利の伸ばし方

「4時間トレンドフォロー」で基本的なルールとして、
・日足上昇トレンドに沿っている場合は、4時間3波目は1時間短期MAの波で伸ばす、4時間5波目は15分短期MAの波で伸ばす。
・日足上昇トレンドに逆らっている場合は、4時間3波目は4時間安値を目標に15分短期MAの波で伸ばす、4時間5波目は4時間安値より少し上を目標に15分3波目を5分短期MAの波で伸ばす。
という伸ばし方です。

リスク等も考えると例外もあるので、それも踏まえて実際のチャートで解説します。

ドル円チャートです。
日足環境は、日足下げダウを破壊して思いっきり買い目線なので、次は切り上げて上昇しやすいです。
なので、この下げは「日足のトレンドに逆らった売り」と判断します。
4時間環境で、1時間下げダウ後に1時間ダウ破壊を繰り返して黄色のような4時間ダウを築きましたが、ここは当然トレード出来るところではありません。
ちゃんと1時間下げダウを待ちましょう。
すると、4時間切り下げポイントで1時間下げダウとなったので売る事は可能ですが、エントリー時に売り目線に移行しないのでエントリーがしにくいです。
何故なら、「荒れた1時間ダウで4時間の下落」と見られて、1時間中期MAの収束も見えますし、「日足の切り上げポイントと見られている可能性があるから」です。
そう考えると、この1時間下げダウで4時間高値が決まり、4時間の切り上げ上昇に繋がるリスクがあるポイントです。

その後に、売り目線に移行してお絵かき図のように「4時間三角持ち合いの、1時間三角持ち合い」になりました。
なので、1時間の安値れでエントリーが可能です。
しかし、日足環境を見ると、そこは「白四角部分で下げたらすぐに押し目買い直撃ポイント、4時間安値を割って日足の高値が確定していて日足の切り上げポイントに入っている」ので、15分短期MAの波なら赤バツで決済ですが、4時間安値の黄色バツでの決済が良いところと思います。

見てわかるように「日足トレンドに逆らったトレード」は難しくなりがちです。
「日足トレンドに逆らったトレードは捨てる」も1つの手かと思います。

次に、日足環境は明確に買い目線で切り上げポイントなので「日足トレンドに沿っている買い」です。
4時間3波目を買って行くのでエントリー後に1時間短期MAで伸ばして赤バツ決済。
次の4時間5波目は、赤のように1時間ダウが見えますが、実はお絵かき図の1時間3波目で跳ね上がっています。
なので、15分短期MAで伸ばして赤バツ辺りで決済です。

今回はかなり奇麗なパターンですが、基本的にはこのように考えて利を伸ばしています。
あとは、解説内で少し触れましたが「日足環境のリスクを考慮して伸ばし方等を決めています」。