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<FXのお悩み解決コーナー1>エントリーポイントと利確ポイントが分かりません。"コツコツドカンを繰り返してしまいます、とにかく利益が乗っても伸ばせずマイ転が怖くなり少額での利確をしてしまいます。

どうも、専業トレーダー佐藤です。

本日より、日々僕のところへ届く様々なFXの悩みに対して、
個別に回答していくという試みを始めようと思います。


早速、一人目のご相談です。


Q,あなたの現在、FXで一番の悩みはなんですか?どこで詰まっていると感じますか?(佐藤からの質問)

A,エントリーポイントと利確ポイントが分かりません。"コツコツドカンを繰り返してしまいます、とにかく利益が乗っても伸ばせずマイナス転換が怖くなり少額での利確をしてしまいます。(お悩み相談者)


エントリーと利確の悩みですね。
これは多くの人が共通して抱いている問題だと思います。

意外と「利確」の方が難しくて、
ある程度FXをやっている人であれば、
利確をどうすればよいのかでかなり悩むところです。

まず、エントリーポイントに関してお話します。

エントリーの仕方には色々な方法があります。

MAやRSIなどインジケーターを使った手法もありますし、
ロウソク足のフォーメーションをみてエントリーする手法もあります。

しかし、いづれにしても重要なポイントは「エントリーをする前の段階」にあります。

事前に環境認識をした段階で、適切な範囲内でエントリーサインを探さないと上手く勝てないのです。

おそらく、現状FXで思うように勝てていない人は、
エントリー単体で勝とうとしている傾向があります。

優れたエントリー手法を知れば、
高い勝率で勝つことができると考えてしまいがちです。

しかし、実際には次の2ステップでFXの勝負は決まります。

①環境認識
②エントリーサイン


①の環境認識と②のエントリーサイン、この組み合わせで本当の勝ちやすさが決まるのです。

分かりやすい例をひとつ出しましょう。

FXではレンジの上限、下限のラインで逆張りをする手法があります。
レンジの上限でRSIが70を上回ったところでエントリーみたいな方法です。


確かにレンジに見えるが…


これはある相場では確かに有効です。

しかし、見ているロウソク足の1つ上の時間足、
2つ上の時間足で見た時に、強いトレンドが出ていたとしましょう。


この場合は短期足でレンジだと思って逆張りしたところ、
上限をブレイクしてそのまま進んでいってしまう恐れがあります。


実はトレンドの最中だった


つまり、レンジで機能する手法であれば、
強いトレンド環境の中で使っても効果は低いのです。


押し目買いなどが上手くいかない場合も、
「短期足ではトレンドが出ているけど長期足ではもみ合い相場になっていた」なんてケースが多々あります。


黄色矢印は短期足でみれば下降トレンドに見えるが、広く見渡せばレンジの中の一波。下の方で戻り売りをすると壁に当たって逆行される。


こうした事態を避けれるようになるには、
長期足と短期足の組み合わせ方、環境認識のスキルを学ぶ必要があります。

環境認識が分かるようになれば、
こうした余分な負けはほとんど無くなります。
その結果、勝率は大きく底上げされるのです。


しかし、この環境認識が厄介で、
「何をどうすればいい」という明確な基準がありません。

ブログやYouTubeのトレーダーさんがやってる環境認識を見てみても、
その人の経験則に基づいて感覚的にやってる場合が多くないですか?

いざ自分でやろうとしても、同じようにはできないのがほとんどではないでしょうか?

エントリー手法であれば、チャートがこういう形になったらとか、
インジケーターがこの数値になったらという具合に明確な基準があります。

でも、環境認識はもっとフワッとしていて、
どうすればいいのかがイマイチ分かりにくいのです。

そこで、僕はこの環境認識のプロセスを具体的に言語化しました。

全部で6ステップに分かりやすく細分化したのです。

このように「やるべきこと」を明確化したことで、
エントリーポイントと同様に環境認識を誰もが同じ基準でみられるようになりました。

その結果、手順を教えた僕の生徒さん達は皆一律で同じ環境認識ができるようになり、その後のエントリーの精度も上がりました。

FXは①環境認識+②エントリーの組み合わせで決まるので、
エントリー手法を使うべき正しい環境がわかるようになれば勝率はかなり上がります。

僕が教えている生徒さんだと、
月間で1回も負けないで連勝している生徒さんも複数名います。
(月利益5万~10万)


