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多め


ひとまずは、我々初の単独ライブに来てくださった方々に感謝を伝えたい。
本当に、ありがとうございました。

おかげさまで滞りなく、無事にライブを終えることが出来たと思います。
出来ていなかったらすいません。


まあ、これがネットの海に流れているということは、おそらく自身初の単独ライブが終わったということなのだろう。

と、いうのも、これは7月16日、単独ライブ前日に書いているのだ。


本当はまだ始まってもないのに、終わった時のことを言っているのは気が早すぎ謙信なのだが、おそらくライブが終わった後は片付けやら飲み会やら飲み会やら、はたまた飲み会やらで時間を取られていると思うので、あえて先に感想文を作り置きさせていただきます。

まあ、十中八九、飲みつぶれていると思われます。なんなら飲みつぶれたいです。
悪しからず。




本当に無事に終わってくれていればいいのだが、こればかりは祈るしかない。

お客さん何人来てくれたかな。
チケット代や、観るに至るまでの経緯に沿えるくらいあるいは超えれるくらいの物を、お見せできただろうか。
期待されるような人間ではないが、もし、仮に、このライブを楽しみにして来てくださる人がいて、その僅かながら縋らせてもらってる期待に、ほんの少しでも応えることが出来ただろうか。

至らない点やつまらないところがあったら、ごめんなさい。言われる前に先に謝っておきます。先出しじゃんけん。

7月16日現在、今とても不安です。


自信はある、と言いながらも、自分が声をかけた人が来てくれたとして、100点満点のパフォーマンスが出来たか、少しでもがっかりさせてないか、というのが怖くて、結局このライブも自分の身の回りの人にほとんど声をかけられなかった。
友達、前の会社の人、バイト先、来て欲しい気持ちは山々だったのだが、どうも一歩が踏み出せなかった。

集客も自信が無かった、無かったというか、ずっと無い。


でも、今回本当にたくさんの方が、「行きます」「待ってました」「楽しみにしてます」と言ってくれた。



めちゃくちゃびっくりした。
こんなに、席が埋まると思ってなかった。
100人いかないと思ってた。
全然自腹でチケット買うつもりやった。その覚悟でバイト代残してたし。


正直なところ、初めてだからっていう箔はあると思う。だから全然、第2回のことなんて考えてない。やりたくないわけじゃないけど。



実を言うと、今日に至るまで、色んなことがあった。
紆余曲折を経て、やっとここまで辿り着いた。

単独ライブをやろうとなったのが、もう去年の年末の事だった。
ひょんなことからそんな話になり、なんというか、半分はその場の勢いで決めてしまったのだ。

元々4月頃にやろうとしていて、ある程度の時期と、ポスターの写真まで撮った状態だったのだが、劇場がバタバタしている、どんな基準かわからない制度のおかげなどもあり、全く話ができず、春の開催は水に流れたのだった。

やると腹をくくっていたので、苛立ちとモヤモヤが募るばかりの日々を過ごして、ようやく7月の日にちが固まったところで、今度は会社自体の編成の時期。

担当が変わる、後任が誰かもわからない、それまでに空白の期間がある、話を進めようにもどうしようもない。


だったらもう、全部自分たちで決めよう、と。


誰に相談したらいいかもわからなかった。

迷ったが結局作家さんは付けず、構成やVの流れなんかも決めて、編集とか技術面は絶対に無理だから、もちろんそこは力を借りながら…
人知れずコソコソと段取りしていました。
実際には自分たちだけでは絶対に無理やから、本当にたくさんの方に助けていただきました。感謝です。

ぶっちゃけて言うと、逆にやりやすかったかも。
ある程度自由に動けたから。

だから何か聞かれるまで何も言わなかった。
観てのお楽しみでもあるし。
面白い構成だとも思うし。


なんか、陰と陽に分けられて、ずっと何の説明もなくて、何も環境が変わらなくて、正解と不正解みたいに分けられて、ずっと真っ暗な中を手探りで進んで、こうしたからって何か変わるわけでもないけど。

逆に急になにか変わる方がいやかも、いまはじっくりやりたい気持ちが少しあるかも。
そしたらこっちが変わってしまうかも、女心と秋の空と山田の気持ちは変わりやすいで有名やからね。


でもまあ、やってよかったと思えるように作ったつもりではあります。
半分以上は自己満なので、そこはすみません、汲み取っていただければ。
だって自分たちだけの時間だもん。
やりたいことふんだんにやるもん。



だから、いま前日の時点でどれだけお客さんが来てるかは想像でしかないけど、あのライブが今のぼくたちです。
次の日にはもっと面白くなっていたいですね。


結局、自分のやりたいことだけど、これで飯食っていかなきゃいけないので、仕事って辛いじゃないですか、うまくいかないことばっかじゃないですか、笑ってばっかりじゃどうしようもないじゃないですか。
人によるけどぼくは恨み辛みで、なにくそと思うタチなので、こればっかりはしょうがないです。


楽しいことばっかりじゃないんです。
だから少しでも楽しいことしたいなと思ってて。

それに賛同してくれてるのが、チケットを買って来てくださる皆様なわけで。
たまたまぼくらに対してそういう形で恩をいただいてるわけで、みんなそういう風にクルクル回って自分に返ってくるわけですよね。
何かで恩を返したいです。

本当、感謝しています。
僕らが呼んだんじゃないです、皆さんが来てくれたんです。
何者でもない、先もわからんやつらに、時間とお金割いてくれて、頭が上がりません。
ありがとうございます。

でもいまだにあんまり信じてないです。
自分に応援してくれてる人がいるのを。
その世界線あるのすごいよな、嘘なら嘘って言っといてね。


でも、本音を言うと、
すごく嬉しかった。


待ってくれる人がおる、楽しみにしてくれてる人がおるんやって知って、なんかこう、少しだけ、自分の為以外で、「やっててよかったのかなー」って思えた。

期待されるのは嫌いだけど、少しだけ心地よさもあった。

泥舟やけど、ついてきてくれてありがとう。



まあでもあれやね、ちゃんと結果出さないかんね、じゃなかったら何を言っても意味がないから。


はい、終わり終わり。
ここらで終わりにしとこ。

書いてる今は前日やから何とも言えんけど、多分明日から、いやもう終わってすぐくらいから開放感えげつないやろな。
たぶんめちゃくちゃハイボール飲みよるやろな。メガハイ。メガハイとりあえず3杯ください。

スッキリしすぎてスキップしてる可能性ある。
ヨーデル歌ってる可能性もある。



まあとにかく、開催に至れてよかったです。
想像よりもたくさん、それこそ本当に多めに来ていただけて、嬉しい限りです。

前日のぼくより、失礼します。


改めて、
本当にありがとうございました。







ps.みんな大好き。

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