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アポフェニア

それってランダム? 規則性に見えちゃう?

規則性を見つけがち

規則性の無いランダムな事柄に規則性や関連性を見つけようとしてしまう事です。

事例の数が少ない場合は特に誤ってしまうので事例の数が多い場合だけに適用しましょう。

無作為あるいは無意味な情報の中から、規則性や関連性を見出す作用のことです。

1958年にドイツ人の心理学者クラウス・コンラッドが、ギリシャ語のapo [離れた場所] + phaenein[英語の:"to show"]を合わせて新語を作り出しました。

代表的な例

パレイドリア

自然の中(山や木々など)や、自動車のヘッドライトやグリルに人間の顔や月に兎を人を見出すことです。

オーバーフィット

統計や機械学習では、過剰適合として知られる例で、統計モデルが信号ではなくノイズに適合する場合に発生します。一般化可能なパターンが母集団でなく特定のデータまたは観測結果に傾向を見出すことです。

ギャンブラーの誤謬

ギャンブラーは、富くじ、カードゲーム、ルーレットの数字から傾向を見出すことです。

※「誤謬」とは論証の過程に論理的または形式的に明らかな欠点があり、全体として妥当ではないこと。

投資・FXでも気をつける

テクニカル指標以外で、特に自身の直感を裏付ける目的でアポフェニアを利用してしまう場合が多いと思います。

自分のエントリーに対して理由付けが欲しいのはわかりますが、少ない情報や過去の取引のみで規則性を見つけてしまうことは避けるようにしましょう。

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