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スマートグラスで『働く』のウェルビーイングは高まるのか?最終報告書

あっという間に半年が過ぎました。

スマートグラスで『働く?』の幸福度が高まったか?と言う観点で見た場合は・・・・

100%高まったと思います!


当初の実験予定は?

当初考えていたものは、『仕事や日常生活、介護などに役立つアプリを作って、スマートグラスと組み合わせて、少しだけ便利なものを作り出す』事でした。
細かい予定はこちら↓を見てください!


結果的には、全くほとんどAR開発用のUnityには触れずに、妄想だけで終わった感じです。

しかし、快適に使えるように、貸し出していただいたスマートグラスの使用方法を色々模索した経過は楽しかったです。

まずは繋がらないと話にならないので、スマートグラスと『何か?』を繋ぐことを実験してみました。

この実験の内容は、、Lenovoをはじめスマートグラスを初めて使う人の参考になるかと思います。
ぜひ、試してみてください↓


実際にスマートグラスを使った結果

では、6カ月間の実験の成果はどうか?

1.LenovoのスマートグラスT1(日本未発売機種のモニター貸与にて)何のデバイスで使えるのか?を検証完了!

PCの場合は、
PCのHDMI端子+HDMIケーブル+(HDMI-to-USB-type-C-Adapter&電源用のUSB-CtoUSB-Aケーブル+電源)+スマートグラスT1

iPhoneの場合
iPhone14以前のもの+Lightning端子toHDMIケーブル+(HDMI-to-USB-type-C-Adapter&電源用のUSB-CtoUSB-Aケーブル+電源)+スマートグラスT

PS4/5の場合
プレステ+HDMIケーブル+(HDMI-to-USB-type-C-Adapter&電源用のUSB-Cケーブルをプレステのコントローラー部分に差す)+スマートグラスT1

SwitchはHDMIの規格が古く非対応
(繋げると白黒の1/4画像になる)

この後、YouTubeや映画、ミュージッククリップを見るのに非常に重宝しました!
特に、グラスのつるに搭載されたスピーカーのサラウンド感がとても音楽と相性が良かったです。
もし、メタバースでグラスを使うなら、音楽ライブにはとても向いていると感じました。

ですが、
ゲームやパソコンでの作業など、自分で細かいものを動かすような作業には、画面の大きさ的に不向きでした。
画面の拡大縮小が出来れば、作業もやりやすくなるかもしれませんが、今のところはT1系のスマートグラスにはそんな機能は無いので、あまりおすすめ出来ない結果になりました。

スマートグラスのレンズ


2.スマートグラスを持ち出して、既存のアプリを使って、自分が作りたかったアプリの擬似体験も検証。

他の指定企画である掛川のイベントに参加して、ARアプリを使う実験もしてみました!

横向きアプリとしては、『らくがきAR』と言う有料アプリを使ったら、「あっ!こう言う雰囲気のアプリが自分のイメージに近い」と気づきました。

らくがきAR

美麗画面の細かいゲームは、動的な動きに向いてませんでしたが、大きくシンプルに映すゲームなら向いている気がします。

PS5 FF16

ビール会社が作った、ビールをARで写すとゲームができるアプリが秀逸でした!
縦に撮影なのでスマートグラスではちょっと寂しい感じに映りましたが、そもそもビールが縦長なのであまり気にならなかったです。

某ビール会社の期間限定アプリ

ここまでは行かなくても、動的に楽しめるアプリを作りたいと、今でも思っています。

ちなみに、しだみ古墳群のアプリも体験!
こちらは同じ縦型画面のみでも、残念な感じが強かったので、スマートグラスのメンバーにでも、横型対応の遺跡アプリを作ることにチャレンジしておられる方もみえるので期待しています!
そして、出来上がったら、そのアプリを体験してみたいです。

スマートグラスを使った実験は続く!

実は、あたらぼ3期の活動全てが終わった今、時間が取れるようになったので、改めてUnityを使ったアプリ作成に挑戦します。
交渉して、アワードの1/21までの間、スマートグラス返却の猶予をいただきました。

また、Androidのスマホをお借りすることも出来たので、Windows→Androidのアプリ検証が可能になりました!

約1カ月ほどの短期になりますが、どこまでのアプリを作れるか頑張ってみます。

段階としては3段階で作成チャレンジします!

第一段階としては、
まず、UnityでARマーカーを使った簡単なアプリを作ってAndroidに送って、スマートグラスで見ながら、作成したアプリの動作検証。

第二段階としては、
メモ帳とARマーカーを組み合わせる方法にチャレンジ。
メモ内容とARマーカーを紐付けする方法としては、GPSが現実的だと感じていますが、AR撮影で溜めた写真に座標を付け、場所のGPSとデータすり合わせると、セキュリティ的には危ない気がするので、とりあえずはそう言う機能を無視した感じで形状で識別する感じでの作成予定しています。

第三段階、ここまで行けるのか?は、かなり難しい気はしますが、
簡単なバトルもののアナログカードゲーム(2-4枚分)を作って、ARで表示出来るダメージや動きを動的に見れるゲームを作りたい。
ここまで出来たらまさに、例えるなら

『スマートグラス×アナログゲーム×AR』

ここまで出来たら、自信が付くんだけどなぁ・・・。

また、作れたものを試してみたいので、1/21のアワード2024の東京会場に直接持って行って、みんなに楽しんでもらいたいと思っています。

あたらぼ3期としての実験は終わってしまいましたが、スマートグラスでウェルビーイング!は成功だった気がするので、アワードまでのアディショナルタイムを楽しみたいと思います!

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