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「オオカミちゃんには騙されない」を見てくれ

6/11からNetflixにて放映中の「オオカミちゃんには騙されない」という恋愛リアリティーショーをあなたはご存じでしょうか。

結論から言います。絶対に見てください。
めちゃくちゃ面白いです。

ということで今回は、恋愛リアリティーショーとは真逆の場所にいたただのオタクが、なぜわざわざnoteを書いて人に勧めたいレベルにまで
オオカミちゃんには騙されない
にどハマりしているのか、お話していこうと思います。

また、初めに断っておきますが、恋愛リアリティーショーを扱っている関係で、演者のパーソナリティに関して憶測とも取れる考察をしている部分がございます。あらかじめご了承ください。

以下、目次です。

  1. 試聴のきっかけ

  2. ここが面白い!みどころポイント

  3. 気になる出演者のパーソナリティに関する考察

  4. 願望込みの今後の展開予想(有料)



1.試聴のきっかけ

ここは私個人が試聴に至った話をする項目ですので、
「さっさとオオカミちゃんの話を聞かせてくれよ」という方は読み飛ばしていただいて構いません。

もともと私は2.5次元舞台のオタクをしておりました。いつもの通り、オタクらしく楽しいツイッターライフを送っていた5月下旬、「これ中尾暢樹さんじゃね?」という疑惑とともに、「オオカミちゃんには騙されない」の出演者の顔が一部隠れた状態でのビジュアルが回ってきました。

私は最推しではないにしても、わりかし中尾さんのことは好きで、ちょうどファンミーティングにも参加した直後くらいの時節だったので一週間くらいそのことで頭いっぱいだったのを覚えています。

中尾さんはもともとは映像をメインに活躍されていたとは言え、空間から徹底的に女性を排除しがちな2.5次元舞台に出演してから、真逆とも言える恋愛リアリティショーに出演することは、なかなかチャレンジングな試みであると言えます。

個人的な感情にはなりますが、私自身が「異性愛規範(異性愛前提で物事が進んでいく雰囲気)」に関して強い違和感を覚えている人種であったことも加えて、正直なところ本当にショックでした。

しかし、その大きすぎる衝撃が半ば私をやけくそ状態にし「恋愛リアリティショー!?上等だよ見てやろうじゃねえか!」という気持ちにさせたのも事実です。

また、知り合いに半ば愚痴のような形で「恋愛リアリティショーって誰のための何なの!?」と言ったところ、「キラキラJKだよ」と返ってきたため、「なるほど、キラキラJKか。私もなってみるか(?)」と思ったという雑な動機もありました。



2.ここが面白い!見どころポイント

私はむしろ、試聴を始めた時点では乗り気ではなかったどころか、半ばやけくそ状態でした。
そんな私がなぜここまでオオカミちゃんを推しているのか。
答えは簡単です。無茶苦茶面白いからです。

ここからは、オオカミちゃんの見どころポイントをピックアップして紹介していきます。

①映像美・演出の良さ

まず、シンプルに映像が美しいです。オオカミちゃん第一話・第二話のロケーションは、美しい夜景が見えるバーに、ダイヤモンド富士が見えるキャンプ場と、かなり凝ったつくりをされています。

また、一番初めのミッションとして「男性側が気になっている女性に香水を贈る。女性側は気になっている男性からもらった香水だけをつける」という、もうやりすぎだろってくらいやりすぎなミッションがあるのですが。

冷静に考えてみてください。この子に香水渡したけど、ちゃんとつけてくれてるかな?って当然渡した側は考えますよね。これどうやって確認します?

嗅ぐんですね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!

すみませんちょっと、私の語り口っていうか私がキモすぎて、なんかこの”良さ”伝わってる気がしないんですけど、この”演出”と先ほどあげた美しいロケーションがシナジーを起こした結果、本当にドラマみたいな素晴らしい絵が誕生するんです。

試聴前こそ「おいおい、カメラの前で”真実の恋”?笑わせんなよ」と思っていた私ですが、ここまでしっかりとエンターテインメントとして作り込まれていると、「そういうもの」として楽しめてくるから不思議です。

②駆け引きを誘発する仕掛け

このオオカミちゃんには「太陽LINE」「月LINE」というものが存在します。

これは、各々それぞれ一回ずつしか使えない「気になる相手をデートに誘うための手段」です。

月LINEは、他のメンバーには非公開で、気になる相手をデートに誘えるというものです。これはなんというか「一般的なデート」ですね。まだ第一話・第二話までの放映ということもあり(そこまで深い関係が生まれていない)、こちらはまだ使用されていません。

恋愛リアリティショーらしいというか、エンタメしてるなあ〜!と思うのは現在既に二回発動している太陽LINEです。
太陽LINEは、デートに誘った人も、誘われた相手も全員に公開されます。また、そのデートに誰でも自由に参加することができます。

つまり、AさんがBさんを誘った場合、その他のメンバー全員に通知が行きます。Bさんのことを気になっているCさんもそれに同行することができるし、なんならCさんのことを好きなDさんも一緒に行けちゃいます。

さて、この太陽LINEで、いったい何が起こると思います?
そうです。地獄みてーなダブルデートです。

これ、実際に本当に地獄みたいなダブルデートが二話の時点で発生しているのでここだけでもみてほしいレベルです。見ていてキツすぎて本当に泣きそうになってしまいました。
でもそれを楽しんでしまっている自分がいるのも事実……!これが恋愛リアリティショーか〜!



3.気になる出演者のパーソナリティに関する考察

🚨ここから先はネタバレを含みます🚨

「もうオオカミちゃん見てるぜ」「見てないけど気になるから見ちゃうぜ」という方のみお願いいたします。
とはいえ、出演者十人全員について考察できるほどの情報量はまだないので個人的に特に気になる「Mikako」「マサキ」「Who-ya」「ギャビー」の四人に関してそれぞれ書いていきます。
などと言いつつ、「Mikako」「マサキ」「Who-ya」の三人はまとめてお話ししたほうがやりやすいので、そうします。

Mikako・マサキ・Who-yaについての考察

現状を整理すると、Mikakoに対して、マサキ、Who-yaから矢印が向いていて、Mikako的にはマサキ寄り…という感じです。

Mikakoに対する二人のアプローチ方法の違いと、それに対する反応から見るMikakoのパーソナリティに関して考察していきます。

まず先にMikakoにアプローチ(香水を渡す)したのはWho-yaの方です。この香水の渡し方が本当に素敵だったので、ここで一気に私はこの作品に引き込まれた感じがあります。ぜひ見てみてください。

Who-yaはMikakoに対して、オフの日何をしているかというところから掘り下げ、雑貨や服を見るのが好きというお互いの共通点を見出しています。
それに対するMikakoの反応もまずまず、悪くないと言った感じ。おお、ここうまくいきそうじゃん!と思った矢先にマサキが別の仕事を終えて、合流してきます。

マサキのアプローチは初手「動画見たよ」でした。Mikakoはダンスボーカルグループに所属しており、そのパフォーマンスを見た、すごかった、と伝えます。
Mikakoの反応は「かっこいいでしょ!」「これに命かけてるから」…さっきまでよりかなり会話にのめりこんでいるのがわかります。

ここから先は私の勝手な妄想込みの考察になるのですが、おそらく「恋愛」の文脈でMikakoへの気持ちが大きいのはWho-yaの方なんじゃないかなと思います。

お休みの日なにしてますか?って気になる相手に聞く質問としては常套句だし、これで失敗することはほとんどないと思います。ましてや番組とは言えば全員(オオカミ除く)が恋愛をしにきている場では当たり前の質問です。
いわゆる「恋愛」では至って王道のアプローチをしているのがWho-yaなのかなと思います。

それに対して、マサキはなんとなくですが、こういう番組に出ている割に異性愛規範の中にあまりいないんじゃないかなと思います。

参加者の中には「大珠」という格闘家の方がいらっしゃるのですが、その練習を「大珠」から香水をもらった「ほのか」が見にいくというくだりがあります。
そしてそこになぜかいるマサキ。
この時点でちょっと面白いのですが、ほのかの「なんでいるの?」というど直球な質問がさらに面白さに拍車かけてます。絶対二人になりたい場面だろ。(現にこの後さりげなく追い出されます)(面白すぎる)

ここで「なんでだと思う?」とか聞き返せば三角関係の出来上がりなのですが、それに対する返答が「俺格闘技好きだから」

……そ、そうですか、としか言えない返答。
しかしこれ、通常であれば当たり前の行動原理ではあるんですよね。格闘技好きなので練習見にきた。何もおかしいことないです。

ただ、これは「恋愛リアリティショー」です。ガチガチの異性愛規範に彩られた中だと、普通の行動がこんなに面白く見えるんだ、という感じですし、逆にいうとマサキはあんまりそういう空気気にしないタイプなのかな、という印象です。

ここでMikakoへのアプローチに話を戻します。マサキとしては、同業者として、人間としての尊敬の先に恋愛感情があるのかなと思います。だからこそ、まずパフォーマンスに言及した。
それがパフォーマンスに命をかけているMikakoにはブッ刺さってしまった。
結果としてMikakoはマサキにもらった香水だけを付けてきました。

なんというか、端から見てたら絶対Who-yaの方がMikakoのこと好きだと思うのに、Mikakoはマサキがブッ刺さってる、人間関係って本当にままならないな……と思わされる三人です。

なんと第三話ではこの三人が、三人でデートをするらしいです。
やっぱり太陽LINEって最高だぜ!

ギャビー

ギャビーに関しては、個人的にものすごく感情移入してしまって苦しいレベルです。

かなり慎重な方、と自分でも言っていたように、打算的な行動が得意ではないのかな、という感じがします。

先述の三人デートの太陽LINEを見た時にギャビーが「みんなすごいね」

とこぼすシーンがあるのですが、太陽LINEのデートは誰でも参加できるので「あんたも行ってええんやで!?」という気持ちになりました。

正直、真実の恋だなんだといっても、知名度をあげたいからという動機で出演している人は少なくないと思います。だからこそ「撮れ高のために謎にデートに参加して盛り上げておくか」みたいなことも全然あると思うのですが、ギャビーはそれができないんだと思います。(オタクの妄想)

ギャビーにはもうトモキという気になっている人がいるので、気になっている人以外と出かけるとか、打算含めてもできない人なのかな。(オタクの妄想)
わかる、わかるよお、、、がんばれ、、、(号泣)

私はギャビーちゃんを心から応援しています。がんばれギャビーちゃん(これでギャビーちゃんがオオカミだったら本当に号泣すると思います)


長々とここまで読んでいただきありがとうございました。
少しでも「オオカミちゃんには騙されない」に興味を持っていただけたら嬉しいです。

エンタメとリアルが混ざり合う、リアリティショーという新しいジャンルに踏み出すきっかけをくれた中尾さんには感謝したいと思います
今正直ものすごく楽しんで見ています!

メタ読みが許されたドラマ、という感じで、すごく面白いです。食わず嫌いされている方は、どうか790円と90分だけ、「オオカミちゃんには騙されない」にお貸しください。後悔はさせないと思います!(制作の回し者?)(違います)

以下の有料部分は考察パートというか私が願望と妄想を含めて好き勝手喋るだけなので、もしご興味ある方はよろしくお願いします。
オオカミちゃん予想と、Mikakoがどっちを選ぶのか予想、についてお話ししたいと思います。

今後も更新続けていきたいと思うので、応援していただけるという方はよろしくお願いいたします!

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