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浪人時代の話①

高校は公立の偏差値62くらいの普通科に通っていた。
数学がからっきしなポンコツ文系学生で、浪人を重ねても、予備校に通い詰めても最後まで数学を克服することはなかった。

私がなぜ2浪するにいたったか。
それは簡潔に言ってしまえば、謎の自信過剰と危機感のなさ、そして甘えが招いた当然の結果だったと猛省している。

地元の公立大学を目指していた当時高校3年の私は、夏休みを迎えても碌に机に向かうことなく、なぜか謎の余裕をかましながら日々ダラダラと過ごしていた。
しかも、当時の私の何が酷かったか、「受験のために高い金を出して予備校に行くなんてかっこ悪い」とかいう極めて愚かな持論があった。
(数学のみ個別指導塾に入ってはいた。)
本当に当時の自分を一発ぶん殴りたい…。
そんな斜に構えた態度でいながら独学で受験勉強を進めるわけでもなく、
いたずらに時間だけが過ぎて行って気が付けば冬になっていた。
勿論、模試ではEの文字しか見たことがない。

実家が裕福ではないため、私立大学は視野になく、第一志望の公立大学1本で臨んでいた。(どんなメンタルしてんだ)
夏休みをサボりたおして、その後も適切な対策をせずにセンター試験に臨んだが、結果は言うまでもなく…

地獄の1浪目の生活が始まり、この記事は②へ続く…。


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