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エイリアンズ


人間は社会的動物だという。
だけど僕はその反対だ。
協調性がなく、自分勝手で、自己中心的思考。
どうがんばってもそれが治らない。

僕は時々自分が別の星から来たエイリアンなのではないかと思う。

そんな後悔と失敗を繰り返していたあの日、僕はもう1人のエイリアン、君に出会った。

「理想が高いことや、独善的でいることの何が悪いの?私にしてみれば、みんな嘘つきよ。嘘つきで、ぬるいわ」

君はそういって、鮮やかに僕の世界を塗り替えた。
誇り高く、僕のように卑屈ではないエイリアンだった。
きっと僕らもまた、別々の星で生まれたのだろう。

イジイジと内省的になることをやめた。
エイリアンのままでいいと思うようになった。




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