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#1 行き当たりばったり

ドウモ、イトウです。このシリーズのタイトルを"Willy Nilly English"と名付けてみました。仕事柄、英語で書かれたメールやドキュメントをたくさん目にするのですが、どんなフレーズが飛び出てくるかわかったものではないので、文脈でなんとなく誤魔化して読んだり、会議だったら聞き流すことがよくあります。その意味がわからないと進めない時は検索してその場ではわかった気になるのですが、すぐに忘れてしまうのが悩みでした。
そこで、そんなわたしが出会ったいろいろな英語表現について調べたことを備忘録として残していこうというコンセプトで書いていこうと思います。

記念すべき初回に記録したいのは、タイトルに入れた"Willy Nilly"です。
さっそく辞書をひいてみましょう。

willy-nilly
1 if something happens willy-nilly, it happens whether you want it to or not
2 without planning, organization, or control
ロングマン現代英英辞典より

1の後半部分、it happens whether you want it to or notを見てみましょう。
Whether A or Bという表現は、「AかBか」や「AでもBでも」という意味で使われますよね。ということで、ここでは「それは、あなたがしたくてもしたくなくても起こる」という意味になりそうです。やや強制的な意味合いがあると理解することができますね。
2を見ると、計画や組織または何かしらのコントロールが効かないような状態のことを意味しているみたいですね。

語源は、will I nill I == (whether) I am willing (or) I am unwillingと書かれていました。nillはwillの否定を表す古い言葉が元になっているようです。
日本語訳としては「否応なしに」とか「行き当たりばったりに」と言った表現が当てられるようです。

如何だったでしょうか。あまり使わない表現ですが、ちょっと調べてみると面白いことがわかったりするのでオススメですね。こんな感じで、これから行き当たりばったりに出会った表現を記録していきたいと思います。
それでは。

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