見出し画像

わざわざ出かけなくても観られます

紅葉。

東京の山奥に住んでいてこれが部屋から一望できるのです。
ですので、わざわざ紅葉を観に行こうと思ったことがありません。

この時期は紅葉を求めて都会や近郊に棲む連中が大挙して奥多摩に押し寄せます。
日中の青梅街道はクルマにバイクにロードバイクも入り乱れてクルマを出したくなくなります。
青梅線も青梅駅で10両編成から4or6両編成へ乗換えになりますが、ホームがヒトで溢れかえります。
特に今春のダイヤ改正から供用を開始した3・4番線ホームは狭いので、ヒトがこぼれ落ちそうなくらいになるんだそうです。
そりゃ、元々は貨物が走っていた頃の待避線をはがしてホームにしたのですから狭いに決まってますよ。
どっかのようつべerが随分と面白おかしくネタにしてやがってましたが。
で、4両編成の列車は基本パンパンになって奥多摩へ向かっていきます。
平日朝の新宿駅or三鷹駅到着直前の上りのJR中央線快速電車並みに。
一方で受ける側になる御嶽駅と奥多摩駅からのバスも続行便が用意されていて、多いときには3台続行もあります。
クルマでも普段見かけないような他地域ナンバーもみかけますし、さらに「わ」ナンバーも結構見かけます。
以前「わ」ナンバーの白いアクアで、ステアリングを1時55分の位置で凄い腕に力が入ってかつ顔が引きつっている若い女性なども見かけたこともます。
最近はハイカーに加えて、インバウンダーも加わってカオスになっています。
ま、インバウンダーどもはクルマで来るわけが無いですから、鉄路か貸し切りバスか道路運送法に抵触しているような貸し切りバスおよびタクシーもどきに頼るしかないんですけどね。

とりあえず部屋の窓から観えますのでそれで十分なのですが、無理して山奥へいこうと思ったら早朝に行ってちょちょっと観て帰ってくるだけです。
それでも好天であればバイクとロードバイクは朝早くからいますけどね。
特に無灯火のロードバイクという邪魔者もかなりいますし。
ちなみに、ヒドい場合など我が家の方にも行楽のクルマが侵入してきています。
中には「G地図」の経路案内を鵜呑みにしたなって言うのもいます。
市が設置したカンバンで気がついて転回していきますが、そのまま通り抜けてクルマの側面を損傷させれば面白いのに・・・と思うこともあります。
(軽自動車でも通り抜け困難な箇所があるもんで)

これだけ自然豊かなところに住んでいますが、会社が指定してくる仕事場は都心ばっかりなのです(苦笑)。
ですので、片道2時間かけて通っています。
行きは必ず始発ですのでいいんですが、帰りが大変です。
定時で上がれればよいのですが、20時間/月程度の残業なんかあろうもんなら地獄です。(拘束時間を考えると実質35時間/月は残業している感じ)
カイシャからすりゃ田舎から都会に(自腹で)引っ越してこい!!!!とでも言いたいんでしょうけどね。
あとは在宅勤務ができるとこならば・・・ですが。

あとクルマがないと生活はできません。
クルマ使用で100とすれば、クルマが使えないと15程度まで生活レベルが落ちます。
従って80歳以上の爺婆がステアリングを普通に握っている世界線でもあるのです。
爺婆にステアリングを握られたくない(ないしはけしからん!とほざく)連中はどう考えますか?と思います。
レベル4とて厳しい条件ばかりで、EVとてきつい坂道ばかりな田舎でどうやって実現していきますか?って。

なにせ一番近いコストコとアウトレットモールにはクルマで40分もあれば行けるんですし。
ま、隣県になりますけどね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?