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関西と北陸へ出かけてきました(5)~福井って・・・

前日21時過ぎに就寝して割と早朝に目が覚めた日曜日の朝、仕掛かっていなかった金曜日から土曜日までの勘定を締めていたのでした。

で、朝食の開始時間より15分早めに降りてみるとすでに先客が4名ほどいました。
所定時間より少し早く開始して、東横インならではの品々をピックアップして席に。
COVID-19禍と荷物置き場の確保もあってか、席が少なくなっていました。
というわけでそそくさと朝食を済ませてコーヒーを作って客室に戻りました。
締め作業の続きとパッキングをして自動チェックアウト機でチェックアウトをして、再び新大阪駅へ。
するとこれが。

新大阪駅をはじめとした北摂エリアはちょうど伊丹空港への着陸ルートにあたりますので、結構飛行機が低空に飛んでいて轟音が響き渡っていました。
ちなみに福岡空港ですと福岡市やその南部の春日市や那珂川市なども離着陸ルートにあたりますので結構これと似たシチュエーションになるそうです。最近、都心の西側が羽田空港へ向けての着陸ルートに設定されてギャンスカ言ってるのがいましたけど、大阪や福岡と比べて全然マシだ!とは思いました。
墜落の危険を感じるのですか?それだったら飛行機が飛んでいない田舎へ引き籠もられたらいかがですか?都内で飛行機にギャンスカ文句を垂れている輩どもは?とは思いましたけど。

新大阪駅に着いてヒトゴミをかきわけるように在来線の改札へ向かいICOCAで入場し、はるかや新快速、更にはオーシャンアローなどをを見ていると、その日の朝も「JRのA」線ではトラブルがあったようで、新快速湖西線経由近江今津行きが10分くらい遅れて新大阪に到着して出発し、その5分後に定刻より少し遅れている新快速草津行きが到着していました。
2本目の草津行きはガラガラで、連結されていたAシートもガラガラでした。
そして、これに乗り込みました。

特急サンダーバード11号金沢行き、683系6両と681系3両の合計9両編成でした。
割と停車駅多めのタイプの列車でしたし、日曜日の朝と言うこともあり客はそれほど多くはありませんでした。
順調に列車は進み京都駅の0番線に到着すると、そこそこ乗り込んできて乗っている号車は8割くらいの入り具合になり出発し、山科から湖西線に入りました。

車窓から琵琶湖を眺めていると徐々に列車がスローダウンしていきました。
先ほど触れた新快速近江今津行きが遅れたことで湖西線のダイヤも乱れていて、その新快速に堅田でパスされた先行の普通近江舞子行きが突っかかる格好になり、低速の状態でしばらく北上することに。
近江舞子にその普通が着いたところで再び加速状態になり、いつの間にか琵琶湖に別れを告げて、山間に入って近江塩津で北陸本線に入り、新疋田界隈のカーブをやり過ごして、車両基地の先に要塞のような建物が見えてきて敦賀に。
出発して車窓左手に北陸新幹線の高架が今までに見たことの高さでそびえていました。
そしてほどなく北陸トンネルへ。
随分長いこと北陸トンネルを走って福井県の嶺北地方に出て、武生と鯖江に停車していました。
ちなみに敦賀到着の段階で8分くらい遅れていましたが車掌はそれに触れることは無く、淡々と乗り継ぎ案内をしていました。
そして5分遅れでこちらに到着しました。
(この時も遅れの放送をしてませんでした)

福井。
生まれて初めて福井駅に降り立ちます。

そして乗ってきたサンダーバードと後続の普通金沢行きの出発を見届けて出場しました。
すると駅前のコインロッカーが全部埋まっている状態で、結果として手荷物を持ったまま動くことになりました。

閑散とした駅前広場を歩いてひとまず福井鉄道の福井駅停留所に向かうと、眼前にはある意味話題になっているどっかの宗教団体がナンかを持って突っ立っていました。
(本当にどこにでも出没してるなぁ)
で、券売機で乗車券を買って在線していた列車に乗り込みました。

たけふ新発福井駅経由田原町行き。
770形で、元は岐阜で走っていた名古屋鉄道のモ770形です。
名鉄の岐阜地区の路面電車の路線が廃線になった後に福井へやって来ました。

乗り込んでほどなく出発しました。
来春の北陸新幹線延伸を踏まえた再開発工事が進んでいる電車道を進み、途中から本線に合流し、道路の中に設けられた線路を走り、途中で道路から外れるように進んで田原町に到着しました。

再開発で文化施設が建っているようで、接続する福井鉄道とえちぜん鉄道の駅も建て替えたようです。
福井鉄道の駅で水をお買い上げして、続いてえちぜん鉄道の駅へ。
こちらで乗車券を購入するとnanacoが使えるようでしたのでnanacoで決済しました。
三国港行きの列車を見送ったあとにこれに乗り込みました。

三国港発福井行きのMC6101形の単行車。
元々は愛知環状鉄道の車両です。
後部のドアから乗り込むとなぜかJKが随分と乗っていました。
そしてえちぜん鉄道といえばアテンダントさん。
前に後ろに位置を変えながら案内をされていました。
拠点がある福井口で運転手とアテンダントが交替してこちらに到着しました。

福井。
その列車が三国港へ出発していくのを見届けて、次に勝山から元JR東海の119系である7001形が入線してきました。
随分と雰囲気が変わったな・・・とは思いましたが。
ちなみに勝山からの列車を待っている時間で予定より1時間早い特急に変更をかけていたのでした。
改札を出場することこれが。

JR福井駅(新幹線ホーム)とえちぜん鉄道福井駅

元々えちぜん鉄道の線路は地平にありましたが、新幹線の延伸に併せて高架化されたのです。
これも異例ではあります。
そういえば富山地方鉄道の電鉄富山駅も高架化するときいていますが。
ちなみに新幹線ホーム内の建物内にはこういう幕が。

この時点で建設を担当した鉄道・運輸機構からまだJR西日本に線路と施設が引き渡されていないのです。
その段階で最終確認として本線上の試運転がEast-iとW7系を使って行っていたのです。
最終的な確認と手続きを経てJR西日本へ引き渡されることにはなっていますが。

そして大急ぎで取引銀行に向かうも地理感覚が喪失し、交番で聴いてみると的を得ない回答をいただきましたので、やむをえずGの地図を頼りに取引銀行を回っていました。
銀行に向かっているとこれが目に入ってきました。

今春のWBC決勝で大谷翔平「投手」の世界一のウイニングボールを受けた東京ヤクルトスワローズの中村悠平捕手は福井出身(厳密には福井県大野市)なのです。
福井は盛り上がったことでしょう・・・って、TBS系列もテレ朝系列も福井にはありません。
恐らく中継をしていたAmazon Prime Videoか、高利得アンテナをたてて石川の北陸放送か北陸朝日放送を視ていたかになりますが。

そして銀行に立ち寄って駅に戻ると駅前広場にはこれが。

確かに福井は恐竜の街ですよね・・・って実際には勝山市のような気がしますが。
で駅前にはどっかの宗教団体の爺婆どもがUKRを絡めた意味不明なアピールをしていました。
聴いていて論理不整合で、其奴らしか分かりえない、お花畑の世界観で。
それをマジメに訴えていることに呆れかえってしまいましたけど。
で、これまた怪しいのがビラ配りしてましたが、暗に受け取り拒否しましたし。
こういうのは立川でも八王子でも、ましてや新宿でも横浜でもみかけませんけどね。

そして駅の券売機でICOCAとSuica、PASMOにチャージして、通路を挟んだ反対側にある今庄そばというそば屋に入ってこれを発注。

かけそば。
急いで食べてましたが、味は・・・「うーん」という感じでしょうか。
(意見には個人差があります)

そして、ICOCAで入場し、これに乗り込みました。

特急しらさぎ53号米原発金沢行き、681系9両編成。
予定ではその1時間後のしらさぎ7号に乗る予定でしたが、荷物を持たされたことで頭にきて当初より1時間早いのに急遽変更しました。

車内は空席が目立つ中福井を定刻で出発し、福井を後にしました。

※(6)に続く。

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