全12話のその4「40代未経験からの転職成功ストーリー」
ド日系大手企業の営業経験なしのアラフォーおじさんは、まったく未経験業界の人材系会社のコンサルタントで本当に成功できるのでしょうか。
希望退職で、割増し退職金が出るため、若い方からやめていき、月末は、恒例の退職挨拶が実施されるようになりました。
退職者が累積数百名になった頃から、オフィスは夜間工事で真ん中に壁が出来、半分になりました。
「次は俺か・・・・。」
自分がプロの転職コンサルタントなので、アラフォーおじさんには、転職先がないことがわかります。
ここは、全力でいくしかないと覚悟
ここは、全力でいくしかないと覚悟し、毎日、時間許す限りの登録者面談をこなし、数少ない求人を紹介していきました。
面接に入る確率を上げるために、極力、メールでの紹介は避け、遠距離は電話で登録者の経歴をアピールし、近距離は直接訪問し、経歴の説明をして、その場で面接の約束を取りつけるようにしました。
休日も日曜日のみとして、営業担当と同伴し、現在の登録者の経歴にマッチできる求人内容の獲得に協力しました。
1年後、明かりが見えた
1年後、リーマンショックの影響も薄れ始め、求人の数が徐々にですが増加し、会社の業績も、なんとか黒字を確保できるまでになり、明かりが見えてきたのです。
人間、逃げ場がない環境と守るべき家族がいると、不思議と実力以上の力がでることが、実感できた時期でした。
人材業界の平均勤続期間は、大手でも5年程度です。その中で私が、20年近く勤務できたのは、この時期のハードワークがあったからと思います。(今なら、おそらく過労死寸前の労働時間だったような。しかし気力が充実しているので、すごく健康でした。)
上記写真は、私ではありません。普通のおじさんのイメージ画像です。
私は、特別な能力や経験もなく、さらに若さもない中で、現在のファイヤー的な環境を手に入れたのは、変化を求め、常に新しいアイディアを考えて、それを全力で実行に移したからです。
他の記事で、その行動パターンを説明していますので、下記からご覧ください。
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