自宅サロンのイメージ戦略②具体論

先の記事で総論を述べた「自宅サロンのイメージ戦略」について,では具体的にどうすればいいか?という部分を書いていきます。

*キャラクターを押し出す
どんな人にもそれぞれの良さがあるのに、自分でそれをちゃんと把握している人ってそんなに多くないし、なんなら間違った方向にセルフプロデュースをしちゃってる人も、けっこういると思うんです。

セラピストらしくとか、先生なんだからとかって肩肘張ってる場合じゃないですよ。
いくら取り繕っても、そもそも持ってない要素は出しようがないし、付け焼き刃だってどこかでボロは出てくるものだから。

あなたの人柄が、特に他人から見てどういったものなのか、ご自身で把握されていますか?
自分で思う自分の長所と、周りがあなたを見て思うそれとは、けっこう違う場合があります。
一度、身近な何人かに確認してみましょう。

例えば私なら、自分で思う主な長所は『明るい』『好奇心旺盛』『行動派』だったのですが…よく会う仲間やお客様に聞くと、上記のほかに『まじめ』『努力家』『やさしい』というキーワードが多かったんです!

他人が思う長所が、自分では意外だというケースもあるでしょう。
だけど、他人に言われたこと=周りからそう思われやすい素質アリってこと!
だから、自宅サロンのイメージを作る際に、そこを活かさないと超絶もったいないんです!

ここのサロンをやってるのは、どんな人?
私と合いそうかな、いきなり行ってうまく話せそうかなって、あなたのサロンが気になるお客様予備軍は、できれば事前に知りたいわけです。 

あなたが普段から無理なく発揮できる、本来の持ち味に惹かれてサロンに来るお客様の方が、結果的にお付き合いが長続きすることはわかりますよね?
それなら、私はこんな感じですよってわかりやすく、そして印象強めに示しましょう。

いろんな方法がありますが、まずは見た目。
服装やヘアメイクも、どうすればより自分のキーワードに近く…私なら明るく真面目で優しそうに見えるか考え、整えます。
そうなると、くすんだ色の服はまず着ないし、濃すぎるメイクもアウト。
キラキラ感を出すアクセサリーや、それ以前にお肌のツヤが自然に出るようなスキンケアを取り入れています。

持って生まれた自分のいいところと、それをわかりやすく表す見た目を含めて、自分でちゃんと意識して打ち出していかないと、うまく伝わらないよって話です。


*自慢のスキルを魅せる
自宅サロンのイメージを考える際、自分のことはさておき、まずは自慢のスキルや資格、できることを推したい方も多いと思いますし、実際には100%の方がここを避けて通れません。

何屋さんかよくわからないけど、ただこの人に会ってみたいとまで思われるとしたら、よほど魅力的かつ押しの強いキャラじゃないと難しいです。
一般人出身であることがほとんどの自宅サロンオーナーなら、最初はスキル推しが主体にならざるを得ないと思います。

で、肝心なのはここから。

あなたの売ろうとしているスキルって、小学生にもある程度わかりやすく説明できますか?

例えばアロマトリートメントなら、裸でベッドに横になった人の体に、いい香りのオイルを塗ってナデナデして、お仕事や家事で疲れた体や心を癒すこと…みたいな感じかな。
もっと素敵な言い方もあるでしょうね。

口頭でも文章でも、専門用語を使わずにざっくりとどんなものか、それをやった結果どうなるのかを説明できればいいですよね。

また、言葉ではなかなか伝えづらい場合、写真や動画に頼る方法もあります。
絵が描けるなら、イラストでもOK!
写真はプロに依頼するのか、撮り上手な友達に頼むのか、はたまた自撮りするのかは自由ですが、あまり画質やセンスに自信がないなら、やはりプロの手を借りるのが無難。

そして、複数のスキルがある方は、どれをメインで打ち出すかをしっかり決めましょう。

例えば私なら、いろいろ手広くやってますが、一番に推したいのはアロマトリートメントで、その次がTCカラーセラピー。
もちろん、嗅覚反応分析も奥深くて面白いし、開運手相&人相リーディングも楽しいから大好きなんだけど、サロンオープンのキッカケになったのは、やっぱりアロマトリートメントなのでね。

いずれにせよ、気をつけたいのは…

*スキルや資格をただ羅列しない 
*小学生にもわかりやすく説明する
*写真や画像、イラストに頼るのもアリ
*複数あるならメインで打ち出すものを決める

こんなところでしょうか。
今回は、本当に当たり前のことしか書いていませんが、このような観点から今一度ブログやホームページ、パンフレットなどを確認してみては? 
もしパッと見てわかりづらい表現だったり、写真が微妙だったりしたら、テコ入れが必要かもしれません。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?