わかった気になって「バカ」を断罪する病
何かを「わかる」ためには最初は二項対立で分けるのがよいが、そこで止まってしまうくらいなら何もわけず、何もわからないほうがマシだ。中途半端にわかっている人が一番危険である。
正義と悪で分けることの危険性
世の中の人をすべて「正義と悪」で分け、あいつの言っていることはいつも正しい、あいつの言っていることはいつも間違っている、みたいに考える癖がついてしまうと、そこからなかなか抜け出せなっていく。「わかった!」と思って世界がクリアに見えた瞬間、「バカなあいつ」が気に食わなくなって、