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これまでの子育てと仕事について振り返り



私は結婚前まで夫と共に医療関係の仕事をして、忙しい中でも笑顔を忘れずに働いていました。


結婚を機に私は退職し、出産。今は子育てをする時と思って3人の子供を育ててきましたが、初めてのことばかりで常にいっぱいいっぱい。
楽しいことはあるけれど、いつしか家での笑顔が少なくなっていた気がします。


私は夫に対して仕事といっても身軽に移動して、自分のしたいように時間を使えていることにどこか羨ましさを感じていた部分もあったと思います。


かと言って、それについていくほどの気力もなく、新聞も読まないから社会に取り残されるんだと言われた時もありましたが、そんな時間があったら少しでも休みたいと感じていました。

夫も家事と育児に疲れて笑顔が少なくなった私をみて変わったと感じていたのかもしれません。これまでこんなに自分のキャパの狭さを感じて、イライラしながら生活することはありませんでした。

家にいれば私はいつも大忙し。
夫はお休みモード。
はて?
何で私ばっかり忙しいんだと疑問に感じて尋ねたことがありましたが、返ってきた答えは、
そんなもんじゃない?

、、、そう思ってるなら仕方ないか。
そうやって私の鈍感力は磨かれていきました。


働きながら子育てする方にはリスペクトの気持ちしかありません。しかし、それがその時の自分にも必ずできるか、今自分がしたいのかはまた別のことだと思うのです。

私には、家事と子育てにいっぱいいっぱいなのに働く心の余裕など全く生まれませんでしたが、それは自分だけの問題ではなかったと今は思います。


そうやって、心に距離が生まれて上手く意思疎通できない期間もありましたが、子供が体調を崩し、それを協力して乗り越えてから、また歯車が少しづつうまく回り始めるようになった気がします。


程よい距離感というのはその時により必要なことなのだと今は思えます。


働き始めても、体調を崩したりすると、
みんなパートなんてしてるんだから大丈夫でしょと言われたりすることもあリました。

はて?

仕事を続けられるかどうか、大丈夫なのかは一人一人その内容によっても、環境によっても、家庭の事情によっても体調によっても全く違うことだと思うのです。


だから、仕事と子育てを両立できないと思っても、自分のことを決して責めなくて良いと思うのです。できなかったのではなくて、それはきっと必要でそうなってきたことなのだと思うのです。


自分に自信がなくなった時は、まずは自分をぎゅっと抱きしめて欲しいです。頑張ってきた自分を認めてあげる時間は必要です。


今までの時間一つ一つがきっとこれからに活かされていく。
無駄なことなど一つもないのです。



今、私は医療に携わる仕事は子供の予定に合わせられる事を最優先にして、もっと身近な方と接する機会があったり、病気にならないこと、早期回復を目指したりするような自分なりの働き方を目指して人とのご縁を大切に過ごしているところです。 


やりたいことはその時の自分によって変化してくることだと感じています。心も身体も健やかに生活していくにはどうしたらいいのか、自分への問いかけは続いていきます。


今日も読んでいただいてありがとうございました。

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