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土肥間由ちゃんバースデーサイクリング‼️ 1日目

さて、いきなり自転車とは関係ない話題ですが、この地図を見てください

伊豆半島の地図で、線が鉄路になります。

この部分が見事に空白地帯になっていることがわかります。このあたりも東側ほどではないとはいえ、一応人はいますし、観光地も沢山あります。

このように土肥から修善寺方向に伸びる鉄路が敷かれるという計画があったんですが、軟弱な地盤に鉄路を敷くこと自体がリスクの高いものになるため(災害に弱くなってしまうため)没案となってしまいました。
そもそも鉄路を敷くって言っても伊豆急行がトンネルの連続なんだから同じ半島である以上西伊豆もトンネルばかりになりそうですし、火山がないとはいえ大量にトンネルをぶち抜くのもタダではありませんしね。

というわけで、西伊豆は鉄道では行けず、バスで行くことになります。

そんな中、我らが公式がこんなことを言い出しました。お金が無くてもそんなの関係なしと次々全国各地に供給をばらまいてくるこの公式について行くのはほんと大変です(ついていけてないけど)
先週だか先々週言ったように、最近はお金がありません。だからこの供給を享受することが出来ないのか…なんて思いません。
だって
自分の力で土肥くらいならいけんだろ!わら

というわけで、

いつものチャリンコを使うことに。なんと午前1時。そんなアホみたいな時間に出たのはもちろん理由があって、前回同様にド田舎の夜の道をとにかく走りたくない…けど、観光もしたい、その両立を図った結果この時間になりました。
丁度海が綺麗だという沼津の海を見たかったので沼津周りから行くことにしました。さすがに一日では走りきれないので宿も気合で予約して、超唐突伊豆半島1周自転車旅行が始まりました。
家から沼津間は例のごとく写真を撮らないので語ることはありません。沼津経由なので、御殿場から回っていきます。沼津に行く方法は主にふたつ、箱根峠から回っていくルートか御殿場から回っていくルートがあるわけですが極力体力使いたくないので御殿場回りで行くことに。厚木街道はやたら登り下りが多いんですが、草津に比べたらまあマシだろうという考えです。
R246は渋谷から大和市までと、平塚(八王子方向に川沿いに伸びるR129部分)~厚木までならはしったことがあります。今日ほとんど走ります。

その厚木あたりで空に明るみが。例のごとく写真がありません。落ちてきそうな夜空の中3時間も走ってきたので夜明けには敏感です。

朝を迎え、太陽が登ってきた頃道も登り始めました。県境あたりの登り以外にもきちんと登りがありました。最初言ったように写真はないけど、

(この辺登りがあるって聞いてなくてキレてた区間なんだけど、そう言えばこの辺小田急乗った時も結構な田舎だったよなあ)

神奈川県の山北町ではこんなものも。
御殿場線の遺構でしょう。昔東海道本線だった頃の名残です。きっと。
富士山を眺めながら御殿場までせっせか登り、そこからはゆるやかな下りが沼津まで続きます。特に書くことないけど、下りはとにかく急すぎずかなり楽な角度だったなあって思います。

というわけでサクっと沼津に到着。その界隈の人には言わずと知れたラブライブの聖地であり、タクシープールにはデコタクシーが、駅前にはコラボカフェが、駅からはラブライブのキャラのでっけえ人形をかついだ人が出てきました。
休むほど消費もしてないのでさっさと走り出します。水がうまい。
南へ15km程進むと海が見え始めます。

綺麗だ!確かに綺麗だ。間違いなく綺麗だ。
伊豆市に伸びていく国道と分かれ、道は細くなっていきます。

海はとても穏やかで自然の音が優勢です。時々バイクの音がうるさいけど。

雄大な富士山がこちらを見下ろしてきます。
駿河湾の水質が良い理由、富士や箱根周辺の清澄な雪解け水が流れ込むのと、湾にしては水深が深い(4桁あるそう)ことが挙げられるそうです。深海魚の宝庫だそうな。

さて、しばらく海沿いを走るといよいよ伊豆が本気を出してきます。砂浜がなくなり、山々がどんどん海辺にせりだしてきます。
道路もそれに呼応してどんどん登っていきます。

