感染管理認定看護師とは

医療現場ではしばしば感染症が問題になります。
特に院内感染をうまく管理することは病院の医療の質に大きく関わるポイントであり、各医療機関で感染管理のエキスパートの養成が望まれています。
感染管理認定看護師は感染管理のエキスパートともいえる資格であり、医師や薬剤師など多職種で構成される感染制御チームの一員として病院全体の様々な感染管理に携わることになります。


感染管理認定看護師になるためには少なくとも5年間の実務経験が必要で、さらに感染症に関連する分野での臨床経験が必要となります。
その上で大学などの指定医療機関に入学するための試験に合格して、そこで1-2年間の研修を受けることになります。
入学後の800時間にも及ぶ研修と筆記・実技試験を経てようやく、感染管理認定看護師の資格を得ることができます。


感染管理認定看護師になるメリットととしてはその分野でリーダーシップをとって病院内の様々な部署と関わることができる点が挙げられます。
また、病棟で看護師として働く上でも、手洗いなどの感染対策を正しく理解することはあらゆる分野で重要であり、看護技術のスキルアップにもつながり有用と言えます。
また、認定看護師の資格があれば、その資格に合った部署に配属される可能性が高く、自分の得意な分野の仕事がしやすくなりますし、病院によっては資格の有無で月々の給料が上乗せされる所もあるので、経済面でも大きなメリットを得ることができるでしょう。


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