なので、現在エントリーが思ったように上手くいかないで悩んでいる方は、
①環境認識+②エントリーという組み合わせを意識できているか確認してみて下さい。

もし、②のエントリーだけに意識がいっていて、
そもそも手法を使うべき環境①が適切かどうか見ていなかったという状態に陥っていた場合は、①を加えるだけで勝率はかなり変わります。

環境認識をどうやって学べばよいか分からないよって方は、
僕のメルマガや講座でレクチャーもしているので、
興味があれば勉強してみて下さい。

生徒さんも随時募集しています。


※メルマガ及び生徒さんの募集は、
僕の自己紹介記事の最後に案内しています。
電子書籍をダウンロードして連絡をお待ちください。



■利益が伸ばせない…という悩みを解決!


続いて、利確に関する悩みに答えていきます。

結論から言うと、
こちらも環境認識を学ぶことで解決することができます。

後は、ボリンジャーバンドを使った分かりやすい利確基準もあるので記事の最後でお伝えします。

利確が上手く出来ないと感じる場合、
その多くは「ゴール」が見えていないことが原因として挙げられます。

チャートの値動きには、ある程度ここまで来たら「目標達成」というゴールが存在します。

市場の参加者が共通して意識している節目なので、
そこで一気に利確が入るのです。

僕たちもそこに便乗するイメージです。

利確は自分の基準ではなく、市場の合意に「合わせる」という発想が大事です。

なぜなら、どこまで伸びるかは市場が決めるからです。


では、どうすればその「ゴール」が分かるようになるのか?

それは、日足や4時間足の重要なレートに短期足(5分~30分)が到達したときや、前回の同じレートで強く反発した実績がある場所に短期で到達した場合などです。

これに加えて、僕の生徒さんには「エリア把握」という技術を教えています。

このエリア把握とは、直近の相場で動く範囲(稼働領域)を事前に設定します。

そのエリアの端から端までがスタートとゴールにちょうど該当するので、
視覚的に一目でどこまで進むかがわかるのです。

更に、このエリアをブレイクしたときは大きく伸びるポイントにもなるので、エントリーとしても使えます。


このエリア把握も環境認識の1つです。

つまり、環境認識ができれば、
全体の相場の始まりと終わりが分かるようになります。

そうすれば、今の流れがここで止まるのか、
あるいはまだまだ伸びるのかが分かるようになるのです。

利確をどこでしたらいいか?の疑問に関する答えは、
短期足ではなく、長期足に答えがあります。

短期足だけを見ていても、どこまで伸びるかは分からないのです。


■ボリバンを使った利確基準


上記で説明した環境認識で利確をどこまで伸ばせるかは解決できるのですが、簡易的にもう一つ方法があります。

原則的には環境認識で判断するのが正しいです。

なので、これからお話することは、
あくまで補助的なものとしてお考え下さい。


まず、エントリーを行う時間足で、
ボリンジャーバンド1σを期間20~21で表示します。
(20でも21でもいいです)

そして、エントリーをした後、
このボリバンの1σよりも外側にある間はポジションを維持します。

1σを下回った(売りの場合は上回った)時に、
利確・決済を行います。


赤の縦ラインから次の縦ラインまでの期間
ボリバン1σより外側を推移してる。
ここを割るまでは利益を伸ばせる


上記の基準があれば波がまだまだ勢いのある内にチキン利食いをしてしまうことを防げます。

もったいない利食いをして、後から後悔することを無くせます。

かなり機能するので、実際に試してみて下さい。


ただし、直前にお話していたように、
このボリバン基準はあくまで補助です。

上位足も絡む大きなトレンドの場合は、
短期足のボリバンで1σを一時的に下回ったとしても、
その後時間をかけて再度上昇していくこともあります。

ボリバンはあくまで表示している時間足でのトレンド終了を教えてくれる(利確のタイミングを知らせる)だけなのです。

より大きなトレンドを掴むためには、
やはり上位足の環境認識でゴールを探す必要があります。

20Pips~30Pips程度までの利確であれば、
ボリバンだけでも十分取れますが、
50Pips~100Pips越えの大きな利益を狙う場合は、
絶対に環境認識が必要です。


以上、今回はエントリーの悩みと利食いに関するお悩みに回答しました。

お役に立てれば幸いです。

佐藤


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