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☆10年苦しんだうつからの大逆転☆

=^_^= 人生倍返し、5倍返し、ええい、10倍返しだ! うつは心のなかに咲く花8

さて、コロナ、COVID-19。このウィルスが頃ほど私たちの生活を変えてしまうとは、正直最初のころは思いもしませんでした。

去年の1月はまだ普通でした。寒い寒いと言いながら、行きつけの喫茶Oでプロギタリストの方のコンサートを楽しんだり、2月にはそのOで知り合い、後々大切な友人になるTさんと1泊の旅行を楽しんだりしていました。その時にはもうマスクをしなくちゃね、という感じでしたが、していない方もたくさんいました。

2月の末頃からだんだん状況が悪化し、常に緊急事態に備えていた夫の部署ではいち早く在宅勤務が始まり、夫は毎日家で仕事をするようになりました。マスクがなくて朝薬局に並んだり、トイレットペーパーやお米がなくなるという自粛宣言が出されたのが3月だったか4月だったか、カウンセリングも3月からはお休み、喫茶Oも閉まってしまい、生活の範囲がぐっとせばめられました。

バイオリンのT先生が気丈な方できっちりと衛生状態を万全にしてレッスンを続けてくださっていたし、ピロトレも普通に続いていたのがありがたい唯二の日常でした。

ニュースも毎日コロナばかり。怖いというより、やれやれ、と思っていました。たださすがに高齢の両親が心配で、それからはちょくちょく電話するようになります。

私はうつになったとき、ああ、こんな私でもうつになるんだなあ、と思った経験があるので、コロナにもなるときはなるし、ならないときにはならないと腹を決めていました。手をちゃんと洗い、マスクをして、なるべく人混みはさけていました。不思議なことにピロトレをやっていれば大丈夫、という気持ちもありました。

(それほどピロトレの先生方は、世の中の情報を冷静に受け止めて、できるだけの対処をして淡々と怖がりもせず、できるだけいつものように暮らしている方たちです。

それはなぜかというと、体幹がしっかりしているから。体が柔軟で、心の考え方の幅も広いのです。常に自然体で、戦わずして強いのです。)

私もそんなわけで、「旅行に行けないじゃないか、ぶつぶつ。」と文句を言いつつも、ごく普通に過ごしていましたが、夏ごろ、あまりに私の昼寝がすぎたのか、日ごろ何も言わない夫が、

「お前を見ているとイライラする」

(これを聞いたとき、コメディアンのあさこさんの「あさこ39歳、なんだかこの頃イライラする!」というのを思い出しました)と言い出し、自分も男性更年期じゃないかとか、ぐちぐち言うようになりました。

うーん、これはまずい、さすがの夫も、在宅で働き通しでストレスが溜まっている、なんとかしなくちゃ、とものすごく真剣に考え始めました。

夫は腰痛もちで、いつも仕事が終わると「腰もんで~」という人でした。一方私はピロトレでほぼストレスなしの体でした。そこで、はっ!と閃いたのです。

私、ピロトレのトレーナーになろう。

トレーナーになってもっとピロトレを深く勉強すれば、夫を癒すことができる。私がそうだったように、夫の体もゆるめることができれば、夫もストレスを減らしてくれるんじゃないか、と思ったのです。

以前P先生が、私に直接ではなく、誰にいうともなく、「この人(私のことです)がトレーナーになってくれないかなあ、って思ってるんだ」みたいなことを言ってくださったことがありました。その時はトレーナーってなんだろう?くらいにしか思っていなかったのですが、俄然その気になり、一日じっくりと考えて、夫に相談しました。

夫は自分の腰を毎日もんでもらえるのだと思い、大喜びでした(ちょっと違うけど)。「何もしないでごろごろしているよりいいさ」と言ってくれたので、さっそくP先生に相談しに行きました。

「先生、私トレーナーになろうと思います。お願いできますか?」

先生は、即座に快諾してくださいました。それが8月の終わりごろで、認定試験の日が先に9/27と決められていたので、私もそれに間に合うように9月はその準備、勉強、もろもろに文字通り駆け回り、一か月はあっという間に過ぎました。

そして認定試験がやってきます。場所は兵庫県!遠い!P先生が付いて行ってくださるのだけを心の支えに、新幹線に飛び乗りました!

続きはまた後日。




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