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Nanaツ森、回収完了(仮)

七ツ森の全EDとスチル回収完了した。
私のED回収順はこんな感じ↓

  1. 真告白ED

  2. 仲良しグループ友情ED

  3. 通常告白ED

  4. 仲良しグループ告白ED

  5. 逆転告白ED

これを回収してる間もスチルとは関係なく特殊な会話が稀に発生するんで、全部見るにはどうしたらいいんかと何気なく攻略サイトみてたら『ぐるぐる告白』なるものが存在することを知り、部屋選びからやり始めようと危うく上書きしかけたセーブデータ引っ張り出しててんやわんやしてる。
後回しにしていたNanaのスチル回収をするついでにローズクイーンを目指そうと運動と勉強のパラに集中してたら、3年目の秋で肝心の流行パラが七ツ森攻略に足りないことに気がつき(しかも結局ローズクイーンも間に合わなかった)、大慌てで流行パラを連打しまくってたら喫茶店で何か言いたげな七ツ森くんに「俺好みになってる?」みたいなことを言われて驚いた。
パラ上げのタイミングによっても発生会話に差分があるんかと。

偶然にも自分の設定した誕生日が日曜でデートぶっこんだら、送ってくれた流れでプレゼント渡されて「そうか、こういう変化があるのか!」と感動したり、どんだけボイス収録したんだよってくらいボリュームがすごい。

そんな感じで他のキャラとの掛け合いとかも含めると絶対全部見きれてないから、まだまだやること残ってる。なので一応、攻略完了としたけど仮。
七ツ森くん一択でもこれだけあって「やることが…やることが多い…!!」状態だから全員網羅しようと思ったらどんなことになるのやら。


とりあえず目当てだった七ツ森くんのEDは一通り見たので、簡易的に感想をまとめることにする。
※disる気はないけど思ったまま書く性分なので、賞賛以外NGな人には向かない内容です、とだけ一応注記。

『七ツ森』というキャラに対する初見

ぱっと見の第一印象、全く好みじゃなかった。
髪の毛あっちこっちハネてるしメガネ曇ってて視線合わないし、作中で人気モデルのNanaですと言われても、個人的にNanaの見た目もさして好みじゃなかったから好感度あがる部分が初見になさすぎた。そもそも正体隠してモデルやってる云々が昔の少女漫画でよく見たイケメンの鉄板すぎて、令和にこのキャラ造形は通じるんか?と疑問すら出た。

実際に触れてみて

中の人目当てだったとはいえ想像していたのと全く違う、私が好きな低音ボイスだったことにまず驚いた。七ツ森の分だけ見ればまあ満足するだろうと軽い気持ちで開いた実況動画で、気だるそうな喋り方と「声デカイ!」で即落ちして購入に至る。
GSでは定番の、デート中に本気でオススメしてるのかネタ振りしてるのか試される引っ掛け選択肢で、「おぉー……」の言い方が半笑い入ってて、もう声だけで揶揄おうとしてるのがわかるのが大変良い。
クールやツンデレでもないから「エッ!!」とか「わっ!?」とか、お茶目なリアクションが見れるのも良かった。

セリフ回しとキャラ造形も非常に良かった。俺様イキりキャラかと思いきや「何スか」とか「〜ですよ」とかちょいちょい敬語が入る喋り方するし、プレゼントを渡せば変に濁さずストレートに感想を言って褒めてくれる。
個人的に好きなのが最初のバレンタインで手作りチョコを渡した時に出た
「ガラじゃないけど家族に自慢してから最高にイイ気分で食う」って台詞。
・「ガラじゃない」=普段の自分ならやらない
・「家族に自慢」=身近な人に見せびらかしたいくらい喜んでる
・「最高にイイ気分で食う」=歓喜しながらきちんと食べる宣言(トドメ)
ってたった一行でこのパーフェクトな回答よ。何回やっても上手く作れなくて彼好みのスマートにできなかったのにコレである。そりゃ惚れますわ。

