日本のスポーツ事情について

今回は、日本での現在のスポーツ実施の状況についてまとめていこうと思います。

最初に、日本のスポーツ実施状況、実施率についてです。

なぜ私が今回スポーツ実施の状況についてまとめようと思ったかというと、高齢化社会により平均寿命が伸びているにもかかわらず、高齢者の寝たきりの状況や、軽い事故での大怪我などの健康寿命の低下が近年顕著に出てきているからであります。特に、今のご時世コロナの影響で病院をうまく利用できなくてコロナにより亡くなった方や家に良すぎたことで動けなくなった方が多くみられるからです。

スポーツ庁が行った世論調査では、成人のスポーツ実施率は、週1日以上の実施率が約53%、週3日以上が約27%程度だそうです。この数値が低いのか高いのかは、次回世界のスポーツ実施率について書くので置いておきます。

それに対して、スポーツ庁の掲げる成人のスポーツ実施率は、週1日以上の実施率が約65%、週3日以上の実施率が約30%程度だそうです。ちなみに、前年度は週1日以上のスポーツ実施率が約55%だったので、若干下がっています。

私は最初、高齢者が増えてきているから、高齢者のスポーツ実施率が下がった影響で全体のスポーツ実施率が下がっているものと考えていました。ですが実際は、60歳以上のスポーツ実施率が向上しているにもかかわらず、20〜50歳代の人々のスポーツ実施率が下がっているということがわかりました。原因としては、スポーツをする時間がないということが考えられます。スポーツをしている人の中で、その理由として身体への配慮や健康面での理由が多かったです。その中に、スポーツが楽しみ、気晴らしのために行っている人も3割ほどいました。

若い世代にも余暇がないわけではありません。週末であったり、学生ともなれば長期の休み期間があります。そこでなぜスポーツが行われないのか、それはスポーツが到底難しいもの、余暇としてスポーツをするという文化がないからだと考えられています。どうしても休みになった時に寝ることが優先になったり、仕事が忙しいから疲れたくないという考えがあるからです。

これからの日本では、その余暇時間に対してのスポーツのあり方をもっと充実させていく必要があります。私がこれからのスポーツについて考えた意見は、観光との連携です。今もその取り組みについて色々と行われていますが、私の場合はスキーやスノボなどの地域特性に合わせた物ではなく、観光の一部としてのスポーツでありたいと考えます。その具体例が、宿泊地付近での自転車貸し出しによるお得なプランや、割引という物です。例えば、京都では、観光地が遠いわけではないが歩くには少し遠く感じられる名所の位置配置ですよね。移動手段として、自転車を利用することで地域の環境保全や地球温暖化への配慮、そして観光を通しての運動を行うことが自然にできるのではないかと考えています。

また、地域としてのスポーツのあり方も色々と考えられています。公民館を使ったニュースポーツ大会の実施や、運動不足解消のための地域対抗マラソン大会など普段気にしていないところでもスポーツへの取り組みについて考え行動している地域も多くあります。皆さんの地域でもやっているか調べるのも良いと思います。

今回は日本のスポーツの状況とそれに対するアプローチについて書かせていただきました。色々とぐちゃぐちゃですが少しでもスポーツについて興味を持ってくれるとありがたいです。



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