見出し画像

団体旅行添乗員の大失態③

続きがありました…。
長年トラウマのようになっていた【パスポート忘れた事件】
今でも時々その時のことが夢に出てきてあの時を何度も悔やんだり自分のことを価値のない人間だ、と思い悩んでいたところがありました。
50歳を過ぎたころ病気して気持ちの持ち方が変わったのをきっかけにようやく夢も見なくなっていましたが、実は今日、私の代わりに行ってくださった方と再会して改めてお礼を言える機会を与えてもらいました。

当時の同僚が今、その会社の内勤で活躍していてその方と繋がりができてチャンスを作ってくれたのです。

29年前ということが今はっきり発覚しました。29年も前に助けていただいた方に今さらお会いして感謝の気持ちとお詫びの気持ちを伝えてきました。

直接お会いして分かったこと。
・無事に何事もなく平和に問題なく帰ってきたこと
・その方は大学で歴史を専攻していて興味深くツアーを運営できたこと
・あの時のことを怒っていなかったこと
・私の名前は覚えてくれていたこと(旧姓だけど💦)
・とても温和でやさしい方で少し照れ屋さんな感じの人だということ
・添乗1年目の私に国内旅行の仕事を割り振りしてくれていた担当者がまだやまなかには国内をやってほしいと言っていたのに海外担当者がやまなかを持って行ってしまったので事件がおきた、と今でも覚えててくれていること

もうこれだけで私の懺悔の心は癒されて浄化されたと思います。こんなチャンスをくれた友人(同僚)に感謝して。大きな失敗をしてもその失敗は何かの役に立つということを私と同じように思い悩んでいる方に伝えたいです!!!

多分もうあの悪夢はきっと見ないな!!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?