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おすすめの経済学の名著

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実際の相場にも役立つ経済学の名著紹介
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経済学の本 19冊目

経済学の本質と意義ライオネル・ロビンズの名著 経済学は国民の幸福、物質的な富に関わるという古典的定義を脱し、初めて対象ではなく目的・手段に関わる人間行動という機能の視点から経済学の本質を提示する。 ライオネル・ロビンズライオネル・チャールズ・ロビンズ(1898年11月22日 - 1984年5月15日)はイギリスの経済学者。1930年代にはロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)の経済学部長としてイギリスにローザンヌ学派、オーストリア学派などの流れを汲む大陸ヨーロッ

経済学の本 18冊目

近代世界システムイマニュエル・ウォーラーステインの名著 今日の世界を覆う「資本主義的世界経済」の出発点となった、16世紀ヨーロッパを中心とする近代世界システムの誕生の軌跡を鮮やかに描き出す。歴史および社会諸科学の記述を大きく塗り替えて、現代の古典となった記念碑的著作の第1巻。 イマニュエル・ウォーラーステインイマニュエル・ウォーラーステイン(1930年9月28日 - 2019年8月31日)は、アメリカの社会学者、経済史家。巨視的な観点から世界の歴史と社会全体を「単一のシス

経済学の本 10冊目

経済学および課税の原理デヴィッド・リカードの名著 「経済学の原理」と「課税の原理」を別個の次元で捉え、課税論は前者の応用領域として理論を展開する。 デヴィッド・リカードデヴィッド・リカード(1772年4月18日/19日 - 1823年9月11日)は、自由貿易を擁護する理論を唱えたイギリスの経済学者。各国が比較優位に立つ産品を重点的に輸出することで経済厚生は高まる、とする「比較生産費説」を主張しました。スミス、マルクス、ケインズと並ぶ経済学の黎明期の重要人物とされますが、そ