みどりの窓口、無くなるってよ。

東京西部の拠点駅から。

某ネット系フリー百科事典サイトによると、その駅に設置されているみどりの窓口を7月31日付けで廃止して、既に設置されている指定席券売機を高度化させるような事があがっています。
みどりの窓口の廃止と一緒に出札窓口も廃止する可能性もあるようで。

そのサイトのリンク先が社内労組のビラ情報というある意味生々しい所だったりします。(これはこれで良いのか?とは思いましたけど)

ちなみにその駅でまだみどりの窓口の廃止が案内されているような感じは無かった印象がありますが。

こうなるとみどりの窓口を利用するには、もう少し近郊の私鉄や他線も集まるターミナル駅まで行かなければならなくなります。
確かにえきねっとの普及などでみどりの窓口を使うことは減りましたし、特にその駅で言えば春の学校絡みの通学定期券を除けば割と閑散としています。
私も先日のお伊勢参りでどうしても窓口でないと買えないパターンがありましたので、久方ぶりに使った位ですし、それ以外はネットで完結しました。
東海道新幹線も、もっと言えば近鉄の特急券も。

とはいえ、みどりの窓口でないと買えないヒト達っているんですよね。
ネット購入や券売機系の機械に疎いオーバー55のヒト達が。
あとSuicaをクレジット決済でチャージした際に間違えてしまったり、定期券の買い間違いのなどのやらかしてしまったケースも。

そういうヒト達は最低でもターミナル駅までツラを出せ!ということなんでしょうね。
その駅に限らず、八王子支社管内では営業形態を縮退させているようにはみえます。
私が使っている路線でもみどりの窓口の設置駅はこれで2駅になりますし、山梨県内でもみどりの窓口の設置駅が大月、石和温泉、甲府、竜王、小淵沢しかなく、塩山や山梨市、韮崎など特急停車駅にもかかわらずみどりの窓口がないケースもあります。(補完する意味で指定席販売機がありますが)

ただでさえ、アレの影響で客が減ってるんだからヒマなところを生かしたってしょうがねえだろというのが、代々木(JR東日本本社)の言い分でしょうけど、社員にもきちんと説明がなされていない節もあるようですので、代々木の幹部連中が数字だけ視てひたすら前のめりに改革とやらを推進しているのかなとは感じてもいます。

やはりニンゲンは最大のコストでしか無いという思考なんでしょうね。
自分たち(幹部連中)には傷が深く入らないように下々の社員を削って行くみたいな。
そのくせ、内部留保という名のカネががっぽりあるんでしょうし。

さらに鉄道というのは典型的な装置産業ともいえます。
すでにJR西日本もローカル線の存廃について「数字」を出しましたが、JR東日本もそれをする用意があるようです。
赤字ローカル線を都市部の路線の黒字で補填する枠組みもできなくなっている今、地方における公共交通全体の枠組みの再編が待ったなしになっているのかなとは思っています。

そういえば、中央線快速のグリーン車導入が段々後ろ倒しになっていますけど、本当にやるんでしょうかね?
私的にはなぜ今更そんなことやんの?そしていつから始まるの?とずっと思っていますけどね。

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