【27】人は客観的に自分を見れなくなったら終わり。
1ヵ月チャレンジ27日目のテーマは「誰かに言われた大切な言葉」です。
1日目の記事にこのテーマについて少し触れていまして、すぐに思いつかない、難しい、とりあえず27日後の自分よろしく!みたいなことを書いてました。
そして今その27日目のテーマが、27日後の自分の目の前に横たわっています。
何も思い浮かばねえ・・・。
普通の人は1つや2つあるんですかね?
いわゆる誰かに言われた金言を今も大切にしているみたいな話。
自分には無かった気がするなあ。
すぐ思い浮かばない時点であったとしても大したことではなさそう。
少なくとも響いてはいなかったんでしょう。
ただ強いて言うなら、今も覚えているのが父の言葉。
自分に向けてのものではなかったけれど、父はテレビのニュースを見ながら誰に言うでもなくこう言いました。
「自分を客観的に見れなくなったら人は終わりや」
その時、自分は思春期まっただ中。
その言葉に対して共感するよりむしろ、
「なんやオトン、いきなりよく分からんことを。そうやって人目ばっかり気にしてると息苦しくなるよ」
なんて心の中で反発してました。
哀れみの感情すらあったかもしれません。
でも、この年になってふとこの言葉を思い出すことが多くて。
確かにそうだ。自分を客観的に見ることはとても大切。
というかぼんやりと生きてたら自分が生きてることすら忘れちゃう。
ふと我に返り、外から自分を見つめてみる。
他人の目になって客観的に自分を見てみる。
そうすることで冷静になれるし、歪んでいる自分を修正することもできる。
あくまで客観的に、主観を入れず、ありのままの状況を見る。観る。
今っぽい言葉でいうとマインドフルネスってやつですかね。
そういう時間やタイミングはとても大切だなあと今は思います。
まああの時、父親がどういう心境で言ったのかは知る由もありません。
多分、ニュースでやってた何か犯罪を起こして捕まった犯人について言ったのだろうと思います。
そんなこと、自分を客観的に見てたらまずしないだろ、という意味を込めて。
まず覚えてないと思うけど、今度機会があったら聞いてみようかな。