最初の登りだったかは定かではないですが、ちょくちょくこのような景色が見れます。

順番は割と適当ですが、どれも別の丘です
登って汗をかいて、下りで全て乾いて の繰り返しです。効率よく体の中の水分が奪われていくので補給のための立ち寄りもいつもより多め。
沼津に行くときも思いましたが、今回の旅路は本当に想定より多く登らせてきます。
しかし、丘を登れば伊豆半島の急峻な地形からなる造形美を、

地上に降りれば、海の蒼さを思い出せてくれます。
それにしても登ってる時すれ違うサイクリストやバイクから変な目線を感じるんですが、上りの際変な顔でもしてるんでしょうか。むかし走ってる時変な顔だよねって言われたことはありますのでなんとなく心覚えがあります。

他称変な顔をしながら、山を昇り降りすること30km。

土肥金山に到着しました。今回の温泉むすめは何故か温泉ではなく金山にいます。よく分かりませんね。施設に温泉が併設されているわけでもありません。とにかく不思議です。

おんむす自体は沢山いるけど、どうやら静岡県唯一のパネルらしいです(サイトいわく)

土肥間由ちゃんとの名刺交換も成功し、無事にミッションを達成することが出来ました。

もちろんん下呂美月ちゃんと温泉に入ります

え?混浴じゃないって?


というわけで満足した顔で帰宅………しません。伊豆半島1周の旅はまだ始まったばかりですから。

恋人岬。手首だけの彫像、ふたつあるならまだしも、ひとつだけです。それが果たしていい趣味と言えるのだろうか、本人の意向なんだろうか。どういう意味があるのだろうか。それは健全なのだろうか。


さて、工程も順調に進んでいたのでひとつ寄り道をすることに。黄金崎という場所で、ダイビングスポットとして有名らしいです。

辿り着いた場所は、これまでの丘の景色をさらに超えてくる絶景でした。

上が一番上の展望台、下が途中の駐車場の近くで撮りました。自転車が一緒に撮りたいというので一緒に撮りました。

写真だけだと透明度は一番最初に撮ったやつと大差ないように見えるけど、実際見るとめっちゃ大差あります。綺麗が超綺麗になりました。

夏!って訳でもないのに海水浴する客ももそこそこいました。風邪ひかなきゃいいのですが。

土肥の次は堂ヶ島音泉に入りました。波打ち際にある露天風呂でこの後の登りを憂鬱に思っています。

なんかゆるキャンの聖地らしいです。確かに景色いいところは多いけどどこもキャンプ禁止だし、そもそもキャンプ場そのものもあまりなかった気が…

こんな所でうだうだしてても夜を迎えてしまうだけなのででます。この後は少し海から離れ、木々を掻き分けていく道をひたすらもがき続けるのみです。

寸志と言わんばかりに時々見せてくれる景色を見た時だけ、ヒルクライム楽しい!ってなります。

一気に写真が暗くなりましたが、ここは石廊崎の手前のあいあい岬って言うらしいです。結構死ぬ気でもがいてたので写真を撮る余裕なんてないし、感想言えっていったら登り多すぎんねんってくらいです。
ただ、ずっと左側に張っていた山々がいつの間にか消えていたので、ああ先端の方まで来たんだなって感覚にはなりました。まあ道路はそれでも登らせ続けるんですけどね。

もがいて苦しんで、ようやく先端に到着。先には行けなかったけど。感想は
ママチャリできた卍
くらいです。暗くなるので早く宿に行きたい。

暗い道のりを走るとほんとに虫が湧いて来るんですよね。なんででしょうか。

そのまままた走って約10km、今日の宿に到着です。2日目の朝にとった写真です。

林間学校でありそうな宿ですね。机は…うん、そういう柄なんでしょうか。

近くにコンビニがないので、1.5km追加で走らされました。暗いので虫が張り付いてきます。今日の晩御飯にメニューがひとつ追加されました。
宿に戻り、お風呂に入ってすぐ寝て2日目に備えます。
最後の方駆け足になりましたが、これを書いている私が今ちょうど帰っ明日に備えて寝る段階にあるためです明日も仕事なんで

おやすみなさい

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