見出し画像

Starry Night INK.Ink.ink! 限定インク KA-KU

今日は、KA-KUのStarry Nightというインクをご紹介します。

スターリーナイトは2022年7月5日から18日に銀座伊東屋本店で開催されたINK.Ink.ink!で発売されたイベント限定インクです。

私はイベント期間中には購入していなかったのですがINK.Ink.ink!終了後に銀座伊東屋本店を訪れた際に偶然売られていたのでお迎えしました。

Starry Nightは楽しい時間が流れている銀座の夜空を赤ラメで表現したインクだそうです。

細かい赤ラメがたくさん入っています

売り場に飾られていた色見本に「万年筆をこまめに洗浄!」と書かれているので字幅が太い万年筆にならばインクを入れても大丈夫なようです。

1.1スタブニブに付け替えたLAMYサファリと組み合わせた際は問題なく使えました。

ラメの粒が小さいので詰まりにくいのだと思います。

Starry Night×トモエリバー/クリーム

トモエリバー(クリーム色)に書いたもの

トモエリバーはにじみやかすれが起きにくいという特徴を持ち、しっかりとした書き心地をしています。クリーム色の用紙を使用しました。

インク名はカリグラフィー用のつけペン、文字はガラスペンで書いています。

少し青みのある灰色です。インクの色が淡い部分の方が青みが強く発色しているように思います。

Starry Night×iroful/イロフル

iroful/イロフルに書いたもの

iroful/イロフルという紙はインクの色・濃淡をくっきり鮮やかに表現できる特徴を持ち、しっとりとした書き心地をしています。

こちらもインク名はカリグラフィー用のつけペン、文字はガラスペンを使用しています。

青みの強い灰色です。ラメが多く残った部分は黒っぽく見えますが角度を変えると赤ラメがギラギラします。

Starry Night×10 グラフィックに適した用紙

10 グラフィックに適した用紙に書いたもの

グラフィックに適した用紙はスライド式リングレスノートであるSlideNote(スライドノート)のリフィルとして発売されているケント紙です。絵を描くことに適した用紙ですが万年筆で文字を書くと滑らかな書き味が楽しめます。

こちらの文字に使用したのもインク名はカリグラフィー用のつけペン、文字はガラスペンです。

くすんだ暗い青色のように見えます。青みがとても強く発色しているようです。

私の作った色見本ではガラスペンで書いた文字がにじんでいます。これはインク自体がにじみやすいのではなく私がガラスペンにインクを付け過ぎただけです。

Starry Night×MEETS TAKEGAMI A4 PAPER

竹紙に書いたもの

MEETS TAKEGAMI A4 PAPERは100%国産の竹で作られたサスティナブルな紙です。一般的な紙と比べて表面にわずかな凹凸があり、個性的な書き味をしています。

こちらの文字もインク名はカリグラフィー用のつけペン、文字はガラスペンで書いています。

ニュートラルに近い灰色に発色しました。他の用紙と比べて青の発色が弱くなったようです。

個人的には一番「銀座の夜」感のある発色だと感じました。インクの濃淡が夜空とビル群の影のようです。

Starry Night×ぬりたくり絵

ぬりたくり絵に塗ったもの

ぬりたくり絵にインクを塗りました。ぬりたくり絵は一見すると真っ白な紙ですが、その紙には水を弾くインクで印刷された図案が印刷されており、上から水性の万年筆インクを塗りたくることで絵や文字が浮かび上がります。

繊細な幾何学模様を描くことで有名なたまづきさんがデザインしたカードを使用しました。

色の濃い部分と薄い部分を楽しみたかったのでかなりラフにインクを塗っています。

紫みのある灰色になりました。くすみの強い紫色にも見えます。他の紙に書いたものと比べて明るい発色です。角度を変えることで細かな赤ラメの輝きが楽しめます。

まとめ:Starry Nightは繊細な赤ラメが美しい夜空インク

Starry Nightは暗い灰色ベースに赤ラメがキラキラと輝く夜空色のインクです。細かなラメだからこそのメタリックな輝きが楽しめます。

こまめな洗浄は必要ですが万年筆で使用可能なラメインクはとても珍しいです。

もし機会がありましたら試してみてください。

よろしければサポートお願いいたします。いただいたサポートは勉強代にさせていただきます。