38年ぶりの日本一

言わずもがな阪神タイガースのことです。

約半世紀ぶりの関西勢同士の対決となったSMBC日本シリーズ2023は阪神タイガースがオリックスバファローズを4勝3敗で下して、1985年以来の日本一に輝きました。

まずは阪神タイガースに関わる全ての皆様、おめでとうございます。
岡田監督からすれば前政権時代の2005シーズンの日本シリーズで千葉ロッテマリーンズに屈辱的なスイープ(1~3戦で30失点)を喰らっていますので、今回はその屈辱も晴らせたことにもなります。

やはり大きな軸を動かさずにやってきた今シーズンの戦い方を日本シリーズとその前のクライマックスシリーズ・ファイナルステージでやってきたというのもありますし、何より相手がバファローズだったことで移動が楽だったというのもあるでしょう。

ただ、互いにがっぷり四つの戦いでもあったかなとは思います。
その中でノイジー選手の活躍であったり、シリーズ男とも言われた昨年のドラ1である森下選手の活躍もあったり、そして粘り強く投げた投手陣もあったりと。
バファローズも良く戦いましたが、タイガースと比べると満身創痍だったかなとも思います。
一方で第1戦でKOされた絶対的エースの山本由伸投手が第6戦で完投して雪辱を果たしたり、攻める方もよくやったとおもいます。
ただ紙一重の差だったのかなとは思います。
ちなみに第7戦にキャッチャーマスクを被った森友哉選手に対して今春のWBCの優勝キャッチャーでテレビ中継のゲストだった中村悠平選手がダメ出しをしているシーンもあったそうですし。

ちなみに、テレビ中継においてはNHK BSがやらなかったため(ワールドシリーズは全戦放送するのにね)、地上波で中継を担当したフジテレビ系列で関西テレビの新実彰平アナウンサーが優勝実況をすることにもなりました。
新実アナウンサーも春までは平日夕方のニュースキャスターでしたが、競馬を担当していた先輩アナに交替となり今シーズンはスポーツに戻ってきたわけで、その中でタイガースの日本一の実況をしたというのは大きかったのかなとは思います。

一方でこれをサンテレビの湯浅明彦アナウンサーにしてほしかったなと思うタイガースファンも多かったことでしょう。
NPBの石頭どものせいで日本シリーズはサンテレビが中継できませんでしたが、サンテレビであれば監督と活躍選手のインタビューも全てオンエアに載せてストレスなく完全中継をしたことでしょうし。
そして、日本一の実況を湯浅アナウンサーにしてほしかったというファンも多かったことでしょう。
リーグ優勝の時も湯浅アナが担当していてそれが公式で切り抜かれてようつべに上がっていて結構な再生回数になっています。
日本一の瞬間でも多分陳腐な事はコメントしなかっただろうとも思いますし。
そしてその放送席にはなぜか世界のケン・ワタナベこと渡辺謙さんが普通に居て解説者以上の解説をしていたかも知れませんし。
なにせ在京の番組なんか滅多に出ない方がなぜかサンテレビにはなぜか頻繁に出てくれて、今春のキャンプ時には岡田監督にインタビューをして、タイガース応援番組にも出てくれているのです。
リーグ優勝の時は祝福のメッセージをサンテレビに寄せていらっしゃいます。
おそらくサンテレビがギャラを出せるとは思えませんので、渡辺謙さん自身が売り込んで出ていらっしゃるのだろうと思うのです。
それまでずっと低迷期の時もタイガースを追い続けて、かつ他の地上波(はっきり言って痴情波)みたいなことをせず、担当ゲームは完全中継という王道の中継スタイルを持っているサンテレビに渡辺謙さんが惚れ込んだのかも知れません。
中継がおすと後続番組も遅れますが、それを逆手に取ったタオルマフラーも発売されていて、結構売れているとも聞きますし。
日本中のいや世界中のタイガースファンが「サンテレビボックス席」だけでもいいから日本中、いや世界中に中継してくれと思っていることでしょう。
一方で放送権料が高騰しているのかサンテレビボックス席のゲーム数が年々減っているようですので、それが心配ではあります。

とにかく他の在阪局のはしゃぎっぷりには閉口してしまいますからね。
その典型例が昨年の初夏に朝日放送テレビが放送した「あの」番組でしょうからね。
物議を醸したあげくに優勝すら逃しましたし。

あとその他の虎党の芸能人のことや優勝決定後に道頓堀で起きたことはここでは触れません。
触れなくたって三面記事にはなってるんでしょうし、他の方が触れているでしょうしね。

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