あとデレても名前を頻繁に呼ばずに「あんた」呼びなのもイイ。
GSは設定した名前を音声で呼んでくれる特殊な機能がついてるので本名でやろうと思えば全然できるわけだが、推しの声優に呼ばれて嬉しい反面、普通に照れるので連呼されると恥ずかしくて逆につらいことも過去シリーズであった。その意見が自分以外にもあって反映されたのかはわからんけど、過去作に比べると名前を直に呼ばれるシーンが減ってて安心してセリフ回収ができてる。
※七ツ森しかまともに聞いてないので他キャラも同じかどうかは不明。

彼のリアクションで曇ったメガネから目が時折見えるモーションも素晴らしかった。じっくり見れる回収要素のスチル(静止画)じゃなく、モーションだからこそ見れた、ほんの一瞬なのがリアルで対面してる感じが出て大変良い。キャラがぬるぬる動くだけならソシャゲでも珍しくない分、恋愛ゲームだからこその動きをめちゃくちゃ活かしてるなと思った。

微妙だな〜と思ったところ

彼の隠し事である『女装』という趣味。
趣味そのものがどうのって話ではなく、彼というキャラにとってメリットにもデメリットにもなってなくて設定として必要性をまるで感じなかったのが微妙に感じた部分。お姉ちゃんにおもちゃにされてた過去がネガティブな印象だったから、尚更そのまま彼が趣味にするほどハマった理由がよくわからず、女子トークもできてスイーツも一緒に食べてくれてメイクもできる気の合う女友達のような、『女側に都合のいい要素を持たされたようにしか見えなかった』のが主な原因かもしれない。
例えば姉のおもちゃにされてた時の女装姿がSNSでバズってしまい、その時に承認欲求が満たされたことで調子乗ってハマってた時期が中坊の頃にあったけど、高校でモデルのNanaになってから男の自分にも自信を持てるようになったと同時に中坊のやつが黒歴史になってた(から隠してた、でも主人公はそれを否定せず受け入れてくれた)とかの方がまだしっくりきた。
この辺、ホタルで心の声を全部聞かないとわからないとかなのかなァ。

あと完全に個人的な印象の話で、「モエ」「ラブラブ」といったちょっと時代感じそうな単語が出てくるところ。隠キャ設定にしても「モエ」って単語は今でも生きてるんか?ってのと、「ラブラブ」は昔からコ○ンの作者が蘭を揶揄う園子にやたら言わせてる印象が強くて、おじさんが想像するJK用語のイメージがあってな…。とはいえどっちも代替用語が思いつかないけど。

メガネのモーション関係なくNanaよりメガネ森のほうが私は好きだったんで、Nanaでの大接近が地味に辛かった。服装はNanaのほうがバリエーションも豊富だったから、首から上はメガネ森のままでデレたら服装がNana寄りになっていくとかだったらもっと良かったなぁ〜。

正直な話、GSシリーズのキャラデザがそもそも…なところある。公開されてる線画だけ見るとそうでもないから、塗りがフォトショで頑張ったみたいな感じなのがよくないんじゃないかなぁという気がしなくもない。
動いてるところをみると存外悪くなかったりしてる分、静止画のキャラデザで好みが割れそうなのがもったいない。実際、私自身も動画で見るまで買う気まったく起きなかったから、実況者にやらせたのは今となっては正解だったんだろうなと思う。


絵とかイベントは完了したけど、たぶん立ち絵だけのセリフ(音声)とかは全部網羅できてないので、またしばらく普通にプレイしようと思う。
デレ状態じゃないと誘ってもきてくれない場所とか、三回連れていかないと聞けないやつとかまだまだあるし。

個人的に(私が見すぎたせいもありそうだけども)デレまくってる七ツ森くんよりちょっと好感度上がって仲のいい友達みたいな会話できる状態になった七ツ森くんのほうが好きかもしれん。ので、一通りセリフ聞いて満足したら、今度はべたべた触るの控えてその状態を維持しつつ過ごしてみたい。