見出し画像

JAL SKY MUSEUMへ行ってきました。

いわゆるJAL工場見学です。

アレの影響で2020年春から見学が見合わせになっていましたが、今年の5月1日より再開されました。
ただ、回数が従前の4回/日から午前午後の2回/日になったうえに週2日休館日が入る形となりましたが。

実は受付開始から何度も試してみましたがダメでした。
で、ある日ふと予約画面を眺めていたら偶然にもとある土曜日の午前中の回に空きがあるのを見つけ、即座にエントリーして無事に予約が確定したのです。

というわけで、再開前を合わせて16回目の工場見学に行ってきました。

東京駅八重洲南口

朝6時台の大都会直通特別快速に乗って終点まで乗り通し、その駅前にある銀行の本店でカネを下ろしました。
そして、鍛冶橋の鉄橋をくぐって東海道新幹線の下を南へ向かって歩いていたらたまたま見つけたドトールに入って朝食を摂って、有楽町から山手線に乗って浜松町へ。

連絡通路を経てモノレールのホームに上がると土曜日の朝らしく、これからどっかへ行くのであろうヒト達が列をなしていてスーツケースを転がしたヒト達がまぁ多かったこと。
そして久方ぶりにモノレールの空港快速に揺られて、昭和島手前のカントがついているカーブ上で停車するというスリルを味わいつつこちらに。

羽田空港第1ターミナル。
まず1階の到着ロビーに向かうとBLUE SKYはまだ開店前でして。
で郵便局に立ち寄ってから南ウイング側の展望デッキへ向かいました。

ドアが開いた瞬間から凄い風を感じまして。
どうやらその時間は秒速約10メートルの南風でした。
下手に帽子や物を飛ばしたら、滑走路をクローズさせかねない重大事案になるなと思いましたが。
と言うわけでA滑走路とC滑走路から南へ向かって離陸することになり、目の前に見えるA滑走路ではひっきりなしに離陸していったのです。

そして、眼前にはこの機材が。

エアバス350-900(A350-900)
那覇行きのJAL907便が出発を待っていました。

日本航空が既存機の置き換えとして3年前から導入しているA350-900の15番機目で、ワンワールド塗装です。
そして、トーイングカーが離れ、

この先で右側のJA15XJが画面右側へ旋回していきました

先発のA350の後に続いてA滑走路の北方向へ進んでいき、

那覇へ向けてテイクオフしていきました。

その後、モノレールの駅に戻り天空橋へ行き、手持ちのSuica、PASMOにチャージして最近できたらしい羽田イノベーションシティを少しだけ視て、こちらに。

新整備場駅。
ここも降りるのは2年数ヶ月ぶりです。
その間にモノレールの駅名標も変わっていたようでして。
ちょっと駅構内のベンチで時間調整をしてから出場してこちらに。

第1ターミナルの南ウイング側から

日本航空JALメインテナンスセンター1(M1)。
まず検温を受けて、諸々入館手続きを済ませ見学用のネックストラップを受け取って、入場ゲートを通過してこちらに。

見学フロア。
詳細はあえて伏せておきますが、印象として随分と展示がスリムになったなと感じたと同時に、ディスプレイをタッチすると説明が出てくる仕掛けに変わっていました。
一旦教室に集合すると、アレの前に比べて教室内の椅子のレイアウトが変わっていて、航空教室自体もコンパクトになったようでして。
(それでも中身は・・・言えません)
物販スペースも場所が変わり、若干売られているグッズの内容が変わっているような気はしましたが。

そして、歴代の機材が飾られているエリアへ。
まず目に付いたのは。

50分の1サイズだそうです。

A350-900。
一番思い入れがあります。
なにせ赤いA350エンブレムが入っている初号機(JA01XJ)は就航して1ヶ月後に搭乗して羽田から福岡へ飛びましたし、イカロスから出た日本航空A350特集のムックも買いましたし。
残念ながらそのJA01XJはこの日早朝に羽田から那覇へ飛び立ち、その後那覇~伊丹を往復していたようでして。

で、これも。

ボーイング747(B747)。
言わずとしれたジャンボ機です。
高校の修学旅行で沖縄へ行ったときに、羽田から那覇へ向かうのに生まれて初めて乗った機材でした。
(その時は恐らく展示されていたのではなくB747SRと思うのですが)
その時往復で搭乗したのがJALだったこともあり、JALと日ヘリ・・・もといANAの2択だったら余程のことがない限りJALを選ぶようにはなったのです。

で、その時に声をかけてこられた係員とお話が弾み、B747に話が来たときに実は・・・とJALにはとてもセンシティブな私の持ちネタをお話ししましたら、係員さんが凍り付いていました。

またSPC(JALメインテナンスセンター内にあるJAL安全啓発センター)にもまた行きたいですねとお話しさせていただきました。
実はアレの前に2度SPCに行ってます。
1回目はJALの同業他社の社員と私みたいな構図でした。
ちなみに2回目の時に同じように係員の方とお話をしましたらやはり凍り付いていましたけどね。


で、諸々見学して、撮ってはならぬフロアも視てからトイレを済ませて再度教室に戻るとその場でヘルメットと受け取りました。
以前は格納庫に行ってから受け取って着用する方式でしたが、これも代わったようでして。

改めて格納庫見学にあたっての説明を受けて格納庫へ続きドアが開き、まずはM1内の格納庫へ。
この日はすっからかんでした。

連絡通路を経てこちらに。

メンテナンスセンター2(M2)の格納庫。

この日はエアバスの工場があるフランスのトゥールーズからフェリーされてきたばかりのA350-900の最新の機材が居たり、B737やB767が居たりと所狭しと飛行機が並んでいました。
ですのでアテンドさんから説明を受けつつそれらを避けるようにしてこちらに。

格納庫のA滑走路際。
離陸していくA350-900を入れてみました。

土曜の午前中ですので離陸便もひっきりなしで、JALやらANAやらスターフライヤーやら色んな機材が各地に飛び立っていきました。
お腹一杯になるくらいに。

その中で、A350-900の2号機が伊丹に向けて離陸していくのを滑走路レベルで見学していました。

A350-900(JA02XJ)シルバーのA350エンブレムが特徴

で、格納庫にいるA350-900の最新機を前面から。

左はB737。

独特な前面と、画面上からは切れている赤いウイングレットが特徴なのです。
そして、コックピット前のレドームの中には・・・があって、横のヒゲのようなものは・・・でという説明を受けまして。
で、B737のレクチャーを改めて実機を視ながら簡単に受けて、M2格納庫の奥に置かれている昔の飛行機を遠くから眺めて(以前はだいぶ近くから見たような)入場ゲートへ戻って解散となりました。
ちなみに、2020年の夏はこの格納庫がずっとパンパンだったそうで、これじゃあ見学はできないよね~と話し合っていたそうです。

そして、羽田空港第1ターミナルへ戻り、これに乗り込みました。

ホームドアが・・・

逗子・葉山行きエアポート急行、1000形1890番台「ル・シエル」(後4両は600形)。
これに乗って京急川崎まで。

残念ながら、マークはホームドアに邪魔されまして。
時間に余裕があればホームドアがない神奈川新町か終点の逗子・葉山まで乗っても良かったのですけど、お腹も空いてましてね・・・。

で大師線の運用に入っている1500形を撮影し京急川崎駅を出場して、暑い中こちらに。

元祖ニュータンタン酒場川崎東口店
ほぼ一択でこれを発注。

タンタンメン(中辛)。
川崎で違う世界線を体験してきました。
周りの客は皆トッピングを追加していたようですが、私はそこまでサイフの余裕がありませんでしたので、ね。
そそくさといただいて会計を済ませて店を辞して、JR駅まで歩きました。

で、駅のコンコースのラゾーナ側では野党系候補が立っていて、演説者がよぉく聴いていると中身がない説法を垂れていました。
さらに団扇らしいのをくれそうになったので避けました。
だって(まがいなりにも)都民ですもの。
そうじゃなくても選択肢に一切入っていない政党なんだから。

そして南武線の快速に乗って都心をショートカットする格好で多摩地区へ向かい、帰宅しました。


ちなみにお土産としてもらえるストラップもイメージチェンジをしていて、その色で格納庫見学のグループ分けをしていたようです。
グループの人数はアレの前とほぼ同じでしたが。
印象としては座学が減った分体感して貰うようなフォーマットに変えたようだなとは感じました。
どちらかというと応用編にシフトしたみたいな感じでしょうか。
展示もシンプルになった分ディスプレイを触れば説明が出てくるような仕掛けに変わりましたし。

ただ違うのはM2の格納庫内でアテンドさん以外に、立哨と経路コントロールの役割をしている係員さんが別途いらっしゃったことでしょうか。
そう意味でも安全を担保しているのだなとは思いました。

実はもう1回予約を入れていましたが、それはリリースしました。
今回で随分お腹いっぱいになりましたし、行きたい方にお譲りして様子を見てまた秋くらいにまた行ければなと思っているのです。
ま、以前と比べて羽田へ行くのもおカネがかかるのもあるのですが。

以上、JAL SKY MUSEUMに行った話でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?