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食材を英語で表記するとき

寿司を sushi とイタリックで表記するかというはなし.
酒 sake を表記するときには,sake(セイク)という単語が英語にあるので,誤読を防ぐために
I drink Sake every day.
という感じで一文字目を大文字にするか,イタリック(斜体)にする.

で,問題は寿司とかこんにゃくとか昆布とかレンコンとかを書きたいとき.
英訳が有るものは訳せばいいが,こんにゃくは世界で日本しか食べないらしいので,そもそも英語がない.
(最近はヘルシーフードということで食べられているらしいが)

論文で困ったときにはとりあえずマニュアルを読む.
シカゴスタイルによれば,

Marriam-Webster's Collegiate Dictionaryに掲載されているほどよく知られている外国の用語は,イタリック体にしてはいけない.」

シカゴ・スタイル 研究論文執筆マニュアル Ⅲ.22.2.2

と書かれている.
例として,de facto, vis-a-vis, pasha, erosなど.

いやpashaってなんだよ,と思って調べたら「トルコの高官」だった.
よく知られている用語なのか??

食材の話.
sushiはいけるとしても,
dashi だし
konjak こんにゃく
kombu 昆布
はウェブスターに載っているじゃないか.
ということはイタリックにしてはいけない.

いやー,dashi, konjac, kombu知らんでしょ.
Wordで打つと赤波線が出るし.
konjakはコニャックやと思うんじゃないか?

迷った結果,とりあえずdashi もkonjakもイタリックにしといた.
シカゴマニュアルの備忘録でした〜


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