --> 44:06.000] ちょっとずつ前に出れるようになるし
[44:06.000 --> 44:11.000] 守備としてはそれをずっと繰り返されているとトライされてしまうから
[44:11.000 --> 44:17.000] どこかで攻撃側にプレッシャーを与えなければいけなくて
[44:17.000 --> 44:20.000] プレッシャーを与えることで相手がミスするかもしれないし
[44:20.000 --> 44:22.000] 反則するかもしれないし
[44:22.000 --> 44:26.000] こっちが攻撃権を奪い返すことができるかもしれない
[44:26.000 --> 44:31.000] というのを期待してプレッシャーを与えるわけだよね
[44:31.000 --> 44:33.000] プレッシャーを与えると
[44:33.000 --> 44:38.000] さっき言ったようなポジションによる有意性が生まれている
[44:38.000 --> 44:42.000] ポジションによる質的な有意性が生まれている場合とか
[44:43.000 --> 44:45.000] あと食い込まれている場合というのは
[44:45.000 --> 44:49.000] そこにプレッシャーを与えるというのは結構大変で
[44:49.000 --> 44:54.000] 人数がいることだったりもするし
[44:56.000 --> 44:59.000] ただそのプレッシャーを与えることで
[44:59.000 --> 45:02.000] 人数がいることだったりもするし
[45:04.000 --> 45:06.000] ただそこに人数がいるというのも
[45:06.000 --> 45:09.000] 左右に振られている状態だと
[45:09.000 --> 45:11.000] そこにサポートする
[45:11.000 --> 45:16.000] そこに人数をかけることが難しくなったりもしてくると
[45:17.000 --> 45:20.000] というのでどんどん外側
[45:20.000 --> 45:22.000] 内側の選手が
[45:22.000 --> 45:24.000] あそこにでも奪い返しにいくとすると
[45:24.000 --> 45:27.000] 内側がどんどん削られてしまっていて
[45:29.000 --> 45:35.000] そこのレグダイに入った選手の
[45:35.000 --> 45:38.000] もともと言ったポジションを
[45:38.000 --> 45:41.000] 外側の選手が内にどんどん詰めていくと
[45:41.000 --> 45:43.000] この外側がいて
[45:43.000 --> 45:48.000] 外側にパス回されて捕らえされるというようなことが起きます
[45:52.000 --> 45:55.000] 実力がある程度結構すると
[45:56.000 --> 45:59.000] 攻撃・守備2チームの間に
[45:59.000 --> 46:02.000] 相手の攻撃をやることができるというのは
[46:02.000 --> 46:05.000] 全国大会出場するようなチームと
[46:05.000 --> 46:07.000] 1回戦で負けるような
[46:07.000 --> 46:12.000] 県大会の予選で負けるようなチームほどの差は出ないと思うんだけど
[46:18.000 --> 46:21.000] ほとんどの差は出ないと思うんだけど
[46:21.000 --> 46:24.000] 逆にトップクラスでいうと
[46:24.000 --> 46:27.000] 相手の攻撃をやることができるというのは
[46:27.000 --> 46:30.000] 相手の攻撃をやることができるというのは
[46:30.000 --> 46:32.000] トップクラスでいうと
[46:32.000 --> 46:34.000] それぐらいの小さい差というのが
[46:34.000 --> 46:37.000] かなり致命的になってくると思うので
[46:37.000 --> 46:40.000] そこを疲れて捕らえされてしまうことがあると
[46:41.000 --> 46:44.000] さらに両チーム
[46:44.000 --> 46:46.000] 同じ能力の前提で話したけど
[46:46.000 --> 46:49.000] 実際には強み・弱みというのがあって
[46:49.000 --> 46:51.000] それをさらに活かすような
[46:51.000 --> 46:53.000] 攻め方ができると
[46:53.000 --> 46:56.000] かなり優位に
[46:56.000 --> 46:58.000] ブレイクダウン周りだったりとか
[46:58.000 --> 47:03.000] その後の攻撃をつなげることができるということですね
[47:04.000 --> 47:07.000] なのでこのブレイクダウンのところを
[47:07.000 --> 47:12.000] いかにうまくやるかというのはすごい大事で
[47:13.000 --> 47:17.000] これがかなりラグビーの本質的な
[47:17.000 --> 47:22.000] そして近いプレーだというふうに僕は思いますし
[47:22.000 --> 47:24.000] 練習するときも
[47:24.000 --> 47:29.000] このブレイクダウンがどういう状況で起きるのかというのを前提に
[47:29.000 --> 47:32.000] 練習を組むことが
[47:32.000 --> 47:38.000] そこを中心にして練習を組むのがいいんじゃないかなと思います
[47:39.000 --> 47:41.000] よくある練習としては
[47:41.000 --> 47:43.000] 攻撃の練習をするときに
[47:43.000 --> 47:45.000] 例えば3対2の練習をします
[47:47.000 --> 47:50.000] というのがあったりもするんだけど
[47:51.000 --> 47:53.000] うんと…そうね
[47:53.000 --> 47:55.000] 少なくとも
[47:58.000 --> 47:59.000] うーん…どうなんだろう
[47:59.000 --> 48:01.000] ラグビーはそうだね
[48:01.000 --> 48:03.000] 少なくとも
[48:05.000 --> 48:09.000] ブレイクダウンを起点とした
[48:10.000 --> 48:13.000] その前のブレイクダウンの前後を
[48:13.000 --> 48:18.000] つなぎ合わせるようなところは想定しておきたいし
[48:18.000 --> 48:21.000] そこを想定しないという
[48:21.000 --> 48:23.000] ブレイクダウンをどれだけ
[48:23.000 --> 48:26.000] リアリティを持たせるかによって
[48:26.000 --> 48:30.000] その練習の複雑度というのは変わるのかなというふうに思います
[48:30.000 --> 48:33.000] それはトレーニングを考える場合だけど
[48:36.000 --> 48:39.000] というのが以上がブレイクダウンについてかな
[48:40.000 --> 48:43.000] ちょっと眠いながら喋っているから
[48:43.000 --> 48:46.000] 完璧に浮かんでいるところは
[48:46.000 --> 48:48.000] 完全じゃないかもしれないけど
[48:48.000 --> 48:50.000] ちょっとずつ
[48:52.000 --> 48:54.000] ちょっとずつじゃないな
[48:54.000 --> 48:56.000] 考えていることはこんな感じで
[48:56.000 --> 48:58.000] これを聞きながら
[48:58.000 --> 49:00.000] もう一回新しいアイデアが浮かべばいいかな
[49:00.000 --> 49:02.000] というのを思っています

音声は恥ずかしいので有料です。

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ありがとうございます。