見出し画像

居候5日目〜いきなり大ピンチ

毒ババ宅に来て少し慣れてきたかな〜というところで、外国にいる夫から連絡が。

海外でキャッシングできるようにして持っていったはずのカードがなぜかどこのATMでも使えないとのこと。そして日本の問い合わせ先には電話が繋がらないとのこと。

「それはヤバイ!」と代わりにこちらから問い合わせ先へ電話すると、「暗証番号が間違っているのでは」「うちのカードブランドを取り扱っていないATMもある」「詳しくは現地のセンターへ」など一般的な回答。
それから色々検索してみたところ、JCBは日本のブランドで、世界ではマイナーであるということなど、調べて初めて知ることばかり。…実は私も夫も、外国には一度も行ったことがないのです。

海外旅行に関するサイトでは「こういうときのために、カードはVISAやMasterも持った上で、ある程度の現金も持って行った方が良い」と書かれていました。

それなのに、私は「盗まれるといけないから、全部銀行に入れておいて後で少しずつ降ろして使えばいいんじゃない?」等と余計なことを言い、序章で貰った餞別も含めたほとんどの現金を口座に入れさせてしまっていたのでした(←※「キャッシュカードでの引き落とし」と「海外キャッシング」の違いも理解していない)。

ここで初めて、国内旅行と同じように考えていたのんきで阿呆馬鹿な私のせいで夫が飢え死にしてしまう!と大慌て。

と、そんな中、今度は保育園からTELが。「○○ちゃん、今日いきなり吐いてしまったんです!」とこちらも切羽詰まった様子。

慌てて迎えに行くと、顔面蒼白。。家に連れて行くや否やバッタリ倒れ込んでそのまま寝た娘。

しばらくして起きると、熱もなく食欲もあり、、、やっぱり突然大好きなパパと引き離されて環境が変わったストレスもあるのだろうか、と思いました。よく考えたら娘にとっては何も悪いことしてないのにとんだ理不尽だもんね。。

翌日は大事を取って保育園を休ませましたが、そんな娘を抱えつつ、遠い外国で困窮している夫へなんとかお金を送れないかと調べ、、、

英語で宛先住所を書く方法など、何か1つとっても、ゼロ知識から検索しなければならず(何が郵便番号にあたるの?とか)、この作業を、一刻も早く終えて発送せねばという切迫感の中、育児という最大のマルチタスクと並行で行うのは非常に大変でした。(毒ババは基本仕事のため平日不在)

送った後も気が気ではなく、毎日頻繁に配送状況の確認をしていました。
なんとか無事届き、安堵したところです。

届いた時、夫は少し泣いたとのことでした。
ホームシックかな。。

なお娘はすっかり元気になり、物凄いエネルギーで遊びまくり、振り回してくれるので、おかげでこちらは寂しさを感じる暇もないです。
子供は小さいけど、存在感は太陽のようだと改めて実感しました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?