かなたショーツ

大阪生まれ。 四十路を迎えた舞台役者。 夏男。 好きなことして生きてきたから、まだまだ…

かなたショーツ

大阪生まれ。 四十路を迎えた舞台役者。 夏男。 好きなことして生きてきたから、まだまだ楽しく生きる。

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四十路になっておもうこと

【四十路(よそじ)】 40歳。しじゅう。 四十を迎えた瞬間は電車の中だった。 最終電車を逃すまいと友人と共に走り、乗り込んだ電車は午前0時発。 急がずとも始発駅なので乗れた気もするが、とにかくコンコースを走った。 その頃には日付が変われば誕生日などとすっかり忘れていて、電車は出発。 バイバイまでたった一駅の間たわいも無い話し。 この友人とはほんとにたわいも無い話しというものが続く。 たわいも無い。 たわいってなんだ? 【たわい】 しっかりした態度や考え この友人とはほ

    • 夢のような世界

      いつも夢をみている 空を見上げては雲に乗り 風が吹けば想いを飛ばし テレパシーだのなんだのと考えて 涙は雨と流す でも伝わらなくて やさしさなんて嘘っぱちで そう思うと楽だから 信用なんてしても その答えがそのまま返ってくるわけなんてないから 私がひどいんだ、きっと わがままなんだ、きっと だから壁が必要になる なんだろうな 楽しくない 楽しめない 笑えないよ もっと見て欲しいのに見てくれないから だから 夢の世界をつくりあげる 夢のような世界 わがままな世界 でも

      • 夏の終わりと、虫刺され

        夏の終わり頃。 河川敷で手持ち花火をやってみた。 打ち上げとか、音のなるような花火は近隣に迷惑なので禁止されているわけで。 なんだったら手持ち花火でも警察官に声かけられたりします。 あまり大声は出さないようにしててもね。 蝋燭とバケツ持って、もちろんお酒も。 真っ暗の中の花火はとても綺麗で、花火の明かりでしか友人の顔が見えない。 楽しそうな顔。 煙たそうな顔。 火花が飛んできて熱そうな顔。 花火と同じようにいろんな色が見える。 夏は好き。 夏生まれっていうのもあるけど、

        • つながるidentity

          なんで伝わらんかな、この想い? って言われても、伝えてないから伝わらんよね。そりゃそうよね。 私はそう思います。 伝わって欲しいなら伝えるべき。 でも伝えたくない。 伝えずにわかって欲しい。 自分のこと知ってて欲しい。 そんなエゴ。 でも誰しも万能でなくて、あなただけのために生きてる世界じゃないから、全てが伝わるなんてまるで夢の話なんだよな。 でもわかって欲しいの。 じゃあどうするの? 伝えるしかなくね? 伝えようよ! 伝えずに自分ひとりで悩みこむなら伝えたほうがえ

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