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MTB全日本選手権 2021 XCE マスターズ : Race Report

大会名:全日本自転車競技選手権 マウンテンバイク XCE
開催日:2021年11月6日(土)
場 所:千葉県千葉市 千葉公園
カテゴリー :Men Masters
リザルト:2位

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MTBでマスタークラスに参加して今年で5年目。7月のCJ富士見大会XCOでは、直前の富士ヒルクライムに向けて仕上げたフィジカルと泥レースになったことで勝利することができた。

メインのレース活動は基本的にシクロクロスで、夏場はMTBを仲間と楽しみながらXCOの全日本選手権+αで参加しているが、昨年末に千葉公園で開催された全日本選手権 XCE/XCCを見て魅力を感じて参加できそうなら出てみたい気持ちになっていた。コロナ禍のイベント延期などあり、JCX幕張クロスと開催が被った全日本選手権XCE/XCCだが、前日土曜日のXCEだけなら出れることに気づき、申込最終日まで悩んだ結果、「今楽しめることはやらないで後悔するよりやってみる」考えのもとエントリー。

早速、7月のCJ富士見以来メンテナンスもほどほどに触れていなかったANTEHMを組み立てて、突貫でロードライド1回、里山ライド1回走って、MTBポジションと走らせ方の感を戻した。少しだけど久しぶりのMTBライドはやはり楽しい。

今年のJCF全日本選手権はPCR検査が義務付けられていて、自分も直前に唾液式の検査を受ける。受付の72時間前までが有効のようで、木曜日に検査して、レース前日の金曜日に検査結果が届いた。届くまではドキドキしながらも「陰性」の結果が届くと一安心。ちなみに唾液式は容器にひたすら唾液をためて提出するだけだが、何が辛いって自分の唾液が臭いこと。。年ですかね。

レース日は、受付・試走時間が遅めだったので、普通に起床・朝食後に出発。会場に着くと久しぶりに会う仲間と談笑しながら準備を進める。前日に急遽ローラーがないことに気づき、Feedbackのポータブルトレーナーを貸していただいた。大倉さんありがとうございました!

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今回のXCEレースコースは、一周50-60秒の超短距離にコーナーが4ヶ所(内一ヶ所は根っこ)、岩のドロップオフが1ヶ所、ゴール手前の大型ステップアップジャンプの構成。ステップアップは、前日・当日の試走で怪我人が数名出たため、急遽両サイドにエスケープルートができた。しかし、コース幅の関係かエスケープルートの方が簡単でスムーズ、タイムもステップアップを上手にこなせるDHerのトップ以外はエスケープルートの方が速いため、レース中ほとんど使われることはなかった。

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今回のレースの作戦は、レースでは優勝を目標に走るが、翌日のシクロクロスJCX戦に大きな影響を与えないようにすること。予選+決勝3回の計4回走行するなかで、なるべく力を使い過ぎず決勝に進むことを心がけた。

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とはいえ、予選はエリートとのタイム差を知れる唯一の機会。あまり遅すぎてもカッコよくないので、決勝まで時間もあるしある程度踏んでマスターズ予選2位に。

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決勝ラウンド1回戦は3名出走で2名が勝ち上がる。2周で争うので1周目に差をつけて余力を残しておきたかったが、一分以内のコースなのでさほど差がつかず、割と呼吸が乱れた状態でゴール。

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2回戦のセミファイナルでは、石川さんと予選3位の古庄さんを含む4名でスタート。第一コーナーは石川さんに取られてしまい、1周目は石川さんの後ろで通過。

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2周目の第一コーナー手前で抜いて、その後差を付けた後安全パイの走りをしたつもりだったが、根っこのコーナーで大ミスしてバランスを崩し足をついてしまう。その際、石川さんに抜かれて、古庄さんにも抜かれそうになったものの、なんとかギリギリで2位通過した。一瞬終わったと思った。

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決勝は、優勝候補の岡本選手、石川選手、予選トップの古郡選手、自分の4名でエントリーリストから想像していたメンバーだ。2分以内で決まるレースかつ力が均衡してると抜きどころがほぼないコースなので、スタート後の第一コーナーを取るかどうかでほとんど勝負が決まる。

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スタートの反応は良かったものの、左側の岡本選手のダッシュが一枚上手だった。第一コーナーを番手で通過して、次の短い舗装路上りで踏んで差を確認してみるが、ここも岡本選手の加速が上回る。

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岩場のドロップオフもほぼ変わらず、2周目に入るターンと第一コーナーで少し詰めれたが、最高地点に向かう短い舗装路でまた離されてしまい、そのまま2位でゴール。

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岡本選手に完負の2位だった。
XCEを狙うなら、5秒、10秒などの瞬発力を上げる必要性を痛感した。
短距離は得意ではないけど、負けるとやはり悔しい。

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岡本選手とは今期1勝1敗。11/21(日)のMTB全日本選手権XCOでは、一矢報いれるようにしたい。

【リザルト】
XCEマスターズ
1. 岡本 紘幸 (インパルス)
2. 斎藤 朋寛 (RIDELIFE GIANT)
3. 古郡 今日史 (minzuuBike)

【使用機材】
Bike : GIANT ANTHEM ADVANCED PRO (S size)
F.Fork : FOX Float Factory SC 32, 65psi, Comp 全閉から16クリック戻し, Reb全締から11クリック戻し
R.Sus : FOX Float Factory Remote, 125psi Reb 全締から8クリック戻し
Tire : MAXXIS IKON 2.2 1.40(F/R)
*F&R SusともXCE用にエア圧+5psi

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