テレビニュースは白痴の極み。

特に東京の局と名古屋、大阪での全国向けのは。

内容からして良くこんなひでえ内容を恥じらいもなく堂々と伝えられるなと常々思うのです。
やはり「数字欲しさ」なんでしょうね。

それは「さよならテレビ」というフィルムを視てからより強く思うようになりました。
このコンテンツは名古屋の東海テレビ(フジテレビ系列)が開局周年記念番組としてドキュメンタリーとして制作して流したところ、これが業界を中心に話題となり、同録した素材が全国各地の放送人の間で出回っていたそう。
そこで再編集してインディーズ系での単館上映形式として映画になり、私はCOVID-19の直前に東中野にある小さな映画館で視ました。

内容は語りませんが、これを視て私はテレビニュース、特に民放が制作して出すものに対して信頼はおろか信用すらできなくなりました。

言い方が悪いのも承知で言うのであれば、犬も吐き出すような肉をテレビ局が魔法をかけたのように見た目上はおいしいそうに見える料理に変換させて、本当の中身を知らないニンゲンどもがおいしく食べている感じにしか思えないのです。

ま、朝7時のはともかく、夕方18時のニュースをまともに視てられるのはヒマな老人どもか、クルマで日勤勤めをしている田舎や近郊の勤め人くらいでしょ。
少なくとも都会で働くホワイトカラーのニンゲンは夕方18時なんか家路についている最中ですし、朝7時はまだベッドの上でしょうからね。

私もたまに目線に入ってきますが、無礼承知で言うのであれば反吐がでる内容ばっかりなんです。
こんなの毒にも薬にもならねえよとも。

最近は民放に限らず、NHKすらも最近はそちらに寄せている傾向があります。
正午のニュース以外はニュースショー的に変質してしまっているのです。
特に名古屋で視た名古屋局制作の夕方のローカルニュースには呆れて言葉も出ませんでした。
もはやニュース番組というよりイタい情報番組なていの。

もちろんニュースに限らず、いわゆるワイドショーもそう。
取り上げている目線が非常に低いのです。
まるで偏差値35位の目線ですか?的な感じの。

ゆえに地上波のテレビニュースやワイドショーの類いのはほとんど視なくなりました。
視る価値も無いし、それだったらNHKR1のニュースの方が、ビジュアルという余計なノイズもなく、ムダな演出もない分内容が頭に入りやすいのです。

何せ阪神淡路大震災の時にとにかく悲惨な映像をよこせ!と東京の各局のアフォなデスクどもは在阪の系列局に指示を出してたらしいですし、元日の能登半島地震でも同じ事を石川の各局(+応援組)に指示してたんでしょうね。
そうやって内容は二の次で数字だけを稼ごうとする下品な狙いがスケスケなのですよね。

あと首都圏で大雪やら台風が来るとそれを全国ネットで投げ込んで垂れ流すんですよね。
特に雪ネタでは雪国では嗤いモノにされるという。

ゆえに東京の局が作るテレビニュースは下品で下劣なものでしか感じられません。

ある程度上級な国民は地上波なんか視ないと聴きます。
「(地上波の)テレビなんか視てたらヴァカになるぞ!」と思っているようです。
ちなみにこのフレーズ、私が小学生の頃に親によく言われていました。
そう言ってた親が今はテレビに夢中なんですよね。
そしてテレビの言うことだけは頑なに信じるんですよね。
言われていた私は大人になって歳を重ねていくうちに地上波テレビから離れていきましたが。
テレビニュースを視るだけで地上波テレビのオワコンぶりを感じてしまうなぁと感じてしまうんです。

地方は地方で奮闘してるんですよね、カネの無い中努力して作っていますし。
片や(以前より減ったとは言え)カネはあるくせに、この程度のものしか東京や大阪・名古屋制作の全国向け番組は作れないの?とも思うのです。

今や地上波テレビは白痴製造機に成り下がってしまったんですよね。
技術は進歩しても、作り手の力が急激に低下してしまったがゆえに。

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