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帰宅恐怖症の予備知識|意外と身近に起きている夫婦の現代病!?🌱夫婦トラブル予備知識

あなたは妻が怖いと感じたことがありませんか? そしてあなたは夫から「そんなに責めるなよ」とか「なんか言い方が怖い」などと言われたことがありませんか?

帰宅恐怖症などというとなんか特殊なことだと思うかもしれない。でもね帰宅恐怖症気味な人って、 実は結構多かったりするんですよ^^

妻が怖い……

えっ!? この人、もしかしたら妻のこと怖がっている?
私が、こんなことを感じ始めたのは夫婦カウンセラーになって2年が過ぎた頃でした。

元夫婦カウンセラーのフワリです✨
夫婦トラブルの予備知識として個人的見解で書いています

帰宅恐怖症関連の相談は大きく分けて2つのパターンがありました。
1)萎縮パターン
妻が怖くて、萎縮してしまう自分をどうにかしたい。
2)気づきパターン
他の悩み相談から、話していくうちに妻への恐怖心に気づいてしまった。

そして、2)気づきパターンのほうが多かったんですね。帰宅恐怖症気味の男性は意外に多いと感じていました。そして、今でもそう思っています。

帰宅恐怖症気味の男性は帰宅恐怖症予備軍のようなもので、いずれ帰宅恐怖症になってしまうこともあります。ということで、今回は帰宅恐怖症についての予備知識をお伝えしますね。

帰宅恐怖症の予備知識

(1)帰宅恐怖症になりやすい夫婦の組み合わせ

圧倒的に多かったのが……
気弱でやさしい夫タイプとしっかり者の良い妻タイプ でした。

不思議に思われるかもしれませんが……
しっかり者の良い妻タイプは、結婚後により一生懸命がんばるから更にしっかりしてしまう。そして良かれと思って、言いたいことを何でもハッキリと言うようになってしまうんですね。
気弱でやさしい夫タイプは、もともと控え目でおとなしい。また結婚後は妻に任せっきりのため、更に何も言えなくなってしまうんですね。

そのため最初の頃は問題なくても、だんだんと、妻はより強く、夫はより弱く、みたいな感じでバランスが崩れてしまう。そして、少しずつ帰宅恐怖症気味になっていくこともあるんですね。

(2)帰宅恐怖症になるまでの流れ

なんでもハッキリ言える妻は、あまり何も言わない夫にイラっとしてしまう。そして何も言わない夫が無関心で逃げているように感じてしまうこともあるんですね。

なんでもハッキリ言える妻は言葉にも勢いがあります^^ そして勢いのある言葉に、気弱な夫はなぜか怒られたり責められているように感じてしまいがちなんですね。

*妻から怒られたり責められたりというのは夫の感覚で、妻は怒ったり責めている自覚がほとんどないことが多いです

ただ気弱な夫は、妻に何も言えないし何も聞けません。だからこそ妻が、なんで怒っているのか理由すらわからない。そしてこのようなことが続いてしまうと、少しずつ妻への恐怖心が出てくることもあるんですね。

妻への3つの恐さ
1)家には、いきなり怒るかもしれない妻がいるという怖さ
2)妻がまた、いつ怒ってしまうのかという恐さ
3)妻が怒る理由が、わからないという恐さ

男性相談者の声

男性は雰囲気に敏感! 
男性は雰囲気に敏感だからこそ、妻を避けようとします。妻を避けようとするのは妻の怖さから逃れるためです。

でも妻は、避けてしゃべらない夫に不満を感じてしゃべらせようとしますが、結果的には怖がらせてしまうことがあるんですね。

そして、そのうち、だんだんと寄り道したり仕事が終わっても会社にいたりして、妻のいる家を避けたくなり帰宅恐怖症になってしまうこともあるんです。

(3)帰宅恐怖症の1番の問題点

妻は夫から怖がられている! ことにまったく気づいていない。コレが1番の問題点です。

もちろん妻は気づいていないから今まで通りに夫と接します。そして今まで通りだからこそ、妻への恐怖心がどんどん積み重なっていく。そう、まるで、うすいベールが何枚も何枚も積み重なっていくように……

(4)妻への恐怖心10のチェックポイント

1)妻は、コントロールしたがる傾向がある
2)妻は、常に自分を正当化しようとする
3)妻に、褒められたり肯定されたことがあまりない
4)妻から、否定されていると感じることが多い
5)妻が正しくて、自分が間違っているような気がする
6)妻の、顔色をうかがったりご機嫌とりをしてしまう
7)妻には、ビクビクして何も言えない
8)夕方近くになると、憂鬱になる
9)妻が、寝静まった頃に帰ろうとする(仕事が終わっても会社にいる・ネットカフェで時間をつぶす・東京タワーを眺めているなどなど)
10)家のドアを開けるのが、恐く感じる

チェックポイントの見方
上記の10項目は、私がいろいろな男性相談者からお聴きした内容をまとめたチェックポイントです。このチェックポイントの見方はいくつ当てはまったかではありません。番号が下にいくほど状況が悪くなっているので、どの段階にいるのかを把握するためのものです。そして、最終的には別居や離婚を選択するしかなくなってしまうこともあります。

帰宅恐怖症というのは、家に帰らないのではなく、帰れなくなってしまう状態のことです。

ココまできてしまう前にどうにかできなかったのか?
夫婦カウンセラーのお仕事していた頃にいつも感じていたことです。

帰宅恐怖症気味の男性は結構多いと感じています。少しでも参考になればと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございます。


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