見出し画像

東京自転車節所感

映画の感想をちゃんと書くなんて久しぶりだなぁ
というか、お金払って映画見たの、小学生の息子と行った「君の名は」以来かもしれない
そういうわけで久々に見た映画の感想です

一番強く感じてしまったのは、ドキュメンタリーとはいえここまで演出していいのかなぁという所。
他の方のの感想は「資本家による搾取」みたいなこと言い出す人がいっぱいいてかなりそれはうんざりしました。
たぶん監督もそれを言いたかったわけではないと思います。

が、タイトルの画像の通り「9時間オンラインで7800円」とかの稼ぎの様子が出てきてしまいます。
まぁ、初回はしょうがないとして…
2020年の春頃、新宿でオンラインして1時間に1回しか鳴らないってありえます?

これは勝手な推測ですが「映画撮影でつかうかもしれないけどいいですか?」と一件一件問い合わせして許可をもらった方だけ配達したのではないかなぁ、と思っています。

当然のことです。

が、それを見たアホな評論家が先ほど言ったように搾取だとか言いだすので無用な誤解を招いてしまっています

アホ評論家も冷静に考えて、世の中こんな配達員があふれていて彼らは全員この貧しい給与で働いてると考えてるのでしょうか?

実態はこんな感じですが…
まぁ、しょっぱなから稼げてしまうと映画自体の盛り上がりにかけるからしかたないとはいえ、そういった誤解をしてしまうのだけは残念かと


それを除くとドキュメンタリー映画としての良さ随所にありました。あの時代の閉そく感、若さ、懐かしさ。
山梨の空気感がすごくリアルでよかった。

そして狂気…先ほどのリザルト出していた配達員、まともだと思っていたけどすでに狂っているのでしょうか?
ひょっとして監督が普通で俺たちはもう狂気の先にいるのでしょうか?

ぶっちゃけ、個々人で適性はあると思うんですよ。
作中では配達員がハイエナと称されていましたが、それはコロナという危機に陥った街の腐肉を食い荒らすイメージでしょう。

中の人から言わせてもらえば彼らは猟犬です。
人間の中には「服従に喜びを見出す」というのもいて、彼らは常に主人を探し求めています。その先がAIであってもそこの従いどこまで走っていく。

たぶんはそういう人たちがあのリザルトを稼ぎ出すのでしょう

それが…別に悪いことでないというか、そういう生き様もまた美しいと思います。

ま、そんな風に考える機会とかになると思いますので
本日は映画デーで1000円で見れますし、配達員の皆さんもぜひ足を運んで感想聞かせてください。

意外とウーバーしてる人見に来てないと思うんだよなぁ


PS 出前館を舞台にして「町田トリニティロック」殺意㋓したいですね
100万円かせぐ配達員の栄枯盛衰を描く…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?