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2種類のダウ

今日は日足1波目の伸び切った安値圏なので、こちらを書きます。

ダウは「下位足が作るダウが上位足の高安値を確定させる」が基本ですが、その上位足のトレーダーはいちいち「下位足のダウがこうで」なんて見ていない可能性があります。
なので、ダウには2種類があると思いますので、
・「下位足のダウが作る上位足のダウ」は「正規ダウ」。
・「上位足のローソク足が作るダウ」は「非正規ダウ」。
と僕は言います。

これは典型的な例です。
15分の正規ダウでは黄色の1時間上昇ダウ。
しかし、1時間の非正規ダウでは赤の1時間上昇ダウ破壊から再度上昇ダウ。
非正規ダウは後から分かる事が多いのですが、「赤の1時間の波で買われたかな?」と見る事も出来ます。

そう考えると、黄色の4時間ダウの可能性があるので、オレンジで下げて来た時に意識されやすいです。


これは日足と4時間足です。
過去の日足ダウは短期MAが作るダウなので、黄色の日足ダウと見られます。
なので、「日足上昇の2波目は黄色のどちらかで支えられるかも?」と普通は考えます。
しかし、日足ローソク足で赤のようにダウが見えるので非正規ダウで上昇している可能性もあります。
結果、下げて来た時に「非正規ダウの高値」に支えられて上昇しました。

この事から「上位足は下位足のダウを見ていない可能性」が考えられますので、「非正規ダウ」の見方も必要かと僕は考えてます。

「じゃ、非正規ダウでトレード出来るじゃん」と思うかもしれませんが、あくまで「後から分かるダウ」と思っておくのが良いと僕は思います。


そして、「ダウとして認識されている可能性がある」という事は「リスクとして考える必要」があります。
よって、四角部分は、
・1時間ダウによる正規ダウは4時間1波目だが、1時間三角持ちあいで買える。
・しかし、そこは白の非正規ダウが見えるので4時間5波目を買うリスクがある。
と、トレードをする際に「視覚ダウをリスク」として考えなければいけないです。


ちなみにですが、この「非正規ダウ」に短期MAの波が付いて来たのが「波のシンクロ」です。

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