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3、むすこが学校に行けなくなった朝のおはなし


私が奈緒さんを知るきっかけともなった、この出来事がどなたかのお役に立てたらいいなと思って書いています。

息子が中学一年の出来事でした。
その頃、穏やかだった息子がなんだか毎日苛立っている様子が続いていました。なんだかドタドタ、カバンや教科書の扱いが荒かったり、口癖のようにダルイ、めんどくさいと口にしたり。

母である私は、これが思春期なのかな?こんなものかな?とあまり気にしないように過ごしていました。

そんなある日、朝準備を終えて出かけようとした息子が玄関でうずくまって泣いています。

中学生で長男の息子が涙を見せるなんてなかなかないこと。

驚いて聞くと
「学校に行きたくない」と。

ひとまずお休みの連絡をしてゆっくりさせることに。

そういえば土曜に、伸びきった髪を割と無理やり切りに行かせて、希望通りの仕上がりなのに短くなりすぎたと気にしていたっけ、、、。

当時私は仕事も融通がきく環境だったので、その面では気持ちに余裕が持てたのはツイていたと思います。

長男にはのんびり自分がしたいように過ごしてもらって、午後からぼちぼち話してくれたのは、クラスメイトの女子の話。

コロナもあって、女子たちも不安定な子が多いよう。給食中にマスクを外したところを騒がれたり、必要以上に注目されたりすることにストレスを抱えているようでした。

きっと、コロナのストレスはお互いあると思うし、息子も敏感になっている様子。そんな話を担任の先生に相談すると、先生も対象の生徒の検討がすぐについた様子。

小学校の時からそういう面があった子だから、すぐには治らないかもしれないけど、少しずつ良くなるように先生も見ていくよ。嫌がらせをしようとしているわけではないから安心していいよという話をしてくれました。

本人も気持ちを打ち明けてからは少し落ち着いた様子。

ああよかった。話せる先生だし、いじめとかではないようでよかった。だんだん気持ちが落ち着くといいな、、、そんなふうに思っていました。

また次回に続きます。

私の経験から何か動き出すきっかけけになったり、参考になったりしたら嬉しく思います。





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