閃光のハサウェイを観るべし

2021年6月15日 21:30

　日曜日、ガンダムの最新作である『機動戦士ガンダム　閃光のハサウェイ』を観に行ってきた。全三部作になるらしく、その第一作。

　富野作品で未映像化の作品ってこれと後クロスボーンくらいだったんじゃないかな？Ξガンダムとペーネロペーはゲームなどで人気の機体だったのでガンダムヲタク、通称ガノタには待望の映像化だったんじゃないか。原作は富野御大の小説で、これが小説『機動戦士ガンダム　逆襲のシャア　ベルトーチカ・チルドレン』（以下ベルトーチカ・チルドレン）の続編として書かれている。ベルトーチカ・チルドレンと映画の『機動戦士ガンダム　逆襲のシャア』は違う話になっているので、今後どれくらいアレンジが加わるのか楽しみである。

　さて、感想を述べたいがネタバレになってもいけない。が、一つ言えるのは、これは劇場で観るべきだってこと。元々去年の夏公開される予定だったのが1年延期されて先日の緊急事態宣言でさらに延期されていたのだが、待っただけある作品に仕上がっている。ストーリーもガンダム特有の人間関係や政治のきな臭さが存分に味わえるし、何より素晴らしいのは音楽。おなじみ澤野弘之のサントラ、そして主題歌は[ALEXANDROS]の『閃光』。正直第一印象は、「え、ドロス？ガンダムの主題歌を担当するには既に売れすぎたアーティストでは？」と思っていたがこれががっちりハマっていた。現在も鬼リピしている。