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KACO RETRO 上海生まれの低価格帯レトロ風万年筆
今日は、KACO RETROという万年筆の紹介をします。
デザインの可愛さとお値段の安さから購入したのですが思いのほか使いやすくて気に入ってしまい、追加でもう1本買いました。可愛い見た目と価格なのでとてもおすすめです。
KACO RETROは上海で設立されたステーショナリーメーカーであるKACOが1950年代のレトロデザインから着想を得て作成した低価格帯万年筆です。
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こちらの万年筆はコンバーターとカートリッジインクもセットとなっています。万年筆・コンバーター・カートリッジインクの3点セットが税込1650円で購入することができます。かなりお安いです。
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樹脂製のつるんとしたボディをしています。丸みを帯びた曲線的なデザインです。
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キャップにはクリップのような部品がついていますが、クリップとしての機能はほぼありません。
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KACO RETROの一番の特徴はこのペン先だと思います。少しだけペン先が見えているところがアンティーク感を生んでおり可愛らしいです。
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裏から見るとペン先がより見やすいです。
ペン先のデザインが特殊なため、コンバーター使用時にペン先がインクで汚れやすそうだと感じました。
そのため通常はコンバーターを万年筆に刺してからインクを吸うのですが、見た目を優先しコンバーターにインクを入れてから万年筆にセットしました。
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樹脂製のためとても軽い持ち心地です。カクノよりは少し重いかもしれません。
私はボディが重い方が好みなので軽すぎると感じましたが、苦痛になるほどではありませんでした。
キャップについているクリップ風の飾りが金属なので、重心は後ろよりになっているように思います。
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他の万年筆と書き比べてみました。KACO RETROはEFの極細のペン先のはずですが、カクノの中字Mと同じくらいの字幅になります。プレジールの中字Mよりは細いようなので、0.5mm幅なのかもしれません。
私は太めの字幅が好きなので嬉しい誤算でしたが、細い字幅が好みの方には向かないと思います。
書き味は思っていたよりも滑らかでした。私個人としてはプレジールのMよりはカリカリ感があり、カクノのMよりはぬるっと書けるという印象でした。
プレジールM > KACO RETRO EF > カクノMという順に好みの書き心地だと感じたので、私にとってはかなり使いやすい万年筆です。
まとめ:KACO RETROは低価格なのに質のいい万年筆
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デザインの可愛らしさで思わず手に取りましたが、かなり使い心地のいい万年筆でした。
コンバーターが脆そうなので心配ですが、欧州規格のコンバーターを試しに刺してみたら使うことができました。もしコンバーターが壊れてしまったらペリカンやシュナイダーなどの欧州規格コンバーターで代用できそうです。
見た目も使い心地もよかったので追加購入しましたが、レトロ感のあるカラーバリエーションがたまらないので今後も更に本数が増えていきそうです。
もし機会がありましたら、ぜひ試してみてください。
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