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Spatial(メタバース)をつくってみよう!


オワコンと言われつつも、消えないメタバース

AI新時代と言われ、下火になって消える運命といわれたメタバース空間。
今も「フォートナイト」「VR chat」「Cluster」「DOOR」「ROBLOX」など、楽しんでいる人は沢山いて、国内でも市場規模は拡大しつつあります。
また、ワールドやオブジェクト、アバターを手作りする人も増えています。

世界のメタバースの市場規模は2020年時点で約68兆円、2024年には約111兆円。日本国内のメタバースの市場規模は2021年度時点で約744億円、その後年率170%で成長し、2026年度には約1兆円にまで成長すると予想されています。

メタバース総研より抜粋

国産の代表的なメタバースといえば、「Cluster」(クラスター)ですが、若年者が犯罪に巻き込まれにくくするためのセキュリティ面と、cluster社自身の収益にも関わる部分も含んでいるためか、外部からの商用利用ができないため、国産メタバースでは「DOOR」を用いての商用メタバース空間作成が多い気がします。
ただ、NTTコノキューが運営する「DOOR」自身も、ほかのゲーム性が高いプラットフォームから比べたら、見劣りするのも事実です。
(以前、XRで公開していたようなゲーム性のあるリアル空間を、一般でも作れたらいいのですが、なぜかこの部分は一般向けには使われませんでした。)

国内で商用利用が出来る(ワールド制作請負や有料イベント運営のできる)プラットフォームは、「フォートナイト」「ROBLOX」が、一番現実的でしょうか。

なぜ、商用利用にこだわるか?

「実際に自分で作りたい」
「この作業が向いているなら仕事にしたい」
「無料のイベントはいつも楽しく企画しているけど、この時間をお金にできれば、新しいビジネスとして生きていけるのでは?」
と、いう思いが大きいからです。
壮大な話にすれば、
「仕事にする人が増えれば、その分野の仕事が国内で増えて、新しい産業や仕事になる」
です。
「きちんと法整備して犯罪を取り締まる技術も使わないから高まらない」、「新しい世界を構築する基礎技術のベンチャー企業が生まれない風土」がもどかしいといいますか。

やっぱり、ほかのものづくりと同じで、「作る」ことは出来るんですが、「売る」ことは苦手なんですよね。

私も結局のところ、「売るコンテンツを作りたい」なら、海外製メタバースプラットフォームを利用するか、自分たちで新しいプラットフォームを作るかしか、現状は方法はないと思っています。

後者は、相当な能力がないと難しいので、一般人の私は今回は、海外製、アメリカ製のメタバース「Spatial」(スペーシャル or スペイシャル?)を使って、どこまでのコンテンツが作れるか頑張ってみようと思っています。

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とはいっても、海外プラットフォームなので、すべてが英語。
ただ、昨今のAIチャット機能や翻訳機能を使えば、そこまで難しい事ではないのかもしれません。

Spatialは、Clusterに似てる?

なんとなく「アメコミ」っぽい雰囲気のSpatialですが、中の機能としてはとてもClusterに似ている気がします。

Spatialの画面


Clusterの画面

Clusterは、javascriptの変形の独自clusterスクリプトを使用していますが、
Spatialは一部のC#と対応したUnityのビジュアルスクリプトを使用しています。
どちらもプログラミングしなくても使える独自の機能だけで、動的なコンテンツが作れる工夫もさせています。

日本人としては、日本語で細かい解説がされているclusterで作業したいのですが、商用利用する空間を作るなら英語で大まかな解説しかないSpatialに挑戦してみるしか無いわけです。
プログラミングは素人、Unityも1年半の初心者がどこまで成長できるか、そこにかかっているのですが、とにかく解説が少なく、自分でやり方を模索しメモしながらの作業。
ついでにnoteで記事を書いて、少しでもSpatialに挑戦する人の足しになれば(自分のモチベーションにもなれば)と思い、今後はSpatialのワールド作りに関する豆知識的な100円記事をすこしずつ書いていこうと思います。


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