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【#いつもありがとう欅坂46】積み上げ、生まれ変わり、強くなる。【#fuwa自論私論】

2020年7月16日(木)に配信された「欅坂46 Live Online but with YOU」。
この中で、欅坂46が5年の歴史に幕を閉じ、新たなグループとして再出発することが、キャプテンの菅井友香より発表されました。
今回の「fuwa自論独論」は、生まれ変わる決断をした欅坂46について、散文ながら思いを綴ります。

菅井友香、魂の5分58秒

この決断について、様々な意見が飛び交うことになると思います。既に飛び交っているところもあるでしょう。
ただ、ファンの方にも、そうでない方にも、その発表のときの言葉を今一度ご覧頂きたいと思います。

なぜ、最初にこれを置いたのか。
それは、本当のバックグラウンドを知ろうとせず、見出しとリードに書かれたことだけで身勝手なバックグラウンドを作り出し、それを基にした低俗な意見が、結果として彼女たちの重荷となることを望まないという、私自身の方針からです。

今年1月23日、平手友梨奈の脱退、織田奈那、鈴本美愉の卒業が発表された際に掲載したnote記事の中でも触れているように、欅坂46はこれまでにも様々な外野の憶測や、そこから派生した事実無根な記事(それが事実無根だという確証もありませんが、文脈からして恐らくそうでしょう。)に振り回されてきた歴史があります。
この苦しみがこれ以上続くことが無いよう、まずは読んでいただきたい。

ライブをご覧いただいていない方、上記モデルプレスの記事をお読みいただいてから次に進んでください。

何かを手に入れるためには、何かを捨てなければならない。

一度リセットして再出発することはやはり大切です。

冒頭に書いた言葉「何かを手に入れるためには、何かを捨てなければならない。」
こちら、ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」(TBSテレビ)最終話に登場する言葉です。
青島製作所野球部監督である大道は、青島野球部最後の試合に向けてこの言葉を選手に投げかけ、結果として最後には勝利を収めるのです。

様々な悩みを持ち、もがき苦しんだ5年。
菅井キャプテンの言葉でも「なかなかこの2年は、特に出口の見えないトンネルをさまよっていたような状態だったと思います。予測できないことがたくさん起きて、思うように活動できない日もありました。応援してくださっている皆さまの期待に応えられていないんじゃないかな? と思う日もありました。メンバーの卒業、脱退も続きました。グループの名前が独り歩きして、耳をふさぎたくなるようなことに悩まされた日もありました。でも、欅坂46を好きだと思えば思うほど、苦しくなり、もっとこうしなければならないと考えれば考えるほど、執着も生まれたと思います。」(スピーチより抜粋)と語っています。

この苦しみ、重荷をこれ以上引きずるわけにはいかない。
どこかでリセットしなければならない。
でも、これ以上ファンの人を待たせるわけにもいかない。

様々な思いが交錯する中で行き着いたのが、この決断だったのだろうと思います。

真っ白になった時、無限の可能性が生まれる。

今年 2020年10月のラストライブをもって、現役メンバー28名は 欅坂46に別れを告げます。
今まで培ってきたものにも別れを告げ、そして 新たなグループとして生まれ変わるのです。

その瞬間に立ち会えること、ワクワクしませんか?
少なくとも自分は今からワクワクして、楽しみで仕方ありません。

菅井キャプテンは、新たなグループになることについて、スピーチの最後に並々ならぬ覚悟を語りました。
今、本物のファンに求められていることは、覚悟を決めたメンバーの背中を押すことでしょう。

欅坂46。
これまで私たちに様々な景色を見せてくれました。
デビュー以来、メンバーとして在籍した全36名。欅坂46を語る上で誰一人として欠かすことはできません。
様々な壁にぶつかり、逆風にも前を向き続け、そして不可能を可能にしてきた彼女たちは、もはや尊敬に値する存在です。

真っ白に生まれ変わっても、彼女たちの功績は揺るぎないものですし、本当に大切なもの、彼女たちの根幹にあるものはきっと変わらないはずです。

そして、真っ白に生まれ変われば、そこには余裕が生まれます。
今まで背負い続けてきたものを置いて、新たに歩み始めることは、無限の可能性がそこにあるということです。

現役メンバー28名が仲間とともに新たに進み始める茨の道。
決して楽な道ではないでしょうし、場合によってはこれまでを超える大きな壁、逆風に立ち向かわなければならなくなると思います。

しかし、私自身、これまでの欅坂46、そして今の欅坂46、そして生まれ変わる新たなグループを信じて疑いません。

真っ白になって、また新たな色に染まり、茨の道をともに進んだ先に、全く見たことのない、新しい、素晴らしい景色を共に見たい。
それが私の、私たちの願いです。

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