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トレンド継続のチャートパターン

4時間の押し目買いの場合「1時間下げダウ、または1時間ダウ破壊」で「4時間の安いところ」となる必要があります。
しかし、「4時間の安いところとならずに1時間上昇ダウを断続させて伸びて行く」という事があります。
ネットで調べれば色々と出てきますが、ここでは代表的な「トレンド断続のチャートパターン」を2つ紹介します。
*当然ですが、全ての時間軸に存在します。


1.アセンディングトライアングル(売りはディセンディングトライアングル)
これは「1時間で高値を揃えながら安値を切り上げ続けて高値を越えて上昇する」というチャートパターンです。
揃えた高値越えで優位性は出るのでエントリーは可能ですが、図のように「上抜けた後の支えられた高値越え」が基本のエントリーポイントです。

実際の1時間足チャート。
1時間高値を揃えて安値を切り上げたので「アセンディングトライアングル」の可能性が出ました。
その後に、揃えた高値を上抜けて支えられた高値越えで「基本のエントリーパターンの流れ」となりました。(これ位の割り込みは許容範囲内)
今回のように「短期MAの収束」があると、ダウのサイズ的に4時間ローソク足で「4時間の押し目」として確実に認識されるので「1時間ダウを断続させやすい」です。


2.三角持ち合い
これは、「1時間で切り下げたが安値を割らずに切り下げた高値を越えて上昇する」というチャートパターンです。
保ち合ったラインに絡んだ高値越えで優位性は出るのでエントリーは可能ですが、図のように「上抜けた後に支えられた高値越え」が基本のエントリーポイントです。

実際の1時間足チャート。
1時間で切り下げましたが安値を割らなかったので「三角持ち合い」の可能性が出ました。
その後に、持ち合いラインを上抜けて支えらえた高値越えで「基本のエントリーポイントの流れ」となりました。
今回のように「短期MAの収束」があると、ダウのサイズ的に4時間ローソク足で「4時間の押し目」として確実に認識されるので、その後に「1時間ダウを断続させやすい」です。


注意点
「支えられて高値を越えるから上昇方向に角度が付いて上昇しやすくなる」訳で、高値越えだけでは「このようになるリスク」が当然あります。
あとは、「それが出る場所」によって、「基本のエントリーポイントの流れ」となったとしても、伸びない可能性はあります。
なので、「トレンド転換のチャートパターン」と同様に「形だけで覚えない」はとても重要です。
そして、これは「1時間ダウ断続の高値圏を追いかけている=基本ではない」という事は絶対に忘れてはいけません。

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