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かんそうぶん(道徳の日本男児 其ノ漆)

三四郎の単独ライブ『道徳の日本男児 其ノ漆』の初日と千秋楽(7/23.24)に参戦しました。
一応ネタのオチに関わるようなところは避けつつ、備忘録として記していきたいと思っている。なので主観バリバリ。読みにくさカンスト。少しでもネタバレ避けたい人は読まない方がいい、です。そして何も深い考察とかはない。

ちなみに席は、初日は1階の中央に近いけど後ろの方の席、千秋楽は1階の2列目だけどバチボコ下手(しもて)でした。千秋楽の方はかなり斜めから見ることになったけど袖がよく見えました。

【OPコント】


明転すると、赤い光の中、椅子に座った小宮さん。金曜日のラジオで痛風を単独に合わせて敢えて爆発させていたことを聞いていたので「やはりダメだったか…!?」と思ったが、スチャッとメガネを掛けて立ち上がっていた。クララが立った!痛風抜き、成功!心の中で大拍手。
デスゲーム調の世界観で、「デーモンキング」と名乗る男の声が……
英語でいろいろ言ってるけど、何も分からない小宮さん。日本語で言え!とかゆっくり言え!とかの中にも小宮さんの独特の語彙が光る…!出川イングリッシュ的な時間もあって、マセキ…!となった。小宮イングリッシュ。やって欲しいな。
一日目にはなかったお祝いのためのチカチカ演出、めちゃ良かったな…急にハッピーな空間になった。
英語が分かる人にはしっかりと伝わる英語だったのだろうか、あれは。そこがめちゃくちゃ気になるし、私に力(チカラ)さえあれば…!!という気持ちになった。

ちなみに、最終日の方は小宮さんがデーモンキングを呼んだと思ったらまたやり取りを初めたので、デーモンキングが袖の向こうに現れてから、戸惑いながら戻っていくところが見えました。デーモンキングの可愛いところ、見ちゃったな。

【OPムービー】


カッコよすぎる…和の雰囲気と三四郎ってなんでこんなに合うんでしょう……コンビ名が「三四郎」なのも含めてすごくいいですね……映像の感じがマット(と言うのか?)で、ガサガサ!とした感じなのも合っててよかったな…
去年の花札調のビビットな(これも果たして表現が合っているのか…?)色が入っているのも良かったけど!とにかく和!いい!!!
有吉の壁の落語部も良かったですよね(急に別の話)

【漫才:弟子入り】

弟子を取りたい小宮さんと、弟子志願者をやってくれる相田さん。ハチャメチャな弟子志願者に振り回される様が面白い。
途中で相田さんを殴るふりを入れてみたり、ち〇こ捻り取ろうとすんな!みたいな言葉が入ったり、初日よりも千秋楽の方がパワーアップしていた。
殴るふりのあとの相田さんの反応とかがまるで打ち合わせにないみたいな感じでそこがまた良かった。アドリブ調。もしくはほんとにアドリブだったのだろうか…?それはそれで楽しそうな様子だったので良いな…と思っている。

【コント:ラジオDJ】


変なキャラ入った小宮さんは最強……そんなコント。(何も伝わらない感想)
去年と同じくかち上げサングラスを着用してる小宮さん。面白アイテムとして気に入ったのかな…
場所はラジオブースの中。小宮さん扮する「マキ リンタロウ(何度聞いても合っているのか不安になる名前…)」という地方のラジオDJと、そこにゲスト出演する三四郎の相田さん、という設定でのコント。
へにゃへにゃ声はかわいいけれど様子がおかしくて、スタッフへの当たりが強く、強者には媚びる、そんなキャラ。詳しくはもちろんネタを観てもらいたいです。変すぎるので。そしてそれに思わずといったように笑ってしまう相田さんがまたいいですね……この時間をマジで愛している……今回の単独のコントで一番笑ったな…

千秋楽は下手側だったのでマキさんの罵倒をめちゃくちゃ浴びることが出来て、イルカショーの水浴びれる場所って感じでした。

【漫才:脳】


過去のネタのブラッシュアップバージョン!このネタ、大好きだったのでうれしい。そして今回も漫才で一番好きなネタだった…!
赤井さんのエピソードがぶっ飛んでいて初めからフルスロットル。そこにさらにサイコへと……
ヤバ提案に秒で乗ってくれるところ、それだけで面白すぎる。頭が簡単に開くのも含めて面白すぎる。
更にワードに磨きがかかっていて、前よりももっと好きになっちゃったな。
脳みそにポン酢が欲しい、はなんとなく分かるというか、白子って脳みそすぎるよな。でも食感はあん肝っぽそう。知らんけど。
脳みそ合体して叫ぶ時の相田さんの表情が一瞬まっさらで迫真だった。(?)
サイコな相田さんに振り回される小宮さんのさまを見ているのが私は多分大好きなんだな…
手に負えない!ってなりながらもワードで綺麗にまとめあげていくのがすごい。

【コント:Siri】


メンヘラSiri。なに!?と思うかもしれないけれど、とにかくコレ。憎めないけど結構なことをしてるSiri。SiriにLINE乗っ取られたらマジで最悪なのかも。

アウトデラックスにアウト過ぎて落ちた、でお馴染みの開発くんも出てきた。初日はもう少しちゃんとセリフを言えていたのに、千秋楽はボロボロで笑った。結果的に配信されるのはボロボロの開発くんなの、ミラクルだ。この様子に二人ともめちゃくちゃ楽しそうで微笑ましかった。こういう予測不能な変な人、二人とも好きだよな…そういうのを悪い方向だけじゃなしに楽しめる二人は、なんだか信頼出来るな、と改めて思った。

【漫才:女優】


結婚した小宮さんがハニートラップに掛からないように練習する漫才。
相田さんがやる女優、かわいいけど変な人だった。
髪を耳に掛ける仕草、相田さん扮する某女優さんがやってるイメージかなりあるので、流石だった。仕草の似てる部分と絶対やらないだろ!って部分がまぜこぜになっていて、それがまた良かった。ハチャメチャな誘い文句のオンパレード。
簡単にのぼせ上がる小宮さんの様子もとても良かったな。全然断れそうになくて……
千秋楽は相田さんの上目遣いが見放題だったので最高でした。ラジオで度々話題に上がる相田さんの母は、この漫才をどんな気持ちで観ていたのでしょうか……

【幕間:相田さんのタップダンスドキュメント】


途中、明らかに""ネタです""と思わされるシーンが挟まれてすごく安心した。なぜ安心?って、それは、映像の中の相田さんがド痛かったから……(正直者)
幕間のクレジットで出てきた参考映像のものを私は見ていないので、どこからどこまでが真実なのかが分からないのだけど。

ラジオで度々相田さんの演技力(?)のせいでリスナーたちの心配が煽られることがあるが、今回の幕間もまたそういう感じになりそうなところを、途中のシーンとクレジットで助けられた感じがある。

ドラマや生配信の舞台にちょこちょこ出るなど、磨き上げられていく演技力も相まって、どんどん相田さんの虚実が入り交じり、分からなくなっていく。蜃気楼なの……???

ナレーションが花澤香菜さん。某ドキュメントの歌っぽいのを歌っているのは、歌手デビューもした同じ事務所のパーパーの星野ディスコ(星野一成)。美声の無駄遣いしまくりの豪華な幕間であった。

【THE AIDA SHOW】


あの!THE AIDA SHOWが!!帰ってきた!!!
陽気な音楽とともに入場する相田さん。「まずはモノマネからご覧下さい」となり、「あ、タップまだなのか……」となって笑った。律儀にモノマネもやってくれるんだね……
初日はもっと小道具を使っていたのに、千秋楽は小道具ちょっと少なかった。
私はU字工事の益子さんのモノマネが大好き。似すぎてるし相変わらず「粉瘤」の話しかしないから。
モノマネ毎の背後のライト、去年よりも強くなったように感じたのは気のせいだろうか……?

タップは、相田さんのUSJのトークでお馴染みのリッキー・マーティンの「Livin' la Vida Loca」。配信に乗ってないのが残念だけど、赤色のライトとかがつき始めたあたりで曲をスタートさせてみたら雰囲気は伝わるかもしれません。
当日はほんとにすごかった!たまたま成功回だけ見ていたので、完璧すぎてびっくりしてしまった。タップ知らない素人から見て、てことではありますが……でもとにかくすごかった。

【漫才:悪口】


タイトルそのまんま、って感じで笑える。相田さんのクイズに答える感じで「寝不足だから……」と言いながらあらゆる悪口を言っていく、というもの。最新の悪口も入っていた。小宮さんが悪口言ってもそんなに強い感じで聞こえないからこそ出来る漫才だなぁ……と思った。ふにゃふにゃ声……。
オチが急に二人しか分からない人物になり、「えっ?」となって終わった。三四郎の漫才のオチ、「えっ?」ってなって終わること多いな……と思うんだけど、「えっ?」となった後に「ふへへ……」みたいな謎の笑いが込み上げてきて不思議。なんなんだろ、あれ。肩透かしというか、思いっきり肩透かしされるとほんと謎の笑いが込み上げてくる……面白い……YouTubeで初めてネタ見た時も、この「えっ?」で戸惑いまくったな……と懐かしい気持ちになった。

【ED】


メイキング的な映像の差し込まれたエンディングロール。考えている姿やほかの人たちとの関わる姿など、このライブに向けて動いている二人の姿にグッと来る……。人を笑わせるために真剣に取り組んでいるの、かっこよすぎる……。

もちろん笑ってもらえることの快感って凄い!って話を聞いたことがあるので自分のためでもあるかもしれない(そしてそれは別に悪いことではない)けど、他のものでなくて人を笑わせる手段を選ぶってこと自体がすごいと思う。根本的には人を愛してるんだな、と思った。知らんけど。

「また来年〜!!」の言葉を信じて、私はこの世界を生き抜くよ。

感想文、終わりで〜す

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