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『リスク(損失)との向き合い方』~FXで勝つためにする事は~

「FXは、リスクがあるからなぁ」とか言われることが多いのですが、FXでのリスクは損失を意味すると思います。しかし、リターン(利益)があるものにリスク(損失)はつきものです。今回は、このリスクに対する向き合い方に関して解説します。


【リスクってなんでしょう】

「リスクとは」でYahoo!検索すると、「日常的には危険性や危険度といった意味合いで用いられています。しかしながらより厳密な言葉の使い方をする場面では、被害の影響の大きさや被害が発生する可能性(確率)、あるいは影響の大きさと可能性(確率)の組み合わせという意味で用いられます。」
これをFXに変換すると、「損失が出る可能性(確率)・予想がつかない大きな損失」になると考えます。あくまで、私見にはなりますが、リスク(損失の可能性)のないところにリターン(利益の可能性)はありません。そして、仕組みを理解していれば、予想がつかない大きな損失を回避する方法はいくらでもあります。

【リスクとの向き合い方】

私が、このマガジン内でもよく解説するのですが、「損失許容額」というものがあります。FXトレードの全てを利益に繋げたいと思っていますが、重要なのは「取り返せる損失の把握」だと考えます。
FXでは、想定される利益額というのも計算できます。例えば、ドル円10万通貨(必要証拠金60万円)で、ドル円における日々の値動きがどれくらいかというと、直近過去400日での高値-安値の平均は1.25円(2024/8/14調べ)となります。10万通貨×1.25円幅=12.5万円となります。つまり1日での利益期待が12.5万円ということは、もし12.5万円の損が発生したとしても、翌日12.5万円取り返す事が出来るという事になります。

日々のリスク(損失)目途が分かれば、リスクを恐れる必要はありません。FXにはリスクをコントロールするために、ストップロス注文(逆指値)を入れることが出来ます。リスクをコントロール出来れば、あとは、リターンの率や額を伸ばす事を考えればいいのです。

【仕組みを知ればFXは怖くはない】

FXの仕組みを理解する上で、一番重要なのは損益計算(シミュレーション)だと考えています。「取引量×損益幅=損益額」となりますので、あとは想定される相場の先読みと逆想定(思惑の逆)を把握しておけば、予想外の大損を出す事はありません。取り戻しの効かない大損を出さなければ、利益を出すチャンスは無数にあるので、トータル収益を目指すことが可能だと思っています。

【最後に】

このマガジンでは、損失発生時の対応や利益を伸ばすテクニックを多数解説しています。

今後も、FXの解説・分析をしながらトレードスキルをUPさせるために、トレードアイディアを交えながら配信を続けていきますので宜しくお願いいたします。

執筆 FXエバンジェリスト 遠藤寿保
日々変動するマーケット情報はX(旧Twitter)で配信しています。
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