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推しにお花を贈ってみたかった(ので贈ってみた)話


スケートリンクにお花(祝花)を贈る方法って…?

推し活って結構いままでやってこなかったことを初めてする機会があったりしますよね。過去に書いた「手作りバナー」もその一つ。そして実は私、生まれてこの方、「生花を贈る」ということもほぼしたことがありませんでした。
お花屋さんで花束を買っていって渡すやつではなく、花屋さんにアレンジメントを手配して配送していただくあれです。意外と経験せずにこんな年齢まで来ることができてしまうものですね(?)。今回はそんな私が初めてお花屋さんに優勝のお祝花を手配して配送してもらったら、なんかめっちゃ楽しかったよ!というお話です。
もし、推しのスケートリンクにお花を送ってみたいけどやり方が分からず不安という方の参考になれば。

推しが優勝した

さて先日(10/29)、推しの山本草太選手(フィギュアスケート)がグランプリシリーズのスケートカナダで優勝しました。ただ、その瞬間はまだ花を贈るということは頭の片隅にもありません。地上波で演技を見返したり、海外メディアの推しの取材記事や写真やなんやかんやを片っ端から読みふけって「幸せ…!!!!」をひたすら実感していました。

が、エキシビションも終わり特典映像も見終わったあたりでふと気づきます。

「あれ…お花贈るなら今では???」

推しのホームリンク一般の人は使用しないのであまりありませんが、一般のリンクを拠点にしている方から「〇〇選手へのお祝花がリンクにあったよー」とTwitterに投稿されたりするアレです。

グランプリシリーズ初優勝というめちゃくちゃ大きなお祝い事!!お花を送るにはぴったりのタイミングですし、何より自分の中のお祭り魂がまだまだ祭り足りない!!と叫んでいました。

花を贈る方法の選択肢

私の希望に合った「祝花の贈り方」は?

花を贈る、となった時頭に思い浮かんだのは2種類の方法
A:地元の花屋さんに依頼する
B:通販で既に出来上がったものを発送してもらう

検索しながら自分の要望をざっくり頭の中でまとめていきました。

  • できれば電話でなくメールorEC注文(基本、閉店後の夜しか自由が無い+電話で説明するのが苦手)

  • 既製品ではなくオーダーメイドが良い(スケカナ優勝!の要素を入れたい)かつ、事前にデザインを知って調整可能なら調整したい

  • 11/3までに配送できそう

  • 立て札つけたい

お花の通販サイトのメリットデメリット

通販の既製品はどんなデザインか大体決まっていて、気に入ったものを選ぶことができます。しかしいきなり一方的に花を送りつけて大丈夫なのか?という不安と、もう来週は中国杯に向けて出発だし最短2日後発送とかの場合さらに配送に時間がかかることを考えるとちょっと遅くなりすぎてしまう?という懸念がありました。

またお花を送ったことのあるフォロワーさんに相談したところ、その方は地元のお花屋さんに手配されているということで、やっぱり地元のお花屋さんの直接配送の方が安心かな、という気持ちに傾きました。(もしいつも通販だけど大丈夫っぽいよ!という体験談あれば、今後の選択肢の為是非聞かせてください~)

地元の花屋さんのメリットデメリット

地元のお花屋さんの嬉しいところは直接丁寧にスケートリンクに届けてくれて、送料もかからない分お花にたっぷり予算を使えるところ。
一方、気になってしまったのは「実物のデザインを見ることができない」点です。頼んだことが無いので、そのお花屋さんがどんなクオリティのものを作ってくれるか分からない(一応インスタや参考写真があるサイトもありますが)。

特に今回はオーダーなので、直接花屋で作ってもらうなら「もう少しこの花を足して~」とか「この配置をこうして~」とかお願いできますが、遠隔依頼だと基本的に「お金を払ってもらって、送り届けた後に写真を共有します」という仕組みで、完成物のコントロールが難しい点があります。
事前に全く確認できず、"自分が良いと思ってないものを相手に贈る"可能性もあるということは、ちょっと怖いなと感じてしまう部分があったのです。

また一つのこだわりとして、今回のスケカナ優勝にまつわるデザイン要素を少しでもいいから入れたいというのがありました。

お花屋さんへの依頼には、ECで依頼できるサイトと電話注文の方法があります。しかし私の基本的な自由時間は22時以降。そんな時間に電話で問い合わせなどはできません。
だとしたらEC…
しかしECだと「青系」「赤系」といったざっくりした選択肢しかなく、どんなシチュエーションで送る花なのかを記載する場所すら無かったりします。ECだとデザインを要望する方法が無さそうなのが一番の懸念点でした。

地元のお花屋さんへのオーダー方法

要望を伝えられるEC決済のお花屋さん発見

そんな中ECサイトにメールアドレスを記載してくださっている豊田市のお花屋さんを見つけました(※基本的にお花の直接配達は「市内」のケースが多く名古屋のお花屋さんは豊田には配送できなかったりするので、豊田で絞り込みんで探しました)。そこに、今回の事情とこんなデザインの花を送りたいが可能か?というメールを夜中に贈ったところ、翌朝丁寧な返信が。

「大学側に明日お花のお届けが可能か確認しましたら大丈夫との確認が取れましたので~」

話が早い…!

またお花についても「こんな感じにしたいんですが、季節的に難しいとかありますか?」と聞いてた所に関して、「今の時期だと、この色味はこのお花とこのお花しかなく~」と具体的に返答してくださり、「具体的なデザインの打ち合わせは電話で」という形になりました。

丁寧な対応に安心できたので、このお花屋さんに決めよう!とECの方から注文してメッセージカードの文章を送りました。

また、この時メッセージカードしか選択できなかったので立て札をつけることは可能かメールで確認したらそちらも可能とのことだったので、やはり全部ECで完結させるよりもメール問合せという選択肢をしてよかったと思いました。

その後電話で3分程度の最終デザイン打ち合わせ。最初から全部電話で依頼は難しいですが、デザインの要望だけであれば短時間で済むので直接電話で対応していただけてありがたかったです。

翌日朝配達完了のメールが

そんなこんなで問合せをした水曜夜からあっという間に、金曜の午前中には中京大のオーロラリンクにお花を届けたよ!というメールが。今回イーフローラというサービスで決済したので、そちらの管理画面経由で届けたお花の写真も届きました。

恥ずかしいのでモザイクでw

※今回衣装をイメージした青色のお花を中心に金色のリボンを埋め込んで、カナダの赤&白のラッピングをしていただきました。今の季節青のお花をそろえるのは難しいようで、出来る限り要望に応えていただき感謝です🙏

そして自分の思いを込めて依頼したお花って、こんな愛しいんだなと不思議な幸せな気持ちが写真を見た瞬間に溢れました。なんとなく、そんなところがバナー作りに似ているなと思いました。

お花を贈ってみて

オーロラリンクのロビーに並ぶお花たち

さて、そんなタイミングで実は中京大の豊田キャンパスで文化祭があり、リンクでの練習見学も開催されました。

そしてロビーのお写真はアップしてOKだったようで、フォロワーさんがご親切に「お花飾られていたよ」とお写真を贈って下さったのです。これがもう本当に嬉しくて、気づくとカメラロールを見に行って、贈ったお花を嬉しい気持ちで眺めてしまうように。

今はまだ蕾もあるアレンジメント。この後花開いたらどんな姿になるのかな♪

他にも、ブログやツイッターでお花が並んだお写真を見かけるたびに、「あぁ、あの場所にある!」と実感して嬉しい気持ちが溢れました。

今回本当はお祝いはアンリムにしようと思ってたのですが、お花を贈ったのは「練習見学に行きたいけど行けない」事情も理由としてありました。私は見に行けないけど、代わりにこの子(お花)はあの場所に行けたんだなーみたいなちょっと慰められる気持ちになれました。

▼アンリムって何?という方はこちら

私以外のお花も沢山飾ってあって、なんだかそれが並ぶ姿がまた良いなと思ったのです。一つ一つ、色とかお花の種類とかお花の花言葉とかラッピングとか、沢山の想いをこめて作られたアレンジメントたち。演技後の会場に揺れる、まるで手作りバナーのよう。
日々練習を頑張っているその場所に、想いのこもったお花が沢山並んでいる。その様子がショーや試合の客席のようで、一つの素敵な光景だなと胸が温かくなったのです。

(なお、リンク見学に来た一般の方が「お花がある…何?」「あぁ優勝したのね!」みたいな流れが生まれたらいいな的な、そのためには一つでも多い方がいいかなみたいなちょっぴり打算があったことも否定はできませんw)

ちなみにフォロワーさんから「満知子先生もお花をご覧になっていた」と聞いて、さらに嬉しい気持ちになりました。目にとめていただけるだけでも、なんだか嬉しい♪

お花贈るの楽しい!

というわけで、お花を贈るのはめちゃくちゃ楽しいし、それが沢山並んでいるのも素敵だなと思ったので、皆さんにも「お花のプレゼント」おすすめです!

ただその楽しみは今回オーロラリンクの見学があって、そこにあるお写真を見れたということも多分加味されているので、毎回この気持ちを得られるかは分からないのですが…

でもやっぱり今回贈ってみての感想は、「お花贈るの楽しいです!みなさんも贈りませんか?」に尽きるかなと思います。もし「贈ってみたい気持ちはあるけど、やったことなくて調べる手間も取れなくて…」という方に、この記事が参考になって、初めて贈ってみる後押しとなればとても幸せです。(もしわからないこと、質問したいことあれば、是非DMで聞いていただいても大丈夫です)

最後に

さて、今回も「相手の喜び」ではなく、ひたすら推す自分の楽しさにフォーカスした記事ですみません。でも贈る前は贈って終わりだと思っていたお花、こんな風に贈った後もふわふわ嬉しい気持ちでいられるものだっていうのは新鮮な驚きだったのです。

手紙を書いていても私には推しが嬉しくなるような言葉をひねり出す力は多分ないけど(書きたいから書くけど)、花はどんなデザインであろうともそこにあるだけで心をちょっぴり明るくしてくれる気もします。沢山の言葉の花を集めた手紙という花束を贈れる人もいれば、時には花そのものの力を借りて、言葉の代わりに心を贈るのもまたありだなぁと感じました。

【余談】理想のお花を作るコツ?

今回要望に応えて、すごく素敵なお花を作っていただきました。実際にオーダーをしてみて思ったのですが、
・こんな色で
・こんなラッピングで

だけでなく、
・こんな形で ←ここをもう少し伝えても良かったかなと思います。 
実際のイメージの形のお写真をお見せするとさらに理想に近づきそうです。

あとは自分自身のインプットや初動も大切。普段から「こんなデザインのアレンジメントもあるんだ」と知見があれば、オーダーにそれを盛り込むリクエストもできます。そしてお花はいきなり言われても仕入れができないので、お祝い事が決まったらすぐに「こんなデザインのお花が…」と伝えれば、希望の色や種類の仕入れもできそうです。今回はとにかく「お花を贈ろう!」と思い立つのが遅すぎたので、次回からは仕入れの要望などもしてみたいです。

そういった部分は同じお店でコミュニケーションを重ねることが大切かもしれないなと思いました。

今後も、お花を贈る機会が沢山ありますように♪

今回お世話になったお花屋さん

花鈴さん、ありがとうございました🙌✨
「是非またの機会ありましたら、一緒にデザインやラッピングなどサポートさせてください。」
というお言葉を頂けて嬉しかったです♪

★フィギュアスケーター山本草太選手を応援しています

山本草太選手は色々な魅力にあふれた選手です。もしよければ、下記動画からその魅力に触れて行ってみてください♪

グランプリシリーズ カナダ大会優勝!今季SPはこちらから

FS演技フル動画

春のショーで演じてから大人気のエキシビション Teeth

⇒02:15:00頃

スケートカナダ優勝の記録

スケカナ直前にぶち込まれ、平常心を失った25ans様からの全身Diorスーツ動画

地元メ~テレさんの愛しかないサウナ動画

そんなメ~テレさんによる、秘蔵映像満載の山本草太ヒストリー

中部選手権SP&FS(インタ付き)

オフィシャルメンバーシップもおすすめです♪

最後まで見て下さり、ありがとうございました☆


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