見出し画像

この先の我々の給料

朝飲んだ紅茶がうまかった!noteをパソコンからライティングしてるので写真を載せるのが難しいですね

UberEatsは最新鋭の働き方?

知ってるよ、という人もいるかもしれませんが、なぜそういわれるのでしょうか?ご飯を運ぶだけなら昔からある仕事です。確かにスマホによる廃車というのは新しいですが、タクシー会社もやっていることです。そんな中、確かに今の出前館を除くフードデリバリ―には今までの仕事とは大きく違う点があります。なんだかわかりますか?
それは「給与をAIが決める」点です。
特にウーバーイーツ、ダイナミックプライジング以降謎の300円配達(通称スリーコイン)が乱発されています。4㎞走って300円、6㎞走って300円…当然嘆かわしいのですが、その時に同じような配達でも400円になるものやもっと高くなるものもあったりします。
それはなぜか?周辺の需要と配達員の数とその他もろもろの要素で報酬が決まっているからです

AIのやってること

さて、AIそこまで詳しくないのですが、報酬はAIがある目的をもって決めています。それは何か?おそらくは「Uber社の利益を最大限にする」です。当然、それをAIに理解させるのは難しいです。人間がしていることは、その目標の為にいくつかの具体的な目標を作ってそれを達成するようにプログラミングするだけです。
今の目標はおそらくは「エリア内での収入を最大限にする」ではないでしょうか?
これを受けたAIは、いろいろな方法で報酬を最大限にするために試行錯誤します。すごいのは、その試行錯誤をシミュレーションでなくて実地でやってることです。
「報酬300円均一にしたら配達員に払うお金が少ないから収入は最大限になるかな?」「報酬を450円にした方が配達員の稼働率が上がるから配達件数が増えて収入が増えたぞ」「報酬600円にしたら配達件数が多くなったけど収入は減ったぞ」みたいなさまざまな実験をしてるはずです
実地で

実験するAIと配達員のイメージ図

それってどうなの

さて、そうやって給与を決められるというとつい反感してしまいますが、そもそもが給与なんてブラックボックスですよね。中小企業の社長とか自分の好みで給与を決めてるわけですし。(偏見)
現在、いよいよ人事考査などにもAI活用する時代が来てると思います。この場合大規模なシミュレーションいるでしょうが、それにしてもAIがこいつ課長にしてもいいよ、とか決めた時にみんなどう思うのか…
ただ、人が決めるよりもなんだか公平に見えるのは気のせいでしょうか?

まだあまりに長期のビジョンというのはAIに学習させるには難しいですが、人は責任を他に押し付けたくなる生き物だから、この先も給与などの重要な事項の決定にどんどんAI進出していくんじゃないかなぁ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?