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1月前半海外スタートアップの調達ニュース

こんにちは。自動車学校の運営、AI教習車の開発などを行うグループ会社のCVC、ミナミインキュベートのゆいぴがモビリティ関連のスタートアップ情報をマニアックにお届けするnoteです🚘。
(とはいえ、CVCとしては領域特化ではないのでその他の領域でもお気軽に)

先月までは月一でのまとめでしたが、今月からは週ごとに(すでに半分すぎてしまったので半月ですが。。。)気になった調達ニュースをピックアップしてこまめに、の方向性で行きたいと思います。


生活必需品、日用品をこえたクイックコマース、ドイツのAriveがシリーズAで$20Mの調達

ARIVE

調達発表日:2022年1月10日
ラウンド:SeriesA
リード投資家:Balderton
累計調達額:$27.1M
会社概要:2021年設立、ドイツのARIVEは盛り上がるクイックコマース領域でハイエンドブランド商品(フィットネス用品、化粧品、アパレル、ハイテク製品など)を扱う。アプリで注文すると30分以内に自社の配送スタッフが自転車で配送する。現在はドイツの4都市で展開しており、顧客数や売上は公開していないが、平均顧客単価は€50~100という。


配車サービス、マイクロモビリティシェアリング、デリバリーなどを運営のBoltが$711Mの調達

Bolt

調達発表日:2022年1月11日
ラウンド:SeriesF
リード投資家:Sequoia Capital、 Fidelity Management
累計調達額:$1.971B
(今回の調達で時価総額$8.4B、昨年8月の調達時は$4.75B)
会社概要:2013年創業、エストニア発のBoltはヨーロッパにおけるUberの大きな競合となり、配車サービスからカーシェア、電動キックボードのシェアリング、デリバリー、日用品配達など事業展開を進めスーパーアプリ化している。現在1億人の顧客をヨーロッパとアフリカを中心とする45カ国400都市以上に抱える。


インドの商用EVのOEM、EVageがシードラウンドとしては最大ともいえる$28Mの調達

EVage

調達発表日:2022年1月13日
ラウンド:Seed
リード投資家:RedBlue Capital 
累計調達額:$28M
会社概要:2019年創業のEVageはインドのスタートアップ。EVプラットフォームを開発しており、これをベースとした低価格EVをAmazon India Delivery ServiceをはじめとするEC事業者向けに提供する。初めのモデル「Model.X」は商業用の1tトラック。欧米中心の従来のEVとは異なる、市場に合う必要最低限の機能で超低価格市場を狙う。今回の調達資金でデリーに工場を設け、生産を拡大する。


インターネット接続不要、地下でもEV充電を可能にするHeyChargeがBMVのリードするシードラウンドで$4.7Mの調達

HeyCharge

調達発表日:2022年1月13日
ラウンド:Seed
リード投資家:BMW i Ventures
累計調達額:$4.8M
会社概要:2020年4月創業のHeyChargeはドイツのスタートアップで、2021年夏のYCombinatorバッチに採択。通常のEV充電インフラはインターネットへの接続が必要だが、HeyChargeはBluetoothを使用する独自のシステムでインターネットなしでもアプリへの接続が可能で充電器の操作が可能。インターネットに接続された時点でデータはバックエンドに同期される。CEOのChris CardeはUCのPH&EV研究センター、ベンツ、Goolge、E.ONでの経験を経て起業。


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