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贅沢をしないためにnoteを開設しました


はじめまして、冬野音兎と申します。

「ふゆの おと」と読みます。
もちろんペンネームで、「冬の音」「note」とかけています。
ちなみに兎も大好きです。
よろしくお願いします。

人の人生はみなグレー

インターネットという環境に一般人が触れられるようになってから、私はインターネットに文章を書く楽しさを覚え、日記というかたちで綴ってきました。
もう残っていないけれど、どんなに黒歴史でも残しておけばよかったなと後悔しています。
黒を白にすることなんて、どんなにたくさんの白い絵の具があっても無理で、どんなに頑張っても薄いグレーにしかなりません。
1滴の黒インクが垂れただけで、真っ白にはなりません。
だから、人生真っ白な人なんていないと思うんです。
真っ黒な人はいるかもしれないけれど、みんな濃かれ薄かれグレーです。

私のグレーはなかなかに濃いめだと思いますが、犯罪等は犯していないので薄いほうの濃いほう。
たくさんの経験をしました。
いいことも悪いこともありました。
それを全て含めて、私の、私にしか経験できない、地球上でたった1つの経験値を持つ私の人生だと思います。
だから、ここにたくさん残しておこうと思い立ちました。

贅沢とは

タイトルにあるように、私はとっても贅沢をしています。
去年までは東京に住んでいたのですが、今は地元である北海道に戻ってきました。
東京にいた頃、「懐かしいな」「また行きたいな」と思っていた場所はたくさんあるのに、未だに行っていません。
全て贅沢のせいです。

家の中で完結する仕事をしているので、気を抜くと全然外に出なくなります。
若い頃は、多少寒くても外に出る元気がありました。
でも今は違います。
ちょっと寒いだけで出たくなくなるし、車があるのにどこにも行きません。
窓の外を見ると、少し寂しそうにしている愛車が光っています。

このnoteを開設したことで、私の運動不足を解消しながら、せっかくの北海道を写真と文章に収めようと思っています。
まだ歩けるのに歩かない。
まだ目が見えるのに美しい景色を見に行こうとしない。
まだ耳が聴こえるのに大地の音を聴かない。
とっても贅沢です。

年齢的に、病気を気にするようになりました。
かろうじて今は、「超健康」というわけではないけれど、入院する必要もないし、普通の生活ができる身体を保っています。
それなのに、外に出ないなんで、身体が動かない方や病気で入院している方からするととても贅沢なことです。
せっかくの大自然が眼前にありながら、それがあって当たり前のように家にこもっているのだから、それはとっても贅沢です。

仕事が忙しくて時間がないからという言い訳は簡単にすることができますが、仕事ばかりしてせっかくの身体を無駄にしている気がしています。
iPhoneだって、ちょっと高い一眼レフだって、ビデオカメラだって持ってるのに、本当にもったいない。

都会にはない楽しみ方

私の街は遊ぶ施設こそ少ないし、感染症にだって冬は特に罹ってしまう危険があります。
新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザも普通の風邪も、施設の中にいれば罹ってしまう確率は上がります。
だから、外に出ればいいのです。
都会にはない、外の楽しみ方が、北海道にはあるはずです。
ちょっと川の方へ散歩に行けば、白鳥と鶴が川を泳いでいたり空を飛んでいたりして、都会では見られない光景が簡単に見られるのです。
それを見ようともせず、寒いからといって家にこもっているのは、贅沢だなーと最近思うようになりました。
それをやめたくて、noteを開設した次第です。

写真と文章で「ここに行った」「あそこに行った」を残していこうと思っています。

表現の自由

あと、私は普段文章を正す仕事をしているのですが、自分が発信する文章は「表現の自由」とやらをふんだんに使います。
正しい文章だけが面白いわけではないことは、仕事を通して痛いほどわかりました。
「変態」と書いて「わたし」と読ませるくらい、自由な文章のほうが、絶対に楽しいはずです。
こういう「そう読むの!?」という漢字の使い方が大好きな話は、また今度書きます。

私の言う「表現の自由」は、自由にけなしていいとか、自由にバカにしていいとか、そういうことではありません。
これはアーティストのadoさんもおっしゃっていました。
あの年齢でそれが言えることは素晴らしいと思いました。
正直、日本のSNSは「表現の自由」を自分のいいように捉えていることが多く、それは相手のことを考えた言葉ではないので、対象の人が傷ついたり、時には命を断ったりしてしまいます。
もっと楽しく日本語を遊びたい私は、「表現の自由」を正しく使いたいなと思います。

それでは、また。

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