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撮影レポ~和太鼓演奏ステージ編~

こんにちは!
カメラマンの活動をしております、あきです。


ポートレートも撮り、ライブも撮る、
スポーツもちゃっかり撮る。
もろもろ撮っていて何者感があるかもしれませんが、
人撮りが得意で好きなヤツです。

そんな人撮り野郎が今回撮影したのは、
和太鼓の演奏現場です。

とある商店街のお祭りで
和太鼓の演奏が行われていた現場を
ちゃっかり撮影したときのお話です。
毎度ちゃっかりですが(笑)

しかし、和太鼓の演奏風景となると普段のライブ撮影とはまた違う観点で撮影していたなあと思ったので、それについて綴っていこうと思います。

1.屋外ならではの明るさを調整する
2.複数人を全体的に写す場合の被写界深度を確認する
3.シャッタースピードを速めに設定する
4.物の写り込みに注意する

1.明るさの調整
今回の撮影は屋外でのステージであったため、
明るさは比較的キープできた方だと思いましたが、
アーケードの下のエリアでの演奏であったため
演奏者の立ち位置によっては明るさ調整が必要でした。

アーケードの手前の位置では比較的明るく
奥側では暗めになる傾向がありました。

アーケードの手前に位置している奏者は明るめに写る
アーケード億奥に位置している奏者は暗めに写る

撮影後は編集ソフトでどうにかなりますが、
なるべくなら撮影時に修正できるところは対処した方がいいと思うので、臨機応変に対応していけたらいいのかなと思いました!

2.複数人を全体的に写す場合の被写界深度を確認する
「被写界深度」
とは、ざっくり言うと
ピントが合っているように見える範囲のことです。

レンズの絞り値(F値)が小さくなるほど、
被写界深度は浅くなり、
ピントが合っている範囲が狭くなります。

逆にF値が大きくなるほど被写界深度は深くなり、
つまりはピントが合っている範囲が広くなります。

ピントが男性にあたっている

ピントのあたり具合やボケ具合も
カメラマン自身がどう写したいかによりますが、
演奏者を複数人全体的にピントを合わせたいなら
絞り値を大きく
して被写界深度を深くして全体的にピントが合うようにするといいと思います。

比較的ピントが当たっている範囲が広い

個人をフォーカスして撮影するなら
ピントは人物のお顔を狙えばいいのかなと思います。

こんな感じ

3.シャッタースピードを速めに設定する
和太鼓の演奏となると、
バチを持つ演奏者の上肢が高速に動くため
シャッタースピードは速めに設定して
撮影することがおススメかなと思います。

あえて手のブレ感を出すのもよきですが


4.物の写り込みに注意する
今回はとある商店街のアーケード下のエリアでの演奏であったため、演奏者の方々の背面には商店街の店舗の看板やシャッター、自動販売機などが写り込んでしまう環境でした。

どうしても演奏している場所や環境は撮影者側の立場としても変わえられないため、
・なるべく写らないような画角で撮影する
・被写界深度を浅くして背景のボケ感を強める
・編集ソフトで余計な写り込みは排除する

などの対応が必要かなと考えます。

今回の商店街のエリアで思うように撮れない現場ではありましたが、これはこれでとても勉強になった次第です。

看板の文字や電源のコードなどが気になる

このような環境では
アーケードの柱や設置物を避けて、
なるべく写真の中の情報が雑多にならないように
配慮をする必要があると思いました。

配置されているカラーコーンもなかなかの天敵

写り込みなどで気になる点に関しては、
どこまで処理できるかによりますが
編集ソフトで消してしまうものありだと思います。

一例として下記のお写真をご覧ください👇

左下のカラーコーンに注目
はい、消えたー!(多少色味も手を加えておりますが)

部分的に写り込んだものに関しては
簡単に排除できるので便利です。

スマホの画像処理の機能やアプリでも
「消しゴムマジック」的な要領で
簡単に処理ができるツールもあるので、
必要に応じて利用してもいいのかなと思いました。

ともあれパワフルな演奏を聴きながら撮影もできて
楽しい時間でした。

撮影したお写真も代表の方にシェアさせていただいたところ、演奏者の方々も喜んでいたという報告もいただき嬉しく思います!

撮影は年中無休でご依頼承っておりますので
お気軽にご用命ください!
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最後まで読んでいただきありがとうございました